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田舎に住む〜私と家族の移住計画〜.7                           【ついに動き出す!】


前回の話、夫の考えにブンブン振り回され、次はどうなるー?というところまでだったはず。 
気になる方は、前回のnote を貼っておくので覗いてみてくださいね。

さてさて、ついに移住への扉が開き始めました!!
それは、自宅の売買契約が決まったということだ。

昨年の11月に移住の検討を始めて、12月には自宅を売りに出すことを決めた。
昨年はいろいろなことがあって、一番大きなきっかけは、11月にあった出来事だが、、かなりヘビーな気持ちになるのでそれは追々話すことにしよう。
その勢いに乗っかって 
”移住しちゃう!?”  ”家を売るか!?” ”風の時代だしね!” 
とわりと、サクサク決めて進んできた。

私の中で、この家もあっという間に売れちゃうんじゃないかと自分の気持ちに勢いがあるから勝手に思いこんでいた。

だが、年末と2回目の緊急事態宣言ということでなかなか思い通りにはならないもんだ。

内見の依頼がある度に私たちは掃除をし家をピカピカにした。
見た目のカッコ良さでぜひ!ということで見に来ても、やはり実際に住むとなると一般的な戸建ての間取りがいいようだ。
我が家は仕事でもプライベートでも使える空間を重きに考えて作った家なので寝る部屋が異常に小さい。
というか屋根裏みたいな感じ。笑
だけど私たち家族にはこのスタイルがとてもマッチしていた。
今、流行のテレワークできる家!って感じ。
空間をうまく利用して狭さを感じさせないという造りだった。
この家は本当に特殊なのでなかなか決まらなかった。
刺さる人には刺さる家なのだ。
”どうか、刺さってくれー” 
毎回願うばかりだった。


1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎ、何件か内見に訪れたが、なかなか決まらずそれが焦りとなってきた。
不動産屋もそろそろ価格を下げてみませんか?

ということまで言い出した。
私たち夫婦は、価格改定するならもう少しあとの方がいいと粘った。
そんなこんなで3月になった。
3月初めに来た方が大変この家を気に入ってくれたようだった。
と、いうものも私は留守にしていてお会いできなかったからだ。
だけど、散々気に入ったアピールしてきて、保留する人は何人もいたので、今回はもう、期待するまい!と自分の心に言い聞かせた。

次の日の夜、不動産屋から電話が来た。
昨日の方から申し込みがあったというのだ。
今回はローン購入ではなく、現金購入ということで、この申し込みを受けたら確実に売れることが確定する。
ただ、あちらも出せる金額が決まっていて、それ以上の価格になるのであれば、諦めると言っていた。
販売価格より少々下がる金額だった。

夫は、どう思う?
と聞いてきた。
私は、タイミング的にもいいのでは?
金額は、少し下がるけれど利益は出る。
これで、また欲を出して他を当たっても今回の金額以下になる可能性は十分ありえるし、いつまでも待っていられないと伝えた。
”俺もそう思う”
おーっ!意見一致!!

そこから不動産屋に申し込み了承の電話をし、これからの段取りを打ち合わせして5月中に家を受け渡すことでその日は終わった。

 
3月初めに申し込みを受け、翌週には契約することに!
ついにタイムリミットが設定されました。
約2ヶ月ちょっと。

そうと決まれば、次は東京の物件探しだ。
なんとなく場所の目星は付けていたので、さっそく地元の不動産屋に向かった。取り急ぎ、次の拠点が見つからないことには、次に進めない。

スゴロク的感覚だ、笑。

3日間かけ、気になる物件を見に行った。
少々駅から遠くてもできるだけ諸経費や家賃を抑えたい!
全部で6件見て、最後に見たところが、敷礼も無く、家賃も手頃なのにきれい。 直感も信じて、その物件にすることにした。

はい!東京の拠点決まり!!(申込みから1週間)

次はみなかみ町の拠点探しだ。
だが、みなかみ町は離れているため、すぐに物件を見には行けなかった。
ネットで物件を探し、目星をつけたら、役場の移住支援の方に物件の動画を撮ってきてもらったり、町営住宅情報を聞いたりして、絞っていった。
本当にいつも仕事が早い!

翌週、ようやく夫がみなかみ町に行けることになって、最終候補となった物件を見に行った。
”いいところがあったら契約していいよ!私のこだわりはとにかく日当たりと風通しだからね〜、笑” 

”それしかないのかよ〜。苦笑い、、”(夫)

夕方、夫がみなかみ町から帰ってきた。
そうそうに、物件の動画撮ってきたから見てくれ!ということで夫の仕事部屋に行った。

5件の物件動画を見て、2つまで絞った。

1つ目は一番気になっていた平屋の一戸建て(¥40000)ところだった。
軒下も広く窓が大きいので日もしっかり入り気持ちよさそうだった。
車も3台は置けそうだ。
小学校は2キロ圏内で集団登校らしい。
わりと町の中心の方でスーパー、高速のインターまでが近い。

2つ目は2階建ての一戸建ての町営住宅で、年収に応じて家賃が変わる。(¥48000〜¥78000)
山の麓という感じで景色はめちゃめちゃ気持ちいい。
物件自体も今まで見た中で一番広く、きれいだった。
ここは小学校までの距離がけっこうあるので、この辺の子どもたちはスクールバスのようだ。

どちらにするか、悩むね〜、と話しながら2つ目の物件の金額を調べた。
世帯年収が上から2つ目のランクに当たるということで¥68000ということがわかった。
東京の価格からするとずいぶん安い。
だが、1件目は¥40000だ。
そして町の補助金制度を使えて、なんと¥30000になるようだ。
激安!!

2年間は2拠点生活をするので金額面、利便性を考えると、やはり1つ目の¥40000の物件だな!ということで夫婦の意見一致。
その後、長男、長女にも確認し、全員一致で1軒目の物件に申し込みすることに決めた。

はい!みなかみ町の拠点決まり!(売買契約して1週間目)

拠点探しと並行してやったことは、家族、兄弟、友だちへの報告。
取り急ぎメッセージを送り、会える日のセッティング。
うーん、かなり時間がない。

移住、私たちのチャレンジを伝えたい人に会おう!と私は決めた。
引っ越しまでにあと何人に会えるだろうか?

今日は、ここまで。
次は、諸々の手続きや引っ越し準備の話になるだろう。

つづく

家族5人で2拠点生活。移住先で自給自足について学び、新しい事業(食、暮らし)のチャレンジもしていきます。サポート、応援していただけたら幸いです。よろしくお願いします。