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オススメの映画「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」について思うこと

ステイホームで暇すぎる!!!と思ってるあなたへ。オススメの映画を紹介します。それは、

「スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて」

です。私がはじめて見たプリキュア映画でした。しかし正直見る前は「言っても女児向けの作品だし、まあかわいいキャラクターが見れればそれでいっか」ぐらいに思ってました。しかし、そんな気持ちを余裕で超えてくる程の出来で、気づけばギャン泣きしてました笑。でもスタプリのことなんか1ミリも知らないしなんならプリキュアも知らないよ。なんて方も多いと思いますがご安心ください!この映画、ファンの評価はもちろんプリキュアに詳しくない映画ソムリエの皆様にも高評価!ネットで評判を調べてみるとそれが分かると思います。

おおまかなストーリー

プリキュアメンバーであるひかるとララは未知の生物“ユーマ”と出会います。しかし言葉が通じないためコミュニケーションをとることができません。それでも二人はユーマのことを理解するために3人でいろいろなところへと冒険します。その冒険先も現実世界における世界各国の観光地や絶景スポットで、綺麗な作画で描かれるそれはひかるたち3人と同じようにこちらもホレボレする程でした。これ以上書くとネタバレになってしまうのでここまでにしますが、終盤“宇宙ハンター”なるものが現れてユーマを連れ去ります。今までであればこの宇宙ハンターを倒し、ユーマを取り戻してハッピーエンドだったでしょう。しかしスタプリはそうはいきません。この映画の見所は戦闘シーンでは無く、クライマックスの……真相はぜひ映画をご覧下さい!戦闘で事件が解決するわけではないというところも私がこの映画の好きな部分ですね。

そもそもスタプリのテーマとは

ここでテレビ本編のスタプリを少し紹介させていただきますと、このスタプリの舞台は“宇宙”で、様々な星を訪れながらそこに住む個性豊かな宇宙人達と交流し12星座のスターカラーペンを集めるという物語です。主人公である星奈ひかるが好奇心旺盛で特に宇宙人に対して好意的なため、割と普通にプリキュアメンバー達と宇宙人が打ち解けあっています。この宇宙人というのは現実世界で置き換えれば、自分達とは別の文化で生きてきた人、つまり外国人とも見てとれますが実際は、

自分とは別の文化、環境、コミュニティで生きてきた人達全般

のことを描いているのかなと思いました。それらを宇宙人で描いているのはとてもうまいですよね。クラスのちょっと変わった子とかでは無く、街を破壊する敵キャラクターでも無く、宇宙人。子供達からしても宇宙人が私たち地球人とは違う生態で、価値観で当たり前で、それを主人公星奈ひかるも自然に受け入れている。そう、

違うことが当たり前の世界を描いている

んですよね。これは宇宙人だけでなくプリキュアメンバーそれぞれも一人一人環境が違うことを丁寧に描いています。それでも彼女たちはお互いを認め助け合い、チームとして戦っていきます。

この、スタプリの“価値観の多様性”の描き方に惹かれて1年間楽しく視聴できたのだと思います。それとひかるちゃんの声も性格もすっごい好きなんですよね。

しかし、映画に登場するユーマには言葉は通じないどころか、生きてきた文化や環境もありません。生まれたての存在です。そんなユーマとどう心を通わせていくのか。その答えをぜひ映画でご覧下さい。

見終わった後で

映画のストーリー紹介の部分でもいいましたが途中3人で世界各国を旅します。その時の作画が綺麗のなんの。人生でいつかいってみたいと確かに思わせる程のものでした。それと同時にこの美しい景色をいつまでも残したいと思いました。この感情を映画のクライマックスまで持っておくともっと感動できると思います。

宇宙が舞台のスタプリからの、

私たちの地球はこんなにも美しい!

というメッセージ。この思いはちゃんと次なるプリキュアへと受け継がれていきました。狙っていたとしたら脱帽です。いつか出会うかもしれない宇宙人に私たちの地球を自慢できるように、美しい景色を守っていきたいですね。


それでは今回はこのへんで。おやすみなさい。


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