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【バドミントンインターハイ2023】女子シングルスは昨年の世界ジュニア王者宮崎友花選手(柳井商工高校2年)が春の選抜に続き優勝。気迫の全集中で歓喜のフィナーレを飾る。

インターハイ2023最終日。
前日の団体戦に続き、宮崎友花選手(柳井商工高校)がシングルスで初優勝を果たし、団体戦、シングルスの2冠を達成した。

優勝が決まり、笑顔で観客席に応える宮崎選手。

ダブルスでは無念のベスト8。3冠達成ならず。

プッシュがネットにかかりゲームセット。コートに倒れ込む田口選手。

団体戦・シングルス・ダブルスの3冠を目指したが、女子ダブルスではミスが目立ち、再三のチャンスを活かせず、ベスト8で終わった。

敗戦後、ダブルスのパートナー田口真彩選手がシングルスの宮崎選手をしっかりサポートしているのが印象的だった。

本職のシングルス。敗戦をバネに。

6月のインドネシアで開催されたアジアジュニア選手権ではベスト8。

7月の地元山口県で開催されたアデリーカップもベスト8。

春の選抜を終えてインターハイまで国内外の敗戦をバネにインターハイ初優勝を見事掴み取った。

決勝戦 底力を見せつけたファイナルゲーム(3ゲーム)

決勝のスコアシート

2ゲームは山北奈緒選手(ふたば未来学園高校)の精度の高い攻撃が決まり、山北選手が取り返す。

ファイナルゲーム(3ゲーム)の前半はシーソーゲームの展開。
ところが宮崎選手が9点を取った辺りから怒涛の攻めを見せる。

サイドラインギリギリのクロススマッシュを左右に決めて、チャンス球も見逃さずに落ち着いて決める。
山北選手も同様にラインギリギリのスマッシュを決めに行くが、宮崎選手が地面スレスレでレシーブ。切り返され反撃に合う。山北選手も負けじとダイビングレシーブを試みるが、あと一歩がどうしても届かない。

むかえたマッチポイント。
宮崎選手がストレートスマッシュを打った後、ペアピンで山北選手の足が止まり、インターハイ初優勝を決めた。

シングルスでは惜しくも敗れた山北選手だが、ダブルスではアジアジュニア王者の格を見せて見事優勝。この日、ダブルス、シングルスの両種目で準決勝、決勝合わせて4試合10ゲームを戦い抜いた。インターハイ2023全種目の最後を飾るにふさわしい試合内容だった。

山北奈緒選手

9月は、インドネシアマスターズI 2023、全日本ジュニア、そして昨年優勝した世界ジュニア選手権2023と連戦が続く。

大会お疲れ様でした。
宮崎選手、優勝おめでとう‼️

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