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韓国遠征を気軽に楽しもう

アジアリーグで韓国遠征する人もそう少なくないのではないかと思い、今回1月にクレインズがデミョン戦でモクトンのリンクに行くということで、モクトンは比較的中心街に出やすいこともあって、買い物やグルメ巡りにうってつけの場所なのでありがちな情報ですが、私の好きなものも交えて少しご紹介します!

仁川空港と金浦空港→市街地へ

関東でいったら、成田空港と羽田空港のようなイメージで、仁川=成田、金浦=羽田のように、金浦空港のほうが都心に近く、羽田への乗り入れも多いです。
空港鉄道A'REX(エーレックス)か空港リムジンバス、タクシーの手段でソウル市内へ移動します。
★空港鉄道A'REX(エーレックス)

外国人もたくさん利用するので日本語でのアナウンスもあってとても便利です。
直通列車と一般列車に分かれていて、一般列車は各駅、直通列車はその名の通りノンストップでソウル駅まで直行してくれます。
一般、直通ともに時刻表や直通列車のチケットの買い方がこちらに詳しく書かれています。

このサイトを通して直通列車のチケットの事前予約も可能です!
発券は現地での機械で行いますが、日本語に対応しているので簡単に発券が可能です。

金浦空港から乗る場合は一般列車となりますので、このあと地下鉄編で紹介する交通カードを購入するか切符を購入してください!

★空港リムジンバス

リムジンバスは停留所がたくさんあるので、ホテル前で止まったり、繁華街で止まったりその点ではすごく便利です。
乗車時にバス停では荷物を預けて、引換券を受け取り、運転手には目的地を伝え、降りるときには荷物を預けていることを伝えて荷物を出してもらって……結構大変でした。
ただ、なんであのとき目的地を聞かれたんだろうって思ったら、私が外国人だからだったようでご丁寧に降りる前に私に向かってアナウンスしてくれたなんていうことがありました。バスの運転手は無愛想が多いし、運転荒いけど、心優しい方も多いです。
リムジンバスチャレンジする方がいたらぜひ!

韓国の地下鉄事情

一見入り組んだように見えますが、日本の地下鉄よりとっても簡単です!

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これは韓国の地下鉄の路線図ですが、号線毎に色分けされています。乗り換え時も壁沿いにずっと号線毎の色が書かれているのでそれに沿って歩けばあっという間に乗り換え完了。
ナビタイムのような検索アプリもあって、Subway Koreaが1番おすすめです。

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韓国行くときは必ずこのアプリを頼りに電車に乗っています。

また、T-moneyカードというPASMOやSUICAのような交通カードもあります。

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最近ではオリジナルのカードを作ることが出来たり、コンビニではキャラクターの絵が書かれた可愛いものもあったり、特にこだわらない方は券売機で韓国らしい絵柄のカードを簡単に手に入れることができます。
使い方も日本と同じで、いくらかチャージをして使います。
初乗り130円くらいでだいたいのところはどこにでも行けます。

1つ、どうしても慣れないのが「並ぶ」という習慣があまりないこと。
地下鉄に乗るとそれが良く分かりますが、どんなに乗り口の前に立っていても必ず抜かされます。そして、電車が降りる人が優先なんてことありません。まだ降りている最中なのに遠慮もせず我先にと乗ってきます。
乗り降りが多い駅だと挟まれたりして、私の友達は転落防止のドアと電車のドアの間に取り残されたことがあります。
そういうときだけは”日本のルール”は捨てて堂々と自分も負けじと乗らないと電車に乗れません。地下鉄は安いし簡単ですが、ある意味『戦場』ですね。

地下鉄以外で動くとするとタクシーです。タクシーは行き場所さえどうにかして伝えれば問題ありませんが、ただ『外国人はぼったくりにあう』これは念頭に置いたほうがいいと思います。必ず乗ったらメーターがあるか確認してください。
メーターがあっても見えないようにわざと隠すドライバーも見ます。そういうドライバーがいたら必ず降りる際に見せてもらいましょう。
タクシーも安いので気軽に使いがちですが、韓国といえど海外なので、気を付けてください。


★ちょこっと韓国語講座
『コンビニでT-moneyカードを買ってみよう!』
T-moneyカードを買うとき、コンビニによってはレジの後ろにあることがあります。
そのときはレジの人に、
「티머니 카드 주세요.(ティモニカドゥ ジュセヨ)」→「T-moneyカードください。」
と言ってみましょう!
ちなみに「〜주세요.(〜ジュセヨ)」=「〜ください」
例)「이거 주세요.(イゴ ジュセヨ)」→「これください。」(이거(イゴ)=これ)
「이거 주세요.(イゴ ジュセヨ)」って指差しながらとか使えば言いたいことは伝わります!
レッツ チャレンジ!

買い物袋事情

海外に行って、お土産を買うって言ったらやっぱり大型スーパーですよね!
韓国も大手のLOTTEやイーマートといったスーパーがあちらこちらにあります。
韓国のお菓子や、定番の韓国のりなどお土産にはうってつけのものがスーパーでは安く買うことができます。そしてついつい買いすぎちゃう。
そこで大事なのは『買い物袋』ですが、韓国では有料です!(確か5円くらい?)
そして必ず袋が必要かどうか聞いてきます。
最初は何言っているのか分からなくて「?」って顔していたら紙袋をもらったことがあって、ビニールが良かったので必死に訴えたところビニールをもらうことが出来ました。
今でもスーパーのレジに並ぶのは緊張します。

★ちょこっと韓国語講座
①「봉투 필요하세요?(ポントゥ ピリョハセヨ?)」→「袋はいりますか?」と言う人と、②「종량제봉투하고 종이봉투 어떤걸로 하세요?」→「ビニール袋と紙袋どちらにしますか?」と言う人がいます。

①で聞かれたらただたんに「袋いりますか?」と聞かれているので、簡単に「네.(ネ)」→「はい。」または「아니요.(アニヨ)」→「いいえ。」で大丈夫です。
これはコンビニで聞かれることが多いかもしれません。

②に関しては大型スーパーに行くと良く聞かれます。私も未だに聞き取れなくて、なんだっけ?ってなることがあります。
最初の長い「종량제봉투(チョンニャンジェポントゥ)」は韓国での指定ゴミ袋になっていて、ビニール袋でもらえます。
「종이봉투(チョンイポントゥ)」は紙袋です。
覚えられそうなほうを使うか、またはエコバッグを持って行ったほうがいいです。

いらなければ「아니요.(アニヨ)」
必要であれば「종량제봉투(チョンニャンジェポントゥ)」または「종이봉투(チョンイポントゥ)」です!

辛い物だけじゃない!?韓国、絶品グルメ!

韓国=辛い、というイメージが定着しているかと思います。辛いもの苦手な方にとっては韓国って行ってみたいけど食べるものがないとか、思っている方も少なくないと思います。
韓国にも、辛くない食べ物、ちゃーんとあります!
辛い物が苦手な方でも食べられる定番の韓国料理をご紹介します。
★神仙ソルロンタン

韓国って1人でご飯食べる習慣があまりないらしく(恥ずかしいとか?)、鍋料理や肉料理も2人前からだったりして、1人だとなかなか入れないお店もあります。
私は1人でも韓国に行くのでむしろお一人様文化が強く根付いてほしいと願ってるんですが、そんなお一人様にも優しいお店がこちら、『神仙ソルロンタン』
まずソルロンタンって何かというと、牛肉を長時間煮込んで作る白濁色のあっさりしたスープです。
私はここの餃子ソルロンタンが大好きで、ついてくるご飯をいつも直接入れて食べます。
しかも嬉しいのが24時間営業。
暖かい食べ物なので寒い時期はいつも並んでいますが、並んで食べる価値はあります。

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★タッカンマリ

タッカンマリは直訳すると「鶏1匹」料理名は「鶏の水炊き」だそうです。
直訳の名の通り、鍋に鶏1匹がそのままドーンと入れられた状態で持ってきます。
そこにジャガイモや餅などのトッピングを入れて十分に煮込んで、特製のタレ(自分で調節)につけて食べるだけ。
これがすっごく美味しいんです。見た目は衝撃的ですが、食べてほしい一品。

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そして、タッカンマリといったら東大門にあるタッカンマリ通りにぜひ足を運んでいただきたい。有名で美味しいお店が並んでいるので、どこに入ってもハズレなしだと思います!

★サムギョプサル

韓国料理といえば、定番中の定番。
じゃあどこに食べに行ったら良いのか、お店もあちらこちらにたくさんあるし正直分からない!という方へ。
私の個人的に大好きなサムギョプサルのお店をご紹介します。
東京は新大久保にもお店を構えておりますセマウル食堂です。
ソウル市内にもいろんなところに店舗があって、私の韓国人の友達もセマウル食堂を1番におすすめするほど。
サムギョプサルで、とりあえず迷ったらセマウル食堂に行ってみてください!
※辛いものが大丈夫な方はこのお店にある「7分豚キムチチゲ(7분 돼지김치찌개)」というものを召し上がってみてください!お店の看板メニューといっても過言ではありません。

★キンパ

キンパって海苔巻きでしょ?って思うじゃないですか。キンパは日本でいうとおにぎり的な存在で、ごま油が良く効いてて美味しいんです。
これをどこで食べるのが1番美味しいかというと、屋台です。
明洞や弘大や東大門、南大門といった場所は屋台が並び始めます。だいたいキンパを売ってる人っておばちゃんなので、まさに『母の味』

キンパだけでなく、チヂミ、おでんなどなどいろいろなものが並ぶので、食べ歩きもとても楽しいです!


辛い物が大丈夫な方へはこちら!

★タッカルビ

タッカルビとは、鶏肉と野菜をコチュジャン(辛味噌)で鉄板炒めしたもの。
そして韓国で食べるタッカルビといえばユガネ

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鶏肉と野菜を炒めたものを食べるのももちろん美味しいんですが、本当に美味しいのはこれから。

美味しいからといって完食しないでください。
少し残しておいてご飯を頼むのがポイント!
海苔やごま油などがかかったご飯が運ばれて、炒飯を作ってくれます!

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これが1番美味しいんです。


★ちょこっと韓国語講座
だいたいのお店は呼び出しボタンがないので、そのときは日本と同じように「すみません」と店員さんを呼ばないといけないのですが、お喋りしていたり、携帯をいじっていたり(コンビニ店員でもいます。良くある光景です。)忙しすぎて見向きもされなかったり。
そんなときはめげずにこんな感じで店員さんを呼んでみましょう。
「저기요~!!!(チョギヨ〜!)」→「すみませーん!」
おばちゃんが多めの食堂では「이모!!!(イモ!)」→「おばちゃん!」と親しげな呼び方なのでこれでも大丈夫です。
注文は指差しでOKです。最近は日本語のメニューを用意してくれているお店も増えてきているので、聞ける方は日本語のメニューがあるかも聞いてみましょう。
「저기요,일본어 메뉴판이 있어요?(チョギヨ、イルボノ メニュパニ イッソヨ?)」→「すみません、日本語のメニューはありますか?」
ある場合は、無言で持ってきてくれて、ない場合は「없어요.(オプソヨ)」→「ありません。」と言われます。

実は明洞は高い!?買い物天国はここ!

韓国に来たら忘れちゃいけないのは買い物!化粧品や洋服……欲しいものがたくさんの買い物天国な国。
少し前までは明洞で買い物する、なんてことが当たり前でしたが、今は少し変わってきているようで、買い物といえばここ!な、高速ターミナル駅と弘大入口駅をご紹介!


★高速ターミナル駅
駅直結の韓国最大級の地下ショッピングセンター GO TO MALL
縦に長い道で右を向いても左を向いても化粧品、洋服、カバン……まさに天国。そして安い。洋服やカバンもしっかりした生地なのに1枚1000円とか、驚くほどの安さです。
※洋服は試着が出来ないので注意してください!
カフェや食事処もあるので休み休み回ったほうが良いです。真剣に見始めると本当に疲れます(笑)

★弘大入口
ここは弘益大学といって、芸術系の有名な大学が近くにあるいわゆる学生街。
学生街ならでは、食堂がたくさんあったり、洋服、カバン、アクセサリーなどファッション系のお店もたくさんあります。
面白いのはこれだけじゃなくて、歌手を目指しているような子たちがストリートダンスを昼間からしています。
人気な子たちはすごい人だかりになっていて、朝から夜まで賑やかな街です!

韓服を着て、タイムスリップ!?

韓国の伝統服である韓服はハンボ(ク)と言います。チマチョゴリといって、ふわっとした形のスカートで、デザインも髪飾りもすごく可愛いものばかりです。

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見にくいですが、男性物はズボンになっていて、上はこんな感じ。

景福宮(キョンポックン)をはじめとした古宮や、伝統家屋の韓屋(ハノッ)などを、韓服を着ながら歩くと、まるでタイムスリップしたような気分になります。
景福宮(キョンポックン)などの古宮では、韓服を着て行くと、入場料が無料になるのでおすすめです!鍾路区が古風な街並みが残るエリアであって、仁寺洞、三清洞、北村韓屋村などでは韓服を着ながら食事をすると10%の割引を受けられるお店もあります。

ついでといってはなんですが、もし仁寺洞に訪れたら、ここにあるスターバックスは韓国で唯一、看板が韓国語表記になっています。ここしかないので時間があったら見に行ってみてください!

長くなりましたが、第1弾ということで、いったんここで終わります。
冒頭でも言いましたが、年明けのクレインズはデミョン戦をモクトンで行います。モクトンは比較的中心街に近いので、試合前や後に十分観光や買い物の時間も取れますし、美味しいご飯屋さんもたくさんあるので、遠征でモクトンに行かれる際にはぜひ参考になさってください。

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余談ですが、以前『東洋のハワイ』と呼ばれる済州島に留学していました。
韓国人にとっての新婚旅行先だったり、芸能人が休暇としても良く訪れます。ソウルから国内線で1時間ちょっとの距離にあるので、ソウルも行って済州島も行くことも出来ます。
ソウルとはまた違った電車もない島ならではの綺麗な風景がたくさん見られる素敵なところですので、時間があったら遊びに行ってみてください!



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