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ピンチアウトの義務

10年以上前のこと。

そんな昔のことを今頃ってこと。

娘は2歳にもなっていなかったはず。

僕は40を目の前にしていたはず。


家でゴロンゴロンしてたりするのが幸せで。
(ダメ人間とも言います)


家で娘とゴロンゴロンしてたりするのが幸せで。
(身も心も幸せ)


そんな幸せのシーズン。



時々娘が僕に向かって手を出してくるので、

その手を「パクッ」なんてすると「キャー」なんて言ったりしてたいへん幸せ。


幸せナノレベル。
(ナノって何?)


ボカァ、幸せだなあってこと。
(若い人にはわからないところ)






そんなある日いつものように娘が手を出してきたので、

いつものように「パクッ」なんてしようと思ったら、

その指先にうんこが付いていてビックリ。



うんこ食べちゃうとこだった。

新しい世界にようこその瞬間だった。

人としてレベルが上がるんだか下がるんだかわからないけど、きっと人生の分かれ道の瞬間だった。


こういう分かれ道が、人生の中で度々あります。

そして選択を失敗したり成功したりです。






そんな話を職場の人に話したら、

「でも可愛い娘さんのだから食べられるでしょ?」

なんて言われてビックリ。

人間は他人事になると、
とんでもなく無責任なことを言うなあってこと。



簡単に言うと、

食べられるわけなかろうということ。


さあ、失敗かな?成功かな?


そんなことを10年以上経って思うわけです。

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