トースターで焼く食パンは無限に美味い。

　今まで食パンは割とチーズと卵をのっけてチン♪で限界人間朝飯クソウマ系をひた走っていたのだが、先日トースターを買った。

　めっちゃ美味しい。焼き目のある食パンがこんなに美味しいのかってぐらい美味しい。トースターを買わずになんとなくここまで来たのを後悔するレベルには毎日トーストを食っている。
　バターを塗ってもマーガリンを塗ってもその違いがいまいちわかっていないクソ民だが、それでも焼いてある食パンは美味しい。

　まぁよくわからんのですが、卵乗っけていつものトースト作ろうとしたら生卵のまま出てきたんでそんなもんかなとも思ってます。（トースター歴２日）

　トースター買うと、色んなものを作りたくなる。自動レシピつき？のすごい？トースターなので、餅を入れれば焼き餅になって出てくるし、さつまいもも焼ける。グラタンとかドリアとかもやれる。
　下手したらツイッターにあがってるクソ美味そうなよくわからん飯とかも作れてしまう。そう思うだけで毎日が少しだけキラキラしている。あの飯たちが我が家でも食えるわけだ。

　めちゃ贅沢をしたというわけでもない。わけでもないけど、今こういうちょっとのキラキラを得るのに８０００円程度を出すのを渋り続けてきてしまうのが日本社会なのかなと思うと、なんかこう漠然と悲しみすら覚える。
　買って、美味しいトーストを食べながら「……我慢してきたんだよな、これ」と思うと、なんでこれくらいのことを我慢しなければならなかったんだろうとすら思う。やっぱり悲しい。

　悲しいけど焼いた食パンはべらぼうに美味い。気が狂いそう。