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近々ドイツで大麻が吸えるようになる

再来月からドイツで大麻が合法化される予定だ。
⋯⋯まぁ合法化される前から大麻を吸っている光景を当たり前に見かけるけど⋯⋯。

日常茶飯事なのでドイツに来てから大麻の存在が身近になり、解像度も上がった。
日本にいた時は大麻=ドラッグという認識で、人生を終わらせる代物というと言うイメージだったが、大麻はドラッグとは別物らしい。
大麻は紙タバコに巻いて吸い、ハイになるのではなく、だら〜っとリラックスした状態になる。
依存性が高いとも言うけど、大麻が欲しいあまりに凶行に走るというケースは多くない。
ちなみに大麻ってクサい。上手く言い表せない独特の変なニオイがするので私は嫌い。


さて、法律上では現在も栽培、所持、販売が禁止されている大麻だが、今春から合法的に吸えるよう現在法案が調整されている。

今回の合法化に一役買ったドイツ連邦保健大臣
「おかげで国民から慕われてるよ笑」
とドイツ人旦那が教えてくれた




非営利目的の大麻栽培協会から正式に入手できることで、闇市場の衰退が期待されている。
具体的な法律の規定は以下の通り。

◻︎ 18才から吸引可能
◻︎ 1人当たり30gまでの自家栽培ok
◻︎ 25gまでの所持なら問題なし
◻︎ 非営利の大麻ラウンジからMax.50g/月入手可能
◻︎ 将来的な商業化の可能性も検討中

グラムで表現されてもピンと来ないと思うので説明しておく。ジョイントの長さや太さにもよるが25gと言うのは平均100回は吸える分の量になる。

大麻はタバコやお酒と同様のカテゴリに組み込まれ、要は適度な使用なら問題ないということになりそうだ。

ヨーロッパの若者が大麻を求めてオランダに旅行する話をよく耳にするが、その行き先がドイツに変わる日もそう遠くないかもしれない。

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