見出し画像

日本の太陽の色はなぜ赤い?世界の太陽の色は何色?

日本とイランを行き来していたことによって、娘たちから気づかされたことがあります。それは、太陽の色のこと。国が違うと、太陽の色も違うんだという事でした。

日本では、「太陽の絵に色を塗りましょう!」と言われたら、ほとんどの子ども達が赤い色を選ぶのではないでしょうか?

私自身、子供の頃に太陽に色を塗る時は、「赤」を選んでいたと思います。そして、それが普通だったし、太陽の色については特に何も考えたことはありませんでした。

ところが、長女が小学校一年生の時に、イランから長い夏休みを利用して、日本の田舎の公立の小学校に通わせたときのことです。

長女は幼稚園の年中さんの途中まで、その小学校と連携している公立の幼稚園に通っていたこともあり、お友達もたくさんいて、毎日楽しく学校に通っていました。

ある日、何かの用事で学校に行って、担任の先生と話をしていた時、
「Rちゃんは、やっぱり外国で暮らしているんだなぁって絵を見て思いました!」と言われたのです。

聞けば、「日本の子ども達は太陽の色はみんな赤いんですよ。でも、Rちゃんだけは黄色なんです!」と、まるで何かを発見したかのように、先生が目を輝かせて言ったんです。

「え!そうなんですか!?」
太陽の色が国によって違うなんてこと考えたことがなかったので、私はちょっとびっくりしました。

「へぇ!面白いですね!そう言われれば、そうですね」
私は、毎日娘と一緒にいるのに、そういう細かいところまで気が付く事は無かったのです。

さすが、小学校の先生は細かい部分まで見ているんだなあと感心したものです。

なるほど。
国が違えば、太陽の色も違うんだ。

面白い!!!

後で長女にこのことを話すと
「え?だって、太陽は赤くないよ!」と言います。

そうだよね。
確かに赤くはない。でも、じゃあ何で日本人は赤を選ぶようになったのだろう?一体、いつから?

日の丸が赤いから?
それとも、時間帯によって、太陽の色が違って見えて、赤く見える時もある?

いろいろ考えてはみたけれど、結局のところよく分りませんでした。

ちなみに、次女も太陽の色は黄色でした。
イランでは、太陽の色は黄色を選ぶ子どもたちが殆どだったように思えます。

そして、長女と同じく
「だって、太陽は赤くないから」と言います。

本当に面白い!

世界の太陽の色は、いったい何色で表現されているのだろう?と、
今でも考えている私です。

そんな長女も今は大学生。
今では懐かしい太陽の色の話は、こんなふうに何でもない日に、ふと私の頭の中に蘇ってくるのです。


最後に質問をして終わります。
あなたの太陽の色は何色ですか?

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?