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【2024年NISA】ジュニアNISAが終わる前に知っておきたいこと


 ジュニアNISAとは

ジュニアNISAは、未成年者を対象とした少額投資非課税制度ですが、2023年末で廃止されることになっています。 この制度は、子どもの教育資金や将来の資産形成を目的として、親や祖父母などの成人が未成年者の名義で投資信託や株式などの金融商品を非課税で購入できるようにしたものです。  


2024年以降の変更点

2024年以降は、ジュニアNISAの口座で新規の投資はできませんが、以下のような変更点があります。   


払出しの条件緩和

18歳未満でも非課税で払出し可能になります。ただし、一部だけを払出すことはできず、全額を払出すとジュニアNISA口座は廃止されます。 これは、子どもが大学進学や留学などのために資金を必要とする場合に便利です。


非課税期間の延長

非課税期間は成人まで延長されます。2024年以降は、継続管理勘定というロールオーバー専用の非課税枠に自動的に移管され、18歳になるまで非課税で保有できます。 これは、子どもが長期的な資産形成を目指す場合に有利です。


新NISAへの移管不可

ジュニアNISAで保有している資産は、2024年から始まる新NISAの非課税枠には移せず、課税口座に払出されます。 これは、子どもが成人した後に自分で投資を続ける場合に不利です。


まとめ

ジュニアNISAは、制度が廃止される前に投資しておくことで、家族で使える非課税枠を増やすことができます。 また、2023年中に成人年齢を迎える場合は、新NISAの口座が自動で開設されます。 ジュニアNISAのお手続きはお早めに!

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