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●完全版:4/22(月)◆単行本原稿(最後の第4章です)日本が、分裂もせず、この数千年間も平和だった理由は、これでした

割引あり




◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆
ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2024年4月22日(月)号
No.4884

毎朝、早朝5時に、全世界に向けて2つの配信スタンドから、
合計約5200部を発行(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、上部に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島
社新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけ
でなく、人としての生きかたを考えます。なんともユーモ
ラスな文体が人気のようで……。


本日の「完全版」は、100%掲載です。

本日の「短縮版」は、後半部分の大半を短縮しております。

(毎回、後半部分に大切なことを書いている場合が多いため、
もし全文をご希望のかたは、後述のnoteをご利用下さい)。

ところで、本文全体の著作権は山田博士にあります。
今後も、皆さんのために活動したいので、コピーや転送など、
法に触れる行為は、絶対にお止め下さい。

皆さんには関係がないと思いますが、よろしくお願いします。

本日も1日、お元気で!




やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつもその
方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





▼本日の目次▼

【1】

今回は、単行本にするための書き下ろし原稿です。前回に
続いて、今回は、最後の「第4章」です。お楽しみに!

【2】

あなたやあなたの家族を命懸けで救う、山田博士作品集

まだご覧になっていないかたのために、先日の内容を、再度、
案内しています。

★予防接種、この種類だけは接種してはいけない!
(即実践・第25話)

~子どもだけじゃなく、65歳以上に公費助成された「肺炎
球菌ワクチン」。その添付文書にある凄まじい副作用の内容
をご存じか~

【今回は、期間限定ですが、「衝撃価格」で、お譲りします】






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【1】

今回は、単行本にするための書き下ろし原稿です。前回に続
いていよいよ最後の「第4章」です。お楽しみに!

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「日本食」が世界を平和にするこれだけの理由

(第4章)

日本が、分裂もせず、この数千年間も平和だった理由は、
これでした

~世の指導者たちよ、武器を捨てよ、人の心を持て。報復の
繰り返しが、双方の人民たちを涙漬けにし、もはや勝者も敗
者もない。真の統治者たる者は、数千年間も、国内で分裂も
せず平和を続けてきた日本の歴史の素晴らしさを学ぶべきじ
ゃないのか。そしてその基盤には、「日本食」があることを~


【目次(概略でもあります)】

★第4章(1)

この歌のように、過去の人類の歴史は、「悲惨な戦争」の繰
り返しだった。でも、人間以外の獣たちに、こんな歌が作
れるだろうか。このような歌が作れるのは、人間に、まだ
「人間の心」があるからだ……

★第4章(2)

この日本という国が、世界の国たちとは180度異なって、
国民同士の殺し合いもせず、互いに技術を磨き、精神的にも
落ち着いて分断もせず分裂もせず、この数千年間も平和で
過ごしてきた事実。それを、いまこそ全世界の人たちに知ら
しめたい。そして全世界の人たちは、それを知るべきだ……

★第4章(3)

ある医師の言葉。「うちには3歳の娘がいます。何か甘いも
のはないか、リンゴか何か果物はないか……と、ずっと聞い
てくる。でも私は応(こた)えてあげられない。食べものが
足りない、お米しかない。信じられますか。1日に一度しか
食事ができない」……







★第4章(1)

この歌のように、過去の人類の歴史は、「悲惨な戦争」の繰
り返しだった。でも、人間以外の獣たちに、こんな歌が作
れるだろうか。このような歌が作れるのは、人間に、まだ
「人間の心」があるからだ……




ここまで、さまざまな現実を述べてきた。

この第4章では、いよいよ「日本食」が世界を平和にするこ
れだけの理由……について、まとめてみることにしたい。

再度述べるが、過去の「人類の歴史」は●●だった(●●は、
あとの「設問です」をご覧下さい)。

いや……大失敗だった。

まず、その事実を人類全員が、再認識することから、スター
トすることにしよう。

先述したように、卑怯(ひきょう)にも、武器も持たない子
どもや女性、老人、障害者たちを平然と殺戮することは、そ
こになんの正当性もない。

いや、それどころか、ほかの生きものたちとは異なり、人間
には自分の肉体を使って相手を傷つけるには軟弱すぎる。

そのため、相手の目を見ずに、表情を見ずに、自分のチカラ
を使わずに、「隠れた場所」から、武器という道具で相手を
傷つけることになる。

何度も言うが、そのような「卑怯な道具」を使う知恵を与え
られたため、それを制御する「理性」というものも、人間は
同時に、与えられたわけだ。

それらは、誰でも、生まれながにして持っている。

もしそうでなければ、相手も自分も同時に倒れて、「敵も味
方も、みんないなくなった」……という結果となる。

★★★

そのあたりが、ほかの獣(けもの)たちと、大きく異なって
いるところだ。

もしそれを忘れれば、即、「獣の世界へ仲間入り」となり、
人間のような、ひ弱な体力では、どの獣と戦っても負けるこ
とになるだろう。

そう、獣たちの個々の戦いとは異なり、人類が武器を持って
戦えば、大量虐殺がいとも簡単に可能になって、人類の歴史
は、即、「歴止」になるだろう。

もし、宗教の違いや人種の違い、地域の違いなどにより、平
気で他者を殺すことが許されるならば、理性を与えられたは
ずの「人類の存在価値」は、もはや消え失(う)せたことに
なる。

ぼくたち人間は、もうこの地球上で1日も「生きることが
許されない」存在となるわけだ。

ただ、いまからでも遅くはない。

もし、それでも人類がこの地球という小さな星の片隅(かた
すみ)で棲(す)まわせてもらいたいのであれば、ぼくたち
に残された選択肢は、ただ一つ。

本書で述べている内容を実践すべきだろう。

その意味で、本書を、注意深く読み進めてほしいと願って
いる。

★★★

ところで、その前に下記の歌を、全員で口ずさんでほしい。

いまの歪(ゆが)んだ世界にあっては、全人類に口ずさんで
ほしいと願う。

下記のアドレスから、実際に音楽を聴くこともできる。

人類がいかに愚かだったかを、再認識してほしいのだ。
そして、もう二度と同じような悲惨な歴史を繰り返さない
こと。

これ以上、地上に涙をこぼさないために、けっして言い訳
は言わず、いま全員で、本書で述べていることを実践する
こと。

そうでなければ、本当に、「歴止」となる。

★「悲惨な戦争」 

歌:ピーター・ポール&マリー
日本語訳詩:レモン鈴木

→ https://youtu.be/lZFzmsRKLnk
(音が飛び出します。当初の音量に気をつけて下さい)

The Cruel War is raging, Johnny has to fight
I want to be with him from morning to night.
I want to be with him, it grieves my heart so,
Won't you let me go with you?
No, my love, no.

悲惨な戦争にジョニーは行ってしまう
私は1日も離れたくないのに
いつも一緒にいたいのに
あなたについて行きたいの
いえ、それは出来ないことね

Tomorrow is Sunday, Monday is the day
that your Captain will call you and you must obey.
Your captain will call you it grieves my heart so,
Won't you let me go with you?
No, my love, no.

明日は日曜日、そして月曜日になれば
そう隊長の招集に従わなければならない
あなたが召集されて行くなんて信じることはできない
あなたについて行きたい
いえ、それは出来ないことね

I'll tie back my hair, men's clothing I'll put on,
I'll pass as your comrade, as we march along.
I'll pass as your comrade, no one will ever know.
Won't you let me go with you?
No, my love, no.

髪を束(たば)ね、軍服を着て
あなたの仲間のふりをして一緒に行進するわ
あなたの仲間のふりをすれば、誰も気が付かないはず
あなたについて行きたいの
いえ、それは出来ないことね

Oh Johnny, oh Johnny, I fear you are unkind
I love you far better than all of mankind.
I love you far better than words can e're express
Won't you let me go with you?
Yes, my love, yes.

Yes, My Love, Yes.

ああジョニー、
私はあなたに冷たくされたくない
私は世界の誰よりもあなたを愛している
言葉に出来ないほどあなたを愛している
あなたについて行きたい
いいわよね、いいと言って・・・

★★★

この歌のように、過去の人類の歴史は、「悲惨な戦争」の繰
り返しだった。

でも、人間以外の獣たちに、こんな歌が作れるだろうか。

このような歌が作れるのは、人間に、まだ「人間の心」が
あるからだ。

人間であり続けたいなら、もう、止めよう。
獣より愚かなこのような行為は、もう止めよう。

いったい、戦争で、誰が笑うというのだろう。

おそらく、武器商人や死の商人であり、その背後で密(ひそ)
かに世界支配を常にねらっている「暗黒の勢力たち」だけだ
ろう。

戦争は、以前の章でも述べたように、「最大の環境破壊」で
あり、人間以外の生きものたちをもいっしょに巻き込み、
すべての地球上の生きものにとっては、何一つ、利益になる
ことはない。

そう、勝者も敗者も、みんな……いなくなる。

そこで、「日本食」が世界を平和にするこれだけの理由を、
改めて、下記で述べて行くことにしたい。

いまこそ、日本の「出番」なのだ。

いま、世界へ、日本が出なくては、いつ出るのか。

もちろん、「日本食」だけじゃなく、日本の文化そのもの、
そして日本が過去に分裂などせず、みんなでいっしょに現在
まで歩いてきたこと。

それらの理由を、ともに学んでほしい。



★第4章(2)

この日本という国が、世界の国たちとは180度異なって、
国民同士の殺し合いもせず、互いに技術を磨き、精神的にも
落ち着いて分断もせず分裂もせず、この数千年間も平和で
過ごしてきた事実。それを、いまこそ全世界の人たちに知ら
しめたい。そして全世界の人たちは、それを知るべきだ……


序章から第3章まで述べてきたことを振り返りながら、述べ
てみることにしよう。

まず、「日本食」、そして「和食」の特徴を、改めてお伝えし
たい。

本当は、本書では「和食」という言葉でまとめたかった。

でも、あえて「日本食」という名前にしたのは、「日本」と
いうキィワードを、この際、大きく前面に出したかったため。

いまこそ、再度言うが、日本の出番なのだ。

この日本という国が、世界の国たちとは180度異なって、
国民同士の殺し合いもせず、互いに技術を磨き、精神的にも
落ち着いて分断もせず分裂もせず、この数千年間も平和で
過ごしてきた事実。

それを、いまこそ全世界の人たちに知らしめたい。
そして、全世界の人たちは、知るべきだ。

細々(こまごま)とした言い訳はせず、ただ日本の真似を
してほしい。

そうしたいために、あえて「日本食」という言葉にした。

★★★

また、「日本食」と言えば、いま日本国内で日本人が食べて
いる食べもの全般を指すことになるが、「和食」の場合は、
もっと深く、伝統を尊重し、自然を大切にするような深い意
味あいがある。

四季折々の変化を楽しみ、そして豊かな資源を生かし、 正
月のお祝いから結婚や葬式まで、さまざまな行事が、この
「和食」を食べることで、味わえる。

温かい木の器(うつわ)や、箸(はし)を用いて、ふだんか
ら自然の大切さを味わう「和食」は、本当に素晴らしい。

ちなみに、箸だけを食事に使うのは、日本だけだ。

中国や朝鮮半島の国などでは「箸と匙(さじ)」を使うが、
日本では、食事をするのに、ふつう匙は使わない。

しかも、家族で、みな自分の使う箸が決まっているのも、世
界的には珍しい。

ま、そのために、本書では「日本食」と呼んではいるが、そ
れらの違いを確認したうえで、とりあえずは「和食」と「日
本食」を、ほぼ同じような意味で使うことにしたい。

★★★

日本は、周囲を海に囲まれ、国土の75%を山林が占めている。

そうした温暖で湿潤な気候風土に恵まれた中で育(はぐく)
まれた食事。

そのため、日本人の食卓には、海から、里から、山から、四
季折々にさまざまな食材が運ばれてくる。

そして、それらの食材、そして料理を、神のように敬(うや
ま)い、その恵みに、子どものころから感謝する心が育つ。

幼いときからのそうした体験こそが、他者を傷つけることな
く、人間だけじゃなくほかの生きもののすべてのいのちを労
(いたわ)る心を育むのだ。

まさに、「日本食」こそが、戦争に結びつけない心を作るわけ
だ。

そして、こうした自然を敬い、感謝する心が「日本食」が基盤
にある「日本文化」を大きく育ててきた。

それらが、いまの日本の技術にも生かされている。

ただの技術の発展じゃなく、相手を思い、自然を労る気持ち
が本当の技術を発展させる。

そこには、二酸化炭素が増えるとかナントカの欧米視点など、
端(はな)から存在しない。

だって、「日本食」、そして「日本文化」には、当初から、環
境を大切にするという基盤があるからね。

いや、それが無くては、「日本食」、そして「日本文化」そ
のものが存在しない。

★★★

「和食」、そして「日本食」には、まず、良質な水が存在し
なくては始まらない。

そう、そこに、環境をいつも考える下地がある。

日本では先祖サンたちが必死になって森を守り、海を守り、
水を大切にしてきた。

欧州のように、人間の排泄物を都市にそのまま垂(た)れ
流すような愚かなことはしない。

それらは再び、近郊の畑に戻され、そして作物を都市に運ん
で、再び土地に返される。

このような「循環構造」が、ごくごく自然に行われてきたの
だ。

江戸時代、近郊の農民たちは、江戸の長屋の大家から住民の排
泄物をいただき、それを近郊の畑で育った作物と物々交換を
していたのだ。

そのような国が、世界に一つでもあるだろうか。

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