借りパチ
家に、見るたびに憂鬱になってしまう借りっぱなしの本が四冊あります。
いえ、ありました。
なぜならそのうち2冊は昨日、三十年ぶりに返したから!
とてつもなくすっきりした。
会社をやめる時に、資料として勝手に持ち出していた絵本2冊を返しそびれて三十年。
目に入るたびに、いつか返さないとなあー、と思いつつズルズルと来てしまいました。
それは、終戦後五年目ぐらいに刊行されたくまさんとぶたさんが活躍する稀少本です。
先日、ツイッターで、漫画家の瀧波ユカリさんが「家にある一番古い本の写真を見せてください。その本との思い出も教えて」とつぶやいておられ、
一瞬、一瞬だけ、このすばらしくかわいくて貴重な古い本の写真を見てもらいたい!と思いました。
でも、さすがにないやろ!と私の良心が答えました。
そして、良心が命じるままに丁寧に梱包して、ネットで住所と郵便料金を調べて切手を貼り、そのまま投函してきました。ただ、その時の同僚がまだ働いているので無記名にしました。
あと2冊はどうしようもないので、このまま見るたびに反省していこうと思います。
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