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死にゲーとF2Pはとても相性が良さそうだけど。無料モバイル版『ELDEN RING』がじっくり開発中

噂の域を出ないが、神ゲーでお馴染みの『ELDEN RING』のモバイル版リリースプロジェクトが少しずつ動いているという。それがいつリリースされるのか、そもそも現在の進捗はどれくらいなのかについては一切が不明だが、とにかく開発中であるというニュースが浮上している。

『ELDEN RING』の基本プレイ無料モバイルゲームをテンセントが開発中との報道 (ign.com)

また、今回の移植を手掛けているのは中国の大手テンセント社であり、移植にあたってはF2Pでの提供を予定しているらしい。個人的にF2Pのゲームはあまり好みではないのだが、いわゆる「死にゲー」と基本プレイ無料というのは極めて相性が良いと思っている。

1日あたりにプレイできる残機数を設定し、そのクレジットを使い切ったらその日の無料プレイ期間はおしまい。明日またクレジットがチャージされるまで待つか、有料のコインを買うなどしてクレジットをリチャージできるような形態であれば、個人的には好ましいと感じる。

というのも、そもそも現在主流のF2Pはゲームそのものは無料でプレイできるが、コスメアイテムやガチャ、あるいはそれらへのアクセスを容易にするシーズンパスの購入を促すものであり、ギャンブルめいていて好きになれない。

一方で上記のようなクレジット制のF2Pであれば、古き良きゲーセンのような、より多くゲームそのものを楽しむためにコインを投入するという、本質的な体験に課金ができるため、親しみが持てる。純粋にゲームを遊びたい人だけが、遊びたい分だけ課金できるという仕組みのため、無尽蔵にお金を注ぎ込む余白がないのが好ましいのだ。強いていうなら、最近主流の漫画アプリのようなビジネスモデルに近いかもしれない。

結局のところ、F2Pという仕組みが悪いのではなく、基本無料でありながらイタズラにプレイヤーの射倖心を煽る無駄な仕組みが個人的に嫌いなのだ。

モバイル版『ELDEN RING』はどのような料金形態になるのか、そもそもリリースまで辿り着けるのかはわからないが、テンセントはもちろん、フロム・ソフトウェアにとっても好ましい形でモバイル版が実現すれば幸いである。

ELDEN RING | エルデンリング

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