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小江戸川越 街絵 ④

電車で小江戸川越へ行くなら西武新宿線が便利だ。本川越駅は終着駅だから乗り過ごすこともなく、駅から歩いて15分程(シニアタイム)で蔵造りの町並みへ行くことが出来るからだ。

□本川越駅

絵ごころポイント : 線路の終わり

 

本川越駅はプラットフォームから改札口までバリアフリーで出られる。階段は無くスロープなので、こんなにもスムーズにまた気持ちよく改札を抜けれるのかと改めて感じる。年のせいかも知れないが。

線路というものは何処までも続くものだと勝手に思っていたものが、終着駅で突如として終わっている空間を目の当たりにすると不思議で、絵にしたくなった。

その線路の最後にはもしもの時の為の「車止め」がある。鉄道なのに車両止めと呼ばないで車止めと呼ぶのはどうしてだろうか?考えたら眠れなくなる。

私は鉄ちゃんではないけれど、この絵で絵鉄になれるかな?

□小江戸巡回バス

絵ごころポイント:ボンネットバス


小学生の頃にリアルタイムで乗っていた者からすると同じボンネットバスでもこうもピカピカ(絵では表現出来ていないが)なバスだとノスタルジーは感じられない。

当時のバスは木の床でクレオソートの匂いが漂う車内に男の車掌がバス停に着く度に、折戸を手動で開閉して乗客を乗り降りさせていた。また切符切でカチカチ音をさせながら切符を販売していたのを覚えている。

昭和時代の記憶は今でも鮮明に焼き付いている。

小江戸巡回バスは川越駅から本川越駅を経て川越の観光スポットを回り一日フリー乗車券(500円/大人1人)でいろいろな割引サービス付きで楽しめる。

□氷川神社

絵ごころポイント:拝殿の屋根のアール

そのボンネットバスでやって来たのが1500年の歴史ある氷川神社。
現在の本殿は1849年に創建され名工島村源蔵により壁に彫刻が施され、埼玉県の重要文化財に指定されている。普段は目にする事は出来ないが、10月20日年に一度特別公開され見学することが出来る。

拝殿の屋根の曲線と後ろの樹齢600年の欅の力強さに魅了され絵ごころが動いた。

絵ごころポイント  : 吊り灯籠


                                                       

氷川神社は夫婦円満・縁結びの神様として老若男女にパワースポットとして人気があり、縁結び風鈴、風鈴回廊、鯛みくじ、光る川、絵馬のトンネル等インスタ映えする箇所が多くあるが、私は吊り灯篭に絵映えした。


絵を描くことは誰でもそこに自由を感じ、1枚描き上げる毎に達成感と満足感を得ることが出来る。

Mynoteを見てくれたすべての方に感謝します。        おわり



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