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どこがすきなの

こんばんは。ちかです。

恋人、私のどこが好きなのかなあ。
文章ごちゃごちゃぎみです。

半年と少し。一般に見てどうかは人次第かもしれないけど、学生で半年ですと聞くと、「真剣だね」「本当に馬があっているんだね」というにはまだ短いかなあと思う。

個人的には、日常にすんなり入り込んでくれて、もう半年か、まだ半年か、不思議な気持ち。落ち着いたお付き合いはできていると思う。何もないというには小さな「話し合い」が積み重なっているけれど、関係を揺るがすようなものはいまのところない。…はず。

何より、その都度話し合えているということが素晴らしいことだと思う。特にずっと恋愛で課題にあげていた「思ったことが言えない」を解決してくれて、恋人に頭が上がらない。(だから話し合いが存在するんだけど)
だって、話し合いのたび、また、何かちょっと言い過ぎかもしれないけど気になるからちゃんと言おう、と思ったことを伝えるたび、恋人は「言ってくれてありがとう」「気づかなくてごめんなさい」という言葉をくれるのだ。伝えるか悩んでいることがあってもぞもぞしている時も(気づくのに時間はかかるが)気づくと「言って、お願い」とちゃんと伝えられる安全性をくれる。怒られたこともないし、叱られたこともないし、責められたこともない。
これが実現するのはやさしさ、思慮深さ、誠実さ、そして彼の穏やかさ。それらが、綺麗で純粋なままでいて、と願い続けている。


そんな半年を過ぎ、友達の時よりはそりゃ心身ともに距離が近くなったなあと思うけど、踏み込めないところだって、もちろんまだまだある。久しぶりに10年来の友人に会ってあれこれ話していると、私がまだ恋人との距離にかなり節度を持っていることを自覚する。猫被り、というほどではないけれど。

でも、何度だっていうけどパートナーとして理想だとずっと前から思っていた。思っていた通りで、今でも私は彼とずっと一緒にいれたらいいなって思っている。大きな問題になる前に話し合って不安感を解消できて、生きていく上で大切にしているものが(多少のずれはあれど)大体一緒で、優しい。その彼の素晴らしい部分だけで私側の「一緒にいたい」はそれなりに保証される。

だから、節度のある付き合いと、この私の気持ちはかなり分離している。将来のことをどれくらい真剣に話すのか、将来二人はどうなっているのか。話したいことは山ほどあるし、聞きたいこともいっぱいあるのに、その素振りを見せたり、そのような話をすることはまだそこまで多くない。

それを話し出せないのはもちろん7ヶ月という期間もあるし、それよりも大きいのは私が「彼が私をどれくらい好きでいてくれるか」を知らないからだ。
だって、やっぱり世界で一番でいたいんだ。結婚するなら、私を理解し愛してやまないメロメロな人だったらどれだけいいかと、考える。特別でありたいし、「永遠を誓うくらい好き」と包含するのでなく、どうしてそう思ったのかも知りたい。

もちろん恋人は、だいすきと可愛いをくれるので私のことを好きでいてくれているとは思う。ううん、思う、とふわっと言うと失礼なくらいにはちゃんと愛情表現をくれる。繋いだ時の手の強さやエスカレーターでのハグのような仕草でも、別れるとしたら私の愛想が尽きたら、いつも可愛くてたまに綺麗、大好きだよ、幸せだよ…と貰う言葉でも。

でも、その重さも、深さも、理由も知らない。
そして私はそれを知りたい。永遠を誓える?今までの人生でどれくらい夢中になってる?彼の人生の中で私はどれほどの存在?
とっても重たいことはわかってる。でも、だからこそ知りたい。
君にとって私は何者?どこまでを伝えて良くて、どこまでがお節介で、何だと愛情不足になる?

これはずっと前から思ってた。我慢というほどでもないけど気になっていた。最初は愛情表現なんてしないと思っていた恋人が色々言ってくれるのですごく嬉しくて、その後は言葉よりも普段の態度で好いてもらっているので嘘では無いことはわかっていて、そんなこんなで好いてもらってるならいいやと言い聞かせてきたけど、最近は目を瞑れなくなってきた。

感情には起因となる源があるはず。どういうところを特に好きでいるのかとか、どんなところを気に入って、どういてほしいかとかは必ずあるし、それによって、どれくらい真剣に将来を考えているかとか、将来を考えるにあたってどんなところを重視していて、どんなところがいいなと思っていて、どんなところが改善されたらもっといいと思っているかとか(本人にはとても言いにくいけど)がわかってくると思う。私はそれを知りたい。浴びるほど聞いたっていい、毎日重くたっていい、聞きたい。私ができることは努力していきたい。
でも、RADの「そっけない」じゃないけどさ、うつつを抜かすほどは暇じゃないんだ。

全部知ってもいいことはないということも知ってる。でも、せめて将来のことはさておいて、私が彼にとってどう見えているのか、どんな彼女として受け入れられているのかは気になるし、知りたい。知ったら私がそれに縛られるかもしれないけれど、知らないで何が好きなのかをふわふわさせている状態よりはやりようがある気がしてしまう。
そして、どこが好きかわかったり、どこを可愛いと思っていてくれているかを知ることで、これまで貰ってきた彼の「好き」「かわいい」をもっと信頼できるし、ふとした時の「これは踏み込んでいいのかな?」と悩むことが減る…気がする。


じつのところ、何度かどこが好きなの?って聞いてみたことはある。でも、「どこだろう、あまり言語化してないからわからない」みたいに毎度はぐらかされて、答えてと圧をかけると「しっかりしてる、かしこい、かわいい」が返ってきたのが2度ほど。

舌が肥えている…という表現が正しいか分からないけど、私は友達に褒めていただいたり、自分で自分の好きなところを言語化したりするのが癖なので、(不遜を承知で)一般に言われることしか言われないとちょっと寂しい。わがままなのは分かっている、、。

でもほしい。私のことをどう思ってるのかストレートな言葉が。言語化してないならしてくれよと思っちゃう。


ああ、でもほんとうは分かってる。
私みたいに思ったことを文章を書くタイプじゃない。口にしてくれてるだけで、彼としては最高得点超えて努力値の限界点だろう。
その上、私が得意で好きでやってることを、苦手意識がある彼がやれだなんてきっとハードルが高い。私だったら意固地になってもっとやらなくなる。高望みしすぎ。チャレンジングすぎ。


だから、いいの。こいびとへは言わないつもりで、ここで昇華させてね。



こいびとへ
ひとつひとつの愛情の言葉をすごく丁寧に受け取っています。いつもありがとう!



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