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【トーグエタニティ】ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん(古い)(2月例会レポート)

 2024年2月11日に開催された、「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」2月例会で、Can IさんGMのもと、「トーグエタニティ」のプレイヤーをしました。
 ひっさしぶりのプレイヤーです。記録を見返したら、最後にプレイヤーをしたのは2022年でした。
 ……どんだけGMやってるんですか(真顔)。

■成立卓

・トーグエタニティ
・ダブルクロス3rd クロウリングケイオス
・モノトーンミュージアムRPG(書架ver)
・夜のあしあと

■参加人数

・総数 19名
・内新規参加者 1名

■ちょっとだけ宣伝その1

 私・Aketaは、YouTubeにチャンネルを作っています。
 TRPG初心者向け動画、ゲームマスター向け動画などを配信しています。

 「期待値なんてない!-TRPGについて語るチャンネル-」

■ちょっとだけ宣伝その2

 Aketaが所属する「TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)」は、大阪で活動するTRPGサークルです。
 月一回、TRPGのフリープレイ例会を開催しています。
 新規参加者は常に募集中。TRPG初心者も大歓迎です。
 参加方法については下記のページをご覧ください。

■今のアメリカでは多分出せないシナリオ

 今回はさぁまる帝国様の同人誌『ジェニファー・マクドゥガル』の「ワイルドアクション」をプレイしました。参加キャラクターは下記のとおり。

▼ダイアナ

 25歳の女性で、元警察官。コア・アース出身のストームナイトである。

▼御影葵(みかげ・あおい)

 19歳の女性で、フリーターをしていたらある日突然ストームナイトに目覚めた。ナタとグレネードを使い、地球の平和を守るために戦っている。

▼十蔵(じゅうぞう)

 「~でござる」口調のエレクトリックサムライだが、セッション中、一度もござる口調で話すところを見なかった。バイクに乗って日本刀を振りまわす。

▼ザラ

 アスラン・ザラとはいっさい無関係のトカゲ戦士。槍と尾のあつかいに長け、さらに奇跡も使えるという万能選手。故郷を侵食されたあと、ストームナイトとなる。

▼藤木健司(ふじき・けんじ)

 「ドーモ、マスクド・クルセイダーデス」
 29歳のごく普通の会社員だったが、エジプト旅行中に謎の組織「ミステリーマン」にストームナイトとしての力を見出され、仮面戦士「マスクド・クルセイダー」となる。勝つために、誉は浜で〇した。

 「トーグ」初体験の今回は、前述した同人誌のシナリオをプレイしました。
 「ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん」の金髪女性とともにリビングランド(一言で言うならジャングル)へ行って撮影を行うというものでした。

上司「ネバダからカリフォルニアへわたり、ジェニファー・マクドゥガルという女性とそのスタッフと合流し、護衛と撮影の手伝いをしてください」
一同「ナンデ?」

 ……ストームナイトは世界の平和を守るために戦っているはずなのに、デルファイ評議会(ストームナイトの元締め)は何を考えているのか。
 しかもそのジェニファーという女性が非常にきわどい恰好をしているため、「今のアメリカで放送できるのか!?」と思ってしまいました。20世紀の産物か!?

 ◆ ◆ ◆

 リビングランドゆえ、当然のように現れる恐竜の群れ。

藤木イィヤアァァァ! って叫びながら格闘で攻撃します」
一同「銃使わないの?」
藤木「この世界(「ミステリーマン」組織)では空手が強い奴が上に行くからね。仕方ないね♂

 しかしあまりダメージが出ないので、すぐに銃に切りかえたのでした(モーゼルピストル:13、格闘:10)

 ◆

 はじめは恐竜の群れに少し警戒していたストームナイトたち。だが、

GM「……何で1しか出えへんねんダイス目」
「1も20も出る確率一緒だからなあ」
GM「D20は滅べ」

 全世界のD&Dファンを敵にまわしてない?

 ◆

 カードで「ロマンス」が出たため、ザラがジェニファーにほれ、その関係を歯ぎしりしながら見つめる藤木という構図が爆誕してしまう。ああもう滅茶苦茶だよ。
 GMや他のプレイヤーの話によると、「トーグ」ではよくあることらしい。流石はドラマカード。

 ◆

 リビングランドを火の海にしようとする連中をぶっ倒すため、ストームナイトたちは立ちあがります。
 このゲーム、HPの概念がないため、小さなダメージをちまちま与えていても意味がないことを悟りました。「トーグ」の戦闘における最適解、それは

 1ショットキル

であると思います。マリク・イシュタールが使ったラーの翼神竜1ショットキルみたいな。
 ここで決められる、という場面が来たら「見せ場宣言」をして、カードを全て使いきって一気に叩きのめす。それが「トーグ」クオリティ。
 うーん、何と豪快な戦闘システムなんだ。

 ◆

 「川口浩探検シリーズ」のようだったジェニファーのリビングランド冒険記は、TVで流せないものがバンバン映りこんでしまったため、「ジェニファーがストームナイトを指揮してティラノサウルスをぶっ倒す」というものに変更されてしまったのでした。TVを見ながら、一同唖然。

 とほほー、もう恐竜もリビングランドもこりごりだー!(アイリスアウト)

 ◆ ◆ ◆

 セッション中から、システムにかんする不満が噴出しまくりましたが、「トーグ」ファンが言っていることなのでマジになって受けとるのは危険と判断しました。GMも「トーグエタニティ」は初GMだと言っていたので、仕方ないところもありました。
 たしかに、もうちょっとシステムをスマートに、わかりやすくできるんじゃないかとは思いましたが、それをすると「トーグ」のいいところまでつぶしてしまいそうなので、難しいところです。システム作りって大変ですね。
 あと、物凄いB級映画感が漂っていたのですが、これも「トーグ」の味なのだとか。ううむ、奥が深い。

 ひとつだけ、気づいたことがあります。
 ダイストレイ、めっちゃ有能。こんなに音を吸収してくれるうえ、ダイスがちらばらないのは、ひかえめにいって神アイテムです。
 100円均一で「トレイ」のところに置いてあることがあるので、ひとつでいいから買っておくことを強くおすすめします。他のプレイヤーのダイスとまざることもなくなります。

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