センスが問われるお悔やみの言葉チョイス☝️

父の逝去に際して、色々な方からお悔やみの言葉をいただきました。その人と故人との関係性もあるので、もちろん正解など無いのですが、それでも受ける印象は様々でそれはとても興味深かったです。

まず、違和感満点だったのがこちら↓

「ご愁傷様でした。」

葬儀屋さんとか業者の人が言うやつ…苦笑
または刑事が被害者家族に言うやつ…←テレビの見過ぎ

適切な言葉であることは承知しているものの、もう少し言葉選べなかった?とか思ってしまう(笑)
普段親しくしている人であればあるほど、妙に事務的でこんなに冷たく響く言葉もないなぁと感じました。
お悔やみの時以外でも日常会話の中で気の毒な気持ちを軽くからかうノリで使うからなのかしら…?間違ってないのに、何故か残る違和感。

父の逝去を知らせる順番としては、まず身内で、それから葬儀などで不在にする職場でしょうか。
職場の上司たちはさすがの対応で、速やかかつ無駄のない簡潔な文章で、さらには業務のことは気にするなというお心遣いまで1ミリの違和感もない完璧なものでした。
それはセンスだけでなく恐らく経験で培われたものなのだろうと推察します。

1番スタンダードなのが、こちら↓

「心よりご冥福をお祈りいたします。」

「心よりお悔やみ申し上げます。」

仕事関係から友人まで、多くの方からかけていただいた言葉です。
今まで何気なく使っていましたが、“冥福”という響きに惹かれ調べてみました!“冥”は深くて暗いといった意味があり、死後の世界を指すそうです。“福”は幸せを表すため、つまり「ご冥福をお祈りします」は「死後の幸せをお祈りします」という意味になるそうです。従い、霊前や棺の前で故人に対しかける言葉になるとのこと。遺族に対しては、「故人のご冥福をお祈りします」が正しいようです。まー、どっちでもいいですけど!(笑)“ご愁傷様”にはケチをつけるのに、“ご冥福”はどっちでもいいとはどーいうことだ?!と言われそうですが、感じ方だけの話しなのでご容赦ください🙏

日本語って本当に奥が深くて美しい。だからこそ、正しく相手に届くように使いたいですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?