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ベルリンのタクシー運転手はシートベルトを付けない

他の都市でタクシーを利用したことがないので“ベルリンの”と場所を限定しておく。
日本人の知り合いたちとの食事をした後、渡独してから初めてタクシーに乗車した。目的地を伝えて車は発進する。
しかし程なくして気づいたのは、運転手がシートベルトをしていないことだった。

ドイツでは日本同様、運転手も同乗者もシートベルトの着用が義務付けられている。
安全意識の薄い運転手にあたってしまったと、一緒に乗車した知り合いと共に冷や汗をかいた。

しかし、その後も別の場面でタクシーを利用した際にも運転手はシートベルトをしていなかった。
その時はドイツ人の旦那と共に乗っていたのでそれを話すと、「乗客からの暴行にすぐ対応出来るようにでしょ」とあっさりと言われた。

驚いて本当なのかと思い、調べてみたところ、自衛のためにタクシー運転手はシートベルト着用義務から除外されるとの情報が見つかった。
しかし、これは2014年までの法律であり、昨年の利用時にもドライバーがシートベルトを着用していなかったことは見なかったことにしよう。

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