色鉛筆画 私の好きな花たち2.
こんにちは
私の好きな花たち1.にスキをしてくれた皆さんありがとうございました。
私の色鉛筆
私が使っている今の色鉛筆は、私の母親が孫(私の子供)に幼稚園の時プレゼントとしたものです。
母親はその時、文具店の人にすすめられるまま、小さい子にはもったいない高額な色鉛筆(プリズマカラー)を購入し、孫が絵を好きになってくれたらと願って与えたものです。
その後その色鉛筆はほとんど使われる事なく、引き出しの奥で忘れ去られていました。
それから何十年後、私が絵を描く事を趣味にしようとした時、片付けをしていて偶然その色鉛筆を見つけ使ってみました。
何十年たってもその色は劣化せず描き心地も素晴らしく、現在も使い続けています。
短くなってしまった色は同一品のカリスマカラーを買い足し、描き続けています。
今回は夏の花セイヨウフウチョウソウとノウゼンカズラです。
□セイヨウフウチョウソウ【西洋 風蝶草】
風に舞うチョウの姿に由来した名前だそうで確かに優雅な雰囲気を感じます。
英名はスパイダーフラワーといい長く伸びた雄しべ、雌しべがクモの足をイメージする所から名付けられました。全体のフォルムは似なくもありませんがこの名前からは優雅さは感じられませんネ。
ウォーキング途中で野菜畑の脇にこの花が咲いているのを見つけ、何でこんな所に植えられているのだろうと不思議に思い、いろいろ調べてみました。
セイヨウフウチョウソウはバンカープランツ(農作物の栽培で病虫害を防除する天敵を呼び寄せる植物)で、ナス科(トマト、ナス、ピーマン、ジャガイモ、唐辛子等)のアザミウマやコナジラミを食べてくれるタバコカスミカメを呼び寄せる為、野菜畑に植えられていたのだと解りました。
多分この畑の人は自然農法を目指しているのではないでしょうか?
バンカープランツにはその他ヒマワリ、コスモス、キンレイカ等の花があります。
□ノウゼンカズラ【凌霄花】
昭和の時代ではノウゼンカズラは有毒で花が池に落ちると魚が死ぬと言われて積極的に庭に植える人はいませんでした。
ところが有毒説は迷信で無毒と解り現在は晴れて夏の花木として人気があります。
有毒説だったのも花の見た目が当時の花の色はもっと赤が濃く、見るからに毒々しかったからだと思います。ノウゼンカズラには申し訳ないですが・・・
最近では個人邸で朱色系のノウゼンカズラが人気の様で垣根に覆いかぶさり、花が歩道に落ちている風景をよく見かけます。
ノウゼンカズラを植えている家庭はきっとトロピカルな雰囲気が好きな方が多いのではないでしょうか?
赤系以外にピンク色のピンクノウゼンカズラがあり、小ぶりの樹形で爽やかなイメージで、赤系の花を暑苦しいと感じる人にはお勧めです。
金沢市の兼六園のそばにある玉泉園には
豊臣秀吉が朝鮮から持ち帰ったノウゼンカズラが樹齢300年の巨木となって生えているそうで一度見に行きたいと思っています。
本日も最後までmynoteを見て頂きありがとうございました。
つづく
□クレオメ
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