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【TRPG】セッション“外”での困りごとに対処できるか

 意外と多い、セッションの“外”で起こる困りごと。
 GMの場合、こういったことにも対処しなければならないことが多々あります。
 ありえそうな事例をいくつかあげつつ、対処方法を考えてみようと思います。

■オフラインセッションの場合

▼プレイヤーが急に減る

 コンベンションやサークル、もしくはプライベートなセッションで起こりうることです。
 プレイヤーが減っても、敵データを調節したり情報の与え方を工夫したりすれば、乗り切ることは可能です。ですが、セッションをするための最低人数を割りこんだ場合、卓を解散し、他の卓へ入れてもらうことを考えた方が現実的でしょう。

▼プレイヤーが急に増える

 プレイヤーが増える場合というのは、ある卓のGMが突然来られなくなったときに発生します。コンベンションでは発生しませんが、事前にGMと参加者を決めるタイプのサークルで起こります。
 この場合、参加しているGM同士で話し合いをし、各卓で何人受け入れられるか確認する必要があるでしょう。
 もっとも駄目なのは、「受け入れられないので帰ってほしい」というパターンです。せっかく来てくれた方を帰すことになってしまうと、「こういうことが起こりうるサークルだ」と思われ、もう二度と参加してくれなくなるおそれがあります。

■オンラインセッションの場合

▼PC1が休んでしまった

 PC1が受け持つはずだった設定を、PC2に移行するのが一番現実的かと思います。PC2担当のプレイヤーにその旨を伝え、お願いするしかないでしょう。
 全員に設定を分散させることもできるかもしれませんが、GMが誰にどの設定を分散させたかわからなくなってしまうことがあるので、おすすめできません。

▼接続が切れる

 参加者全員が、同じ環境でセッションに参加しているわけではありません。ネットの接続が切れることはセッション中でも起こることですが、どちらにせよ、GMはあわてないようにしましょう。
 スマホなどで連絡が取れるなら大丈夫ですが、そうではない場合、セッション開始時間をずらすか、もうセッションがはじまっているなら少しのあいだとめるか、先に進めてしまうか、GMが思いきって決めてしまいましょう。
 なお、戦闘中の場合、接続が切れていると何もできないため、攻撃目標からは必ずはずしましょう。

 以上です。
 最近、「プレイヤーの数が突然倍になる」というトラブルを経験したので、そのときの対応もふくめて明文化してみました。
 TRPGはセッション内外で何が起こるかわからない遊びです。難しいかもしれませんが、冷静に対処することを心掛けたいものです。

■YouTube「期待値なんてない! -TRPGについて語るチャンネル-」

■TRPG circle F.I.N.(エフ・アイ・エヌ)

 大阪で活動するオフラインのTRPGサークルです。
 新規参加者は常に募集中。初回のみ参加費無料。初心者歓迎。


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