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日本製のギターの海外での人気は想像以上に高い!という話


LinkedInでの非公開のギター好きの集まり


最近投稿を休んでいますが、LinkedInというどちらかというとビジネス向きのソーシャルメディアで、Made in Japanのエレキギターの紹介記事の投稿をしていたりします。
LinkedInにはFacebookのような非公開グループというものがあり、NIKEやLenovoの退職者の集まり(Alumni)とか、広報関係者の集まりとかいろいろあるのですが、なんとそこに趣味性の高いギターの非公開グループもあるんです。
皆、自分の演奏動画をアップしたり、思い思いの投稿をしているのですが、私は演奏はからっきしダメで他人様に見せられるレベルではありません。
そんなわけで、日本のGASこちらの投稿記事参照ください)としては、手に入れたギターを綺麗に写真撮影して、投稿することを始めました。
すると、「Fender Japanのギターが好きだ」とか、「Made in Japan時代のSquierは良かった」とか、「日本に行ったら御茶ノ水の楽器街に行きたい」とか、海外のギターオタクはどうやら日本製のエレキギターへの思いが相当強いことがわかったのです。


Fender Custom Shopのスタッフからのコメントも


そんなわけで、これまで私が手にしてきた日本のエレキギターの写真を使い、日本エレキギターを紹介する記事を投稿し始めました。

この記事のトップに掲載した写真は、近年人気のinfiniteという大阪発のエレキギターなのですが、弦振動を効率的に伝えるために、ネックジョイントに"小菊ロジック”、そして指板とネックの接着に独自の工法を導入しています。多くのコメントが寄せられる中、なんとFender Custom Shopにいるスタッフから、「その小菊ロジックのためには、ネックはずいぶんとボディの方に差し込まれているんだね」という的確な質問が寄せられるという意外な反響やつながりが出来たのです。

自称、Made in Japan Guitarsの海外広報担当

当時の私は、10年以上勤務していた日本企業を退職することが決まっていて、その後出来たらギターに関わる仕事が出来たら良いなぁということも考えていたので、まあ何かのきっかけになればと、日本のエレキギターブランドを海外に紹介する記事の投稿を始めました。自称、Made in Japan エレキギターの広報です。
写真はネット上にあるものを勝手に使うわけにもいかないし、弾いてもいないギターを語るわけにもいかないので、これまでヤフオクやメルカリで販売した時に撮影した写真のストックを整理し、順次紹介をスタートしました。
LinkedInは自分の古い投稿記事を探すのがたいへんなので、最近のものをいくつかご紹介します。

まず、こちらはK.Nyuiのギターの紹介です。

K.Nyuiのギターの紹介をしたLinkedInの記事のキャプチャー

実は私はLollarのピックアップ・マニアでもあり、Lollarをよく載せているK.Nyuiのギターをいつもチェックしています。1本を除いてはすべて中古で購入したものなのですが、上段写真のギターはImperialのPearlを、右下の暗くなってわかりにくい緑色のギターは、ピックガードと同じ模様のLollar ImperialのTortoiseを搭載しています。
でも、この時の海外の人のコメントでは、下段センターのGold Foilを搭載したギターが一番人気でした(笑)。

次は、私が一時期はまりまくったKinoのギターの投稿です。

Kinoギターのラインナップ。上段の写真、向かって左から、jam, frawdit, treebud, mort

Kinoのギターは、基本的にすべてのギターが一本モノです。初めて中古で購入したのが上段の一番右のmortというTLタイプのものですが、非常に珍しい木材を採用し豊かな響きが私を魅了しました。
そんなわけで、Kinoの各タイプを物色し、揃ったときに撮影したのがこの写真でした。今や1本も手元に残っていないのですが、実は楽器店に買い取っていただいたものの、なかなか売れなかった一番左のJazzmasterタイプのjamが、海外の人にはダントツの一番人気でした。理由は見事なサンバーストの塗装にありました。案外オーソドックスなギターを好む人が多いのかなという印象でした。

このような投稿をこれまで、SugiやFujigen(富士弦)、アイバニーズ、Freedom、サイケデリズム、Crews Maniac Soundなどしてきましたが、まだ写真やネタのストックがあるので、再開しないといけないなと、この記事を執筆しながら思い始めました。

今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

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