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小学生のための「日本の名画」がわかる本 (まなぶっく) | 「日本の名画がわかる本」編集室

飛鳥時代の《法隆寺金堂壁画》から平安時代の《源氏物語絵巻》、室町時代の禅画《瓢鮎図》、江戸の浮世絵や若冲の作品、最後は大正の竹久夢二、昭和の岸田劉生《麗子像》まで、時代を追って日本美術の名品を辿っていく。1つの作品を見開き2ページに掲載。全体図、部分図、イラスト付きのコラムなどをコンパクトに収めていて、読みやすい。
ここまでが概要。

こからが感想。
2018年出版の『小学生のための「世界の名画」がわかる本』(レブン著)の続編。日本史の教科書で見たことのある有名な作品をピックアップしてある。小学生が対象なので解説文がわかりやすいので、一通り日本美術の流れを知るにはいいと思う。
すべての漢字に読み仮名がついているのは大人にも嬉しい。

メイツ出版 A5判 128ページ 1793円 


目次
☆ 飛鳥・奈良時代
* 法隆寺金堂壁画
* 高松塚古墳
・・・など

☆ 平安時代
* 釈迦金棺出現図
* 源氏物語絵巻
・・・など

☆ 鎌倉時代
* 明恵上人樹上座禅像
* 六道絵『人道不浄相幅』
・・・など

☆ 室町時代
* 瓢鮎図
* 山水長巻
・・・など

☆ 安土桃山時代
* 洛中洛外図屏風(上杉本)
* 松林図屏風
・・・など

☆ 江戸時代
<前期>
* 二条城二の丸御殿障壁画
* 老梅図
<中期>
* 動植綵絵
* 三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛
<後期>
* 冨嶽三十六景
* 東海道五十三次
・・・など

☆ 明治時代
* 鮭
* 新富座妖怪引幕
・・・など

☆ 大正・昭和時代
* 黒船屋
* 童女図(麗子立像)
・・・など

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