世のクリスチャンが遵守するルールには、法令の上に十戒があります。

十戒は、古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、造り主のかたちに従って新しくされ、真の知識に至る新しき人を着た人達、彼らが心から喜んで従うことができるものです。
この戒めを守るときに、人間は創造された目的を果たすことができます。

私には、十戒をただの重荷と思っていた時期がありましたが、今では新しい人を着せられ、喜んで従いたいと心から思えるようになりました。

十戒の五番目は、「あなたの父と母を敬いなさい」というものです。

イエス様からの誕生日プレゼントで、私はこの戒めに従うことができるようになりました。
このプレゼントをいただく以前には、両親を嫌悪しがちでした。

私が高校を卒業間近の頃に、「両親に対して感謝の手紙を書きましょう」というお題が出ましたが、この手紙を書くことですら嫌だったほどです。

問題児の私は、両親が学校に呼び出されることが多々あったため、担任の先生は私が両親のことを嫌っていることをご存じであり、私の手紙だけチェックが入りました。

「手紙に、死ねとか書いちゃ駄目だよ。」と念を押されました。

私は渋々数行の手紙を書き、担任の先生のチェックでは、

「最後に、今まで育ててくれてありがとうと書きなさい。」

と、確かこのような事を言われ、気持ち悪いなと思いながらも、今まで育ててくれてありがとうと綴りました。

もちろん十戒に、「あなたの父と母を敬いなさい」という戒めがあることを存じていましたが、どうやったらこんな両親を敬うことなんてできるのだろうと捻くれていました。

その約1年後、19歳の誕生日を迎えるときには、私の信仰は大きく成長させられていました。

誕生日の前後、束の間でしたが、今まで習慣化していた罪に勝利させていただける、イエス様からの最高の誕生日プレゼントもいただきました。

そして私の誕生日から3日後、母親から

というメールをいただきました。
紫に塗ってある部分には、私の本名が入ってます。

私はこのときまで、自分は両親に愛されていないのだと思っていました。
しかし愛されていたことに気づき、一晩中泣いて悔い改めました。

それまではお父さんとお母さんとすら呼びたくありませんでしたが、このメールをいただいて直ぐには、そう呼べるようになりました。

「あなたの父と母を敬いなさい」という戒めは、この件を通して習慣化された罪ではなくなりました。

親が子供に与えなければならないものに、愛があると思います。
私は母親から「あなたのことを愛しているのだよ」と伝えられ、両者に聖霊様が働いてくださり、悔い改めに導かれました。

神様の家庭制度がこの地で堅く立ち、冷え込んでしまっている多くの家庭が回復されますように。
アーメン。

私が見ている教会のYoutubeチャンネルでも子育てについての動画がありました。
子供を持っている親御様に、ただイエス様の御心が下りますように。

https://www.youtube.com/watch?v=nARAEDz8uW8