見出し画像

稲の夏バテを防げ!

 8月2日にようやく1回目のワクチン接種をしました。本来7月17日にかかりつけ病院で接種予定がワクチン不足でキャンセル。結局、集団接種でなんとか出来ました。副反応は、なかったけど2回目は、稲刈りのど真ん中!さすがに心配です。そして林さんちもお盆休みに突入。その前に草との戦いを済ますために猛暑の中、連日草刈り草取りに出動していました。次は、いよいよ稲刈りです。

 お盆休みのお知らせ
8月11日~17日まで発送お休みです。お盆中のお届けは、10日までにご注文ください。

音声SNS スタンドFM 稲の夏バテを防げ!
https://stand.fm/episodes/610f1a839a2fe90006f3a464

1.今週の林さんち・・・稲の夏バテを防げ!

 連日35度の猛暑に耐える日々ですがそれは、稲も同じです。幸い霊峰白山の豊富な雪解け水で毎日水を田んぼに入れて稲を冷やしています。夜温が30度近くになると稲も夏バテしてしまいます。特に今は、コシヒカリの穂がで出て開花時期の重要な時期です。受粉して2週間が一番影響が大きいので要注意です。場合によっては、日中も水を当て流しもします。一般的な農業地帯では、水を独占して入れっ放しは、禁止行為ですが林さんちの霊峰白山から水を引く七カ用水は、日本有数の最強用水なので水量も豊富でまったく問題ありません。そんな林さんちの毎日の水回りの様子を撮影してみました。ぜひご覧ください。

毎日の水回りを360度撮影・私の担当エリア全て見せます・2021
https://youtu.be/9tbQHVNGEy0

 JAさんからクボタの野菜関連農機の実演展示会をするので見に来ませんか?と声がかかった。なぜ野菜?と正直感じました。と言うのは、石川県は、稲作単作地帯でこれまで野菜の機械の展示実演会の開催は、無かったのです。それでも動画でしか見たことが無い野菜の機械に興味津々で参加しました。行ってみてなぜ野菜か分かったのは、石川県でもこれからの米余り時代に向けて野菜への作物転換を促そうという事情からでした。意外なヘビーな理由に驚きましたがすぐに理解出来ました。でも水田から畑への転換は、とにかく排水対策が重要になります。そのための土作りの講義からスタート。今年の春に能登の実演展示会で見たスガノ農機さんの排水対策の機械の意味がここで良く理解できました。

 そしていよいよ実演展示会が始まりましたがどれもこれも見たことのない機械ばかりで面白かったです。最近では、直進オートが普通になって来た感じがします。でもなんで畑で直進オートが必要か?実は。人力だと畝立が曲がって畑の畝本数が不確定になります。でも直進オートで畝立てが正確に出来ると畝の本数が確定出来ます。すると苗の手配も過不足なく出来るのでロスが無くなるそうです。稲の苗と違い野菜苗は、高価なのでそこは、重要なポイントとのこと。さらに田植え機のような野菜苗自動移植機の実演展示。これは、なかなか凄い!相当の省力化になります。

 と感心して見ていた「試乗しませんか?」と言われ固辞したのですがサクサクと準備されてしまい結局試乗しました。操作は、田植え機とまったく同じでご機嫌で植えていたら途中で失敗。やはり機械が出来たからと言って簡単な訳に行かないと実感しました。それでも良い体験になりました。その後は。数々の野菜の機械を見て回りましたがまさしくワンダーランド。今後は、これらのの機械を石川県でも普通に見かけるようになる日が訪れるのかなとちょっと複雑な気持ちで会場を後にしました。

クボタ野菜関連農機の実演展示会・米余り時代に向けての取り組み・2021
https://youtu.be/IMaIyNyDTsY

スガノ農機のことが良く分かる講義・やはり土作りが基本だね・2021
https://youtu.be/7doCJUs8zRA

2、ご褒美は、浜茶屋

 林さんちでは、コイン精米機から出る石抜き米や大豆選別して出た規格外大豆を加賀市のこだわりの卵を生産する「山ん中たまご」に鶏のエサとして持って行ってもらっています。山ん中たまごさんとは、数年前に知り合ったのですがそれまでは、どうしようもなく田んぼに撒いていました。でも山ん中たまごさんは、主なエサとなる輸入トウモロコシの安全性や最近の窓の無いウインドレス鶏舎での狭いケージで卵工場のような卵生産に疑問を持って国産の安全なエサと鶏の健康を考えた平飼いで卵を生産しています。だから林さんちのお米や大豆を食べた鶏の産む卵の黄身は、パステルカラーで薄い黄色になります。実は、あの一般的な卵の黄色は、トウモロコシの色なんです。トウモロコシ以外にパプリカを混ぜてもっと色を濃くすることもあるくらいです。

 そんなこだわりの卵は、メチャメチャ美味しくていつも「卵ぶっかけご飯」にして楽しんでいます。ところが夏になって林さんちにエサを取りに来てとお願いしたら「浜茶屋が忙しくて取りに行けない。運んで頂けたらお食事をサービスします」と言うので妻と出かけて来ました。なぜに浜茶屋かというと山ん中たまごさんは、地元の「黒崎海水浴場」で「入の屋」という浜茶屋を経営していてさらに漁業権も持っているのです。だから夏は、浜茶屋経営もしているのです。しかしその黒崎海水浴場がまるでジブリの森を抜けた先の秘境のような場所にあります。実は、ここは、妻と結婚前の30年以上前に一度偶然にも来たことがありました。まさか30数年を経てまた二人で来るとは、思いもしませんでした。

 エサを自宅に搬入してから浜茶屋にさっそく行ってご馳走を頂きました。まずは、猪肉の付け出しにキュウリの酢の物!もうこの時点でビールが欲しくなりました。そして塩焼きそばと天津飯を頂きました。焼きそばの中には、目の前の海から採れた海産物がタップリ。天津飯は、山ん中たまごの卵が3個も使われていてなんと「白い天津飯」です。そしてトドメは、サザエの刺身。我慢出来ずノンアルコールビールも頂いちゃいました。見てるとイワガキも注文受けたら目の前の海から採って来てお客さんに出している。まるで日本海そのものが「生けす」です!次回は、ぜひハンドルキーパー連れて行ってビールを飲みたいと思いながら夫婦で大満足で帰って来ました。

「山ん中たまご」さんにエサ配達・超レアスポット黒崎海水浴場の「入の屋」でご馳走・2021
https://youtu.be/4HRYKBy3bds

884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
    〒921-8833 石川県野々市市藤平160
    TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113 
林さんち通販web https://www.hayashisanchi.co.jp/
     koyo@hayashisanchi.co.jp
  
88488488488488488488488488488488488488488488488488488488488488

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?