見出し画像

昭和レトロ建築 大阪

昭和レトロに拘ったnoteを書いています。

何が昭和レトロであるかの感じ方は人それぞれでしょう。古いもの、遥か昔からあるもの、使い古された物。そういった歴史あるものであればそれはもうレトロ。

でもそれが「昭和レトロ」だというのは少し違うのかなと思います。

例えば「大正浪漫」と「昭和レトロ」はやはり違う。

というのが個人的な捉え方です。

さて僕は大阪市内に勤務しているのですが最近職場の近くを歩いていて目に止まった建物がありました。これぞまさに昭和レトロな建築だというビルディングを見つけました。

堀江のビル2

いわゆる鉄筋コンクリート建築で戦後の焼け野原からの日本の復興にはこの鉄筋コンクリート技術が欠かせないものでした。今なお大きな建造物ではこの工法が主流になっているようです。

直線的で無駄のないフォルムの中にエントランスには御影石等を使用し、ちょっとしたアクセントを施しています。機能的で上品で程良い重厚さを感じるデザインでした。

このビルは大阪で古くから鞄の製造卸業を営まれている株式会社三洋さんの本社ビルです。なるほどどことなくスタイリッシュなフォルムはその辺りが理由なんですね。

堀江のビル3

このビルが建築されたのは1960年でまさに日本の高度成長期時代。大阪経済の活気が漂う佇まいでした。

昭和レトロ建築。そこに思うの事は、いつかの懐かしい空気が今尚漂う空間でないかな。その懐かしさは実体験であれ想像であれどこか甘さを感じるもの。

そう言えば僕の職場の入っているビルのそうとう昭和レトロかもしれない。

レトロ風シャツ01

ではまたよければよんだっておくんなまし😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?