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EXILIM - オールドデジカメが流行っているらしいので、使ってみよう。

「CASIO EXILIM ZOOM EX-Z250」
私が小さい時から、親がずうっと使っていた機種である。小さい時の私の写真は、ほぼすべてこのカメラによって撮られてきた。

私がカメラ好きに育った今、そしてオールドコンデジが流行しているらしい今、親から借りて、もう一度使ってみよう。


スペックとしては
・910万画素
・CCDセンサー
・35mm換算 28~112mm
・ワイド端でf2.6

という感じで、私としてはけっこう良いもんだなと思うのだがどうだろう。
発売は2008年だそうで。 15年前のカメラということになる。せっかく古いコンデジを使うなら、CCDセンサーを採用しているものがよかろうと思う。

CCDセンサーは主にカメラオタクからの人気が高く、これを採用しているデジカメは少し値段が高騰気味という噂も。


シャッターボタンを押してからのシャッターが切れるまでのラグがあったり、撮影後の処理が長かったり、そもそも動作がもっさりしていたりという欠点もあるが、写りに関しては割といいものが撮れているというか、「オールドコンデジ」に期待しているずばりな絵を出してくれる感じがある。もちろん条件の良い時の話ではあるが。

あまりこのカメラに言及している記事もなく、中古市場でもあまり見ないわけだが、ヤフオクを注視していれば1500円くらいで買えるんだろうか。

なにせ情報も作例も少ないわけである。この記事を見て買ったという人が出てくると嬉しいわけだが、そもそも市場に出ないわけなのでそんなこともなかろう。もし買ったという人がいれば、コメントを残してくれ。


いい写真だ

今回の写真はLightroomで編集をしている。だが、あくまで「補正」の範囲にとどまる軽微なものにとどめているから、安心していただきたい。

むしろ、Lightroomで編集をすればこれらの写真のようになる、あるいはもっといい写真になる可能性すらあるのだ。

仕舞っていたのを引っ張り出してきたときには、そんなに期待していなかったわけだけれど。 実際スナップくらいにならどんどん持ち出したいなぁ。ハーフサイズのフィルムカメラを使うくらいの気安さで。失敗しててもいい場面で。幸い、このカメラはデジタルなんだから、半永久的に撮れる。


比率はコンデジらしく4:3だ。この比率を皆さまはどう思うか。今の基本は3:2だと思うのだが、なぜかiPhoneは4:3の比率である。iPhoneに馴れている今どきの人には、コンデジは余計に撮りやすいのだろうか。私はiPhoneも3:2を採用してほしいとずっと思っている。


このカメラは、基本的に厳しそうな場面には厳しい。逆光とか反射とか、そういうのだ。とくに反射を撮ろうとしたら、画面にとんでもないノイズが出てまともな絵は得られなかった。これもオールドコンデジの愛嬌だろうか。


フィルムの流行りも価格上昇で終わりに進むような気がしているから、次はオールドコンデジが流行るのだろう。今回紹介した「EXILIM EX-Z250」は、デザインがいいとか特に人気が高いということもないけれど、だけれどオールドコンデジに期待する物は全て持っているだろう。中古屋で見かけたら、ちょっと悩むぐらいしてもいいかもしれない。


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