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ベルリン未知の地でのカフェ探索:Fendricks-Coffee & Breakfastでの発見

用事があって時々訪れるが、このエリアについてほとんど知識がないことに気付き、新しいカフェを開拓することにした。Googleで調べて気になる場所を見つけ、今日はFendricks-Coffee & Breakfastに来た。

大通りから少し離れた場所に位置している。
ここに来た理由は、ユニークな店内を見てみたかったからだ。

ご覧の通り一部の席は空中席になっている。まるでちょっとした秘密基地のようなので特に子供たちから人気があるようだ。
オーダー中に、一人の子供がその席に上ったり降りたりしているのを見かけた。私の後に入店した親子は、女の子が真っ先にその席に向かった。
そのためなのか、心なしか他のカフェと比べて子連れの客が多い印象だった。


カプチーノとブルーベリーパンケーキを注文する。カプチーノの価格を忘れてしまったが、パンケーキは11.90€だった。

この店は5年前にベルリンの女性によってオープンされた。コロナ流行の直前というタイミングではじめは全く集客できなかったであろうに、こうして生き延びた強者カフェだ。

店で使われているコーヒー豆は、ベルリンの焙煎所から取り寄せたものだそう。提供されている食べ物、パンケーキ、フムス、ベーグルなど、すべてこのカフェで手作りされている。

サービスでブラッドオレンジのスムージーをくれた
オレンジ色のものは
ドイツのデザートによく添えられているほおずき


まずはドリンクのカプチーノからいただく。
豆の苦味が効いている。しかし変に口の中に残ることはなく、サラッとしていた。飲みやすい。

パンケーキは生地がドイツ特有のずっしりしたものだった。味はブルーベリーソースの酸味が主張しており、奥のプレーンヨーグルトと組み合わせるとまろやかになり、味の変化を楽しむことができる。細かく砕かれたピスタチオが、噛むときに良いアクセントを加えてくる。

パン生地がボリューミーなので、すぐにお腹いっぱいになる代物だった。


食べている間にお客さんが次々と入店し、あっという間に満席になったので、食べ終わったらすぐに退店した。コロナで苦労したであろうに、今では人気の店になっている。

退店した後もカフェの雰囲気と食事の余韻が心とお腹に残った。これからもこの地域のカフェを探索し、新たな体験を楽しんでいこう。

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