にこりん

こんにちは。 50代書店員、のんびり生きています。 猫6匹育てています。

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最近の記事

蘇るシルバニア

シルバニアファミリーで遊んでいた我が子たちはすっかり成長し、洋服やメイク道具の研究に余念がありません。 忘れ去られたシルバニアを、クリスマスの飾りを片付けたあとの場所に飾ってみました。 するとあら不思議。 シルバニア愛がメラメラと再燃してきたのです。 ただ飾るだけではあきたらず、四コマ漫画にしたり、ストップモーションアニメにしたり。 楽しすぎる! 年末年始、暇に任せてどんどん新作を作って家族ラインに貼りまくっています。 もっと上手になったらnoteにも貼りますね☺️

    • ハッとしたこと

      最近、家事をしながらユーチューブをラジオ代わりに流しています。 今日は、中川家のちょっと古い放送を聞いていました。 その芸人の名前は忘れてしまったのですが、 「彼女がいないときには結婚願望があるのに、彼女ができると結婚したいとは思わなくなるんですよ。なんか、いやなとこが見えてくる。」 それを聞いて、剛さんが軽い調子で「(彼女のことを)下に見てるんちゃうん?パートナーとして見てへんのちゃうん。」と返したのにハッとしたのでした。 一字一句覚えてはいないけど、彼女を「理想の妻」みた

      • DVだったのだろうか②

        夫から六年間、友人とあわないように禁じられていたことがDVなのか、と検証し始めて2日がたち、これは立派な人権侵害だと思い至りました。 カエルが鍋の中で、徐々に水温が上がっていくことに気づかずにゆっくりと茹で上がってしまっていた、というやつではないかな。 子育て期、新婚時代、結婚前と記憶を遡っていけば、ザクザクとモラハラ発言や態度が埋まっていました。その中でも特にヤバいのは以下の3つです。 ·「僕の母親は昔から化粧なんかしないし、地味な服を着て、家族のことだけを考えてくれ

        • DVだったのだろうか

          六年間、高校時代の友人たちと会うことを夫から禁じられていました。 昨日やっと、しっかり話して、また会えるようになりました。 間に三年ほどコロナによる外出自粛期間があったとはいえ、長すぎたと思います。 夫からしたら、私が友達と仲が良すぎるのが面白くなく、 自分をさしおいて何を学生みたいに… という気分だったのでしょう。 でも、隠れて嘘をついて友達と会っていたことがわかったとき、夫は私のスマホを奪ってグループラインを勝手に読み、 怒りを抑えた声で「これはどういう意味なん?」と聞き

        蘇るシルバニア

          羨ましかったのかも

          障害者枠で就職した娘は、月に三回ほど体調不良で仕事を休みます。 「熱がなくてお腹が痛いだけならとりあえず行って、どうしても辛ければ早退したら?」 とか 「37度3分程度なら行っとき」 とか 言ってきました。 娘は障害者枠だし非正規雇用だから、別に休んでもそんなに問題視されないのです。 なのに、私の中の「普通」がそれを良しとしないのはなぜなんでしょうか。 私は多少無理をしてでも仕事に行くし、 そもそも私は娘のように夜通しのゲームや過食や、季節に合った服を着ないような生活はし

          羨ましかったのかも

          おじいちゃんになっていたけど

          めちゃくちゃかっこよかったです、インディジョーンズの完結作。 私が映画館で観たのは二作目だったから、あれから40年。 ハリソン・フォードが40歳から80歳になるのと同じ時間がこっち側にも流れたわけで、 中学生女子は五十代の中年女性になりました。 客席を埋めていたのは50から70代、エンドロールの途中で帰ろうとした一人のおばあさんが暗くて歩けなくなり、渋滞を起こしていました。 転ばないかハラハラしました。 上映途中で何人か席を立って戻ってこられ、トイレ近くなりますよねー、って

          おじいちゃんになっていたけど

          借りパチ

          家に、見るたびに憂鬱になってしまう借りっぱなしの本が四冊あります。 いえ、ありました。 なぜならそのうち2冊は昨日、三十年ぶりに返したから! とてつもなくすっきりした。 会社をやめる時に、資料として勝手に持ち出していた絵本2冊を返しそびれて三十年。 目に入るたびに、いつか返さないとなあー、と思いつつズルズルと来てしまいました。 それは、終戦後五年目ぐらいに刊行されたくまさんとぶたさんが活躍する稀少本です。 先日、ツイッターで、漫画家の瀧波ユカリさんが「家にある一番古い本

          悟りかもしれない

          大人になった発達障害の娘と暮らす毎日は、ストレスが貯まる一方でした。 つい昨日のことです。 仕事中、娘からラインが入りました。 「お腹が痛いから、仕事早退するね」 「ちょうど雨に合わずに帰れそうでよかった!」 と。 ところが、私が帰宅してみると、娘は早退どころか出勤さえしていなかったのです。 朝からずっとパジャマのままで、着替えた形跡もなし。 お弁当をカバンに入れた形跡もなし、そのまま同じ机に置いてある。 靴も傘も、私がセットしたまま玄関に揃えてある。 なのに、本人はバ

          悟りかもしれない

          ゴルゴ

          昨日の書店でのひとこまです。 おばあさんが「あんたとこ、ゴルゴおいてるか?」と聞いてこられました。 ゴルゴ13の棚にご案内しつつ、 「ゴルゴはここです。殺し屋です。」と伝えました。 おばあさんは困った顔をして「なんやったかいな…?」と呟いてから、 「ボールや。こんなんして、こう。」とジェスチャーで伝えようとされています。 あー、ゴルフです、それは。 「ゴルフボールをお探しですか。うちでは置いてないです」と伝えると、帰っていかれました。 なんで書店にゴルフボールがあると思われ

          趣味で始めたはずなのに

          この2年間、海外の見知らぬ人にポストカードを出し、見返りに違う人からカードが送られてくる、ポストクロッシングというものにハマっていました。 ポストクロッシングは、ネットでプロフィールを登録すると、自分がハガキを送るべき相手を知らされます。 その相手のプロフィールを読み、好みの柄のカードを選んで短いメッセージを添えて投函します。 相手にハガキがつくと、相手がサイトに報告して取引完了、あなたにも世界の誰かからハガキが来るから待っててね! というような、長いスパンでゆっくり楽しむ

          趣味で始めたはずなのに

          障がい者が働くということ

          長女の会社の仲良しの同僚が、明日会社を辞めてしまいます。 まだ、入社して数ヶ月。 彼女はうちの娘と同じで、障がい者枠の採用者です。 娘によると、特別支援学校の同級生で企業に就職した子のほとんどが仕事をやめているそうです。その後再就職した子もいるし、していない子もいる。 私の考えですが、原因はいくつかあります。 1.企業側に理解がない そのため障がい者に無理強いしている これに対しては特に言いたいことはないです。 2.支援学校に原因があるケース 支援学校は高等部一年生に

          障がい者が働くということ

          書店員のひそかな楽しみ

          書店員歴10年です。 顔なじみのお客さんとは話が弾みますが、話しかけず、勝手にこちらから親近感をおぼえているお客さんもいます。 たとえば、A君。 初めて見たとき、彼は指なしの革手袋をはめ、チェーン付きの財布をじゃらじゃらさせていました。ナイフみたいに尖った印象でした。 次に見たときは花柄のシャツ。 なんかかわいくなってました。 ここ、バイト募集してないですか?と丁寧に聞かれました。 そして数年後、いかついおっさん化してAV情報誌を購入したのでちょっとびっくり。大人にな

          書店員のひそかな楽しみ

          35年前のキャラ弁

          母のアルバムから、35年前のキャラ弁を発見しました。 そしてこれ↓は、今でも覚えている問題作です。 帰宅してから、母に「おにぎりが怖い顔で嫌だった」と伝えたら… 「なんで?白雪姫やんか」と言われました。 白雪姫… でしょうか。 小さいメモが入っているときもあって、飼ってる猫の似顔絵が書いてありました。 当時はそんなにうれしいとも思わなくて、友達としゃべりながらさっさと食べ終わっていたけど 今になって、これって、愛やん!って気づいたのでした。 母、80歳でまだまだ元

          35年前のキャラ弁

          すごくしんどい

          長女には重めの発達障害があり、自閉症スペクトラムからの認知のゆがみ、生活習慣の乱れが悩みです。 早めに診断がおりたので、親である私と夫が療育的な育て方をし、先生に配慮してもらえました。 特別支援学校では、何でもできるリーダー扱い。生徒会や部活もがんばりました。 そのため、謎の自信に満ち溢れています。 障害児枠で、非正規ではありますが仕事もして、障がい者年金をもらっているので貯金もできています。 と、こんなふうに書くと順風満帆みたいに見えます。 でも、違うんです。 発達障害

          すごくしんどい

          昭和の海外文通

          中学生の時、海外文通が流行っていました。 今では考えられないですね。 普通の女の子が買うようなファッション雑誌に、文通あっせん会社の広告が大きく出ていたんです。 その広告はこんな感じ。 文通相手から送られてきた海外のぬいぐるみやお菓子をベッドに山盛りにして微笑むかわいい女の子。 「留学気分!」「英語ができなくても大丈夫。文例テキストがついてきます」 といった広告文が気分を盛り上げてきます。 すっかりその気になり、母に頼み込んで入会しました。 年会費一万円ぐらいだったかな

          昭和の海外文通

          芸能人に会った話

          「芸能人に会ったことある?」と娘に聞かれて突然思い出しました。 「あるよ!お母さん、スーパーでオスマン・サンコンさんと出会って、わざわざ家までカメラ取りに帰ったんやから!」と答えると、娘は「誰よそれ」とまったく興味を示しませんでした。 あれは90年代終わりごろです。 当時夫の転勤で暮らしていた兵庫県の北部の、スキー客が車で通過するだけの小さな村に小さなスーパーがありました。 豆腐や練り物コーナー前の通路にサンコンさんが全身金色の民族衣装を身に着けて立っていました。 3つ10

          芸能人に会った話