はじめましてはしんどいね

誰しも生まれや育ちによって自分が当然と思っている価値観がある

価値観というのは時に人を傷つける。

「女の子なのにすごいね。どこの人?学歴あるのにもったいない。どうしてその仕事?どうしてレール通りに進まなかったの?」

学歴、出身地、職業、年収から私を判断したいのだろうか。面接ならまだわかる。
だが、はじめましての挨拶から根ほり葉ほり聞くのはなぜだろう?
どこに地雷があるかも、自分が相手の負を受け入れきれるとも限らないのに。

今までの友人たちが人に配慮できる人が多かったのか?私が若すぎて社会とはそういうものなのか?

例えば、本人からすれば「だからどうした」なのだが、まあ浪人や留年、恋人に振られたばっかとか、そもそも異性が好きになれないとか、両親と仲良くできてないとか、人間生きていればいろいろあるでしょ。

人の地雷というか親しくなってからしか踏み込んではいけない領域ってあると思うよ。だって、初めて出会ったタイプの人間で驚いてしまうことってあるじゃん。その反応から自分で聞いて言わせておいて傷つけてしまうことも。

都会人?同年代?は、他人にクールで距離感が絶妙。最初のコミュニケーションが上手だ。
比較して田舎人?高齢者?は、ずかずかと初対面で土足で踏みこんでこないか。

異論は認める。独断と偏見とチンケな経験からその印象を得た。興味があるだけで無神経な質問をする。雑すぎるコミュニケーションだ。

私自身、学歴主義の父、放任主義の母に育てられプライドの高い見栄っ張りのマウントを取ることに必死な自分が完成してしまったことが一番の原因かな。

他人の評価も、自分の見え方も、他人の肩書もどうでも良くなってきたけど、たまにある初対面のはじめましてはしんどいしめんどくさい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?