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神戸元町スナップ街歩き / NikonZ50

Z50に16-50 f3.5-5.6を付けて、いざ神戸元町へ。

日没時刻が早くなってきた秋の神戸には、すでに半袖の人間がほとんどいない秋の景色が広がっている。


神戸元町は、一見スナップしずらい街に見える。スッキリとしていて、綺麗な街並みだからだろう。しかし、一つ路地を見つけると、とたんにスナップの楽しい街になる。やはり私はゴチャゴチャとしたところを撮りたいのだ。


なぜか縦写真ばかり撮っているのはなぜだろう。都会は縦に長いからだろうか。


足元に小さな赤い実を見つけ近づくと、その近くにこれまた小さい花が見えた。「ハゼラン」というらしい。かわいい花の形をしている上にとにかく小さい。好きな花だ。名前を覚えておこう。


電線はかっこいい。電線マニアみたいな人に話を聞いてみたいけれど、きっと意味不明なほどマニアックな話をされそうだ。それなら、電線"撮影"マニアあたりに話を聞いてみようか。


今回使っているのは、 "Nikon Z50" とそのキットレンズ "Z 16-50 f3.5-5.6"のコンビ。両方とも軽く小さいため、どこへ行くにもとりあえず荷物に入れておこうと思える。デザインもミラーレス一眼をそのまま小さくした感じ。

広角16mmを使って都会を撮ると、迫力が出るので好きだ。開放で撮ると周辺減光がえらいことになるが、それはこのレンズの良いところでもあるだろうと思う。


広角で真上を撮る。良いスタイルだ。


いよいよ日暮れである。路地に光が入らなくなり、ビルの上方のみが強く照らされ、空はグラデーションの美しいものになる。

「元町ヱビス」の看板を中心に置いて、元町を、あと少しだけ撮り歩く。


ソロソロ帰ろうかと時刻を見ると、ちょうど満員電車のピークくらいの時間だった。乗ろうとした列車を一つ見送って、もう暗くなった街を車窓に見ながら、とぼとぼ帰路に着くのだった。

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