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<星読み>2019年4月19日天秤座満月~大事なことだから2回言いました~

2019年4月19日 20:11に天秤座で満月。

3月21日に続き、2回目の天秤座の満月です。
(3月21日の満月についてはこちらに書いています)

3月21日の満月が牡羊座・天秤座の始まりの度数である1度で起こったのに対し、今回の満月は牡羊座・天秤座の終わりの度数である30度で起こっています。

月の周期が約28日であることと、各サインが30度までしかないことを考えると、基本的にこの組み合わせでしか同じサインの満月が続けて起こることはないですね。

つまり、同じサインで満月が起きるときは、サインの始め(そのサインの質が先鋭的に表れる)と終わり(そのサインの質が極まり集大成となる)で起きるということです。

さて、同じサインで満月が起こることにはどんな意味があるのでしょう。

私はシンプルにこう考えます。

大事なことだから2回言いました」と。

この前の満月はこんな感じでした(1回目満月の投稿より抜粋)→
「一言で言うと、『混沌の中、大事なものだけが残る』ような作用がありそうかなと思いました。
(中略)
ちょうど、細かく引出しの分かれた戸棚が無重力空間でひっくり返ったみたいに、きれいに仕分けされていた感情や概念が一斉に出てきてしまうような感じ。
(中略)
せっかく戸棚から中身が全部出てきてしまうのだから、要る、要らないを仕分けずに元に戻す手はない。この際もう今後の人生に要らないものは処分してしまいましょう。
(中略)
怒り、悲しみが改めて湧いてきたら、思いきり怒り、悲しんでみよう。そうすることで、もう心の戸棚に戻す必要のない感情や概念は消えていく。」

今回も、同じようなテーマが流れています。
しかも2回目。これは「念押し」のシグナルですね。

以下のような宇宙からのメッセージがあるように思います。

「君、この前戸棚が全部ひっくり返って、そのときに不要な感情・概念は処分したはずだけど…

今残ってるこれ全部、ほんっとうに必要なん?

君この感情と概念、全部ほんとに残しとく必要あるの?
またすぐ戸棚ぱんぱんになるよ??
まだまだ不要なものあるんじゃないの?

もう正直言うと戸棚も要らないと思うんだよね。
そんなに持っとく必要ないから。
『無人島に持ってくとしたら』レベルで選り分けた方がいいんじゃないかな?
人生有限だし

たぶん、がんばり屋の君はこれからもがんばってちょっとずつ
選り分けていこうとしているのだろうけど、
君の人生にはもっともっと面白くてすばらしい展開が待ってるから、
そんなまどろっこしいことしてると時間もったいないから、

一気に大事なものだけ残るように、

ちょっとこう、遠心分離機みたいなやつにかけるわ。

なーに大丈夫、ちょっとチクッとするだけさ。エンジョイ!」
みたいな感じですかね
(いつにもまして雑、もといフレンドリーな言葉での翻訳でお送りしております)。

ので、人によってはここ2週間ほどはブンブン遠心分離機に振り回されるような感覚があるかもしれないですね。特にアイデンティティに関わる部分、そして対人関係でブンブンなるかもしれないです。

宇宙氏は何をそんなに選り分けた方がいいと言っているのだろう。
今後の人生に存在してほしいもの以外の全部です。

急転直下の展開や予期せぬ変化、試練が起こるとき、我々はこの宇宙の遠心分離機にかけられていると考えて間違いないでしょう。さまざな変化や試練を通じて、要らないものを削ぎ落とし、自分に本当に必要なものだけが残っていくのでしょうね。

ー今回の満月は対向する太陽と月に、土星と冥王星がスクエアとなっています。この土星と冥王星は、ドラゴンヘッドと向かい合っています。

太陽、月、土星冥王星、ドラゴンヘッドで巨大な座布団みたいな四角が形成されているのですね(人はそれをグランドクロスと呼ぶ)。

また、太陽=月/天王星、月=太陽/天王星、火星=土星/天王星などのミッドポイントがあります。

自らの心の欲求を尊重し、意志を持って不要な価値観を手放すことで、更なるステージに到達できるときです。

また、自らの大事なもの、さして大事でないものをしっかり自分で知っておくこと。我々は、自分の物差しを持って目の前に表れるものごとを取捨選択しながら進んでいく世界に突入しつつある、ということなのでしょう。

宇宙の遠心分離機にかけられて分かってくることは、「外界に変わらないものはない」ということ、「変わらないものは自分の中に残る」ということ、そして「変化はこわくない」ということです。

「これだけは大事にしたい」という自分の物差しを持ちながらも、変化への抵抗を手放し、変化を迎え入れる姿勢を持つと、ブンブン感は少なくなってきます(人はそれをセンタリングと呼ぶ)。

この時期、多少ハードモードに感じられるかもしれませんが、エンジョイしながら進んでいきましょう。

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