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情報ニュースを整理し分析するポテンシャル能力

ニュースを分析するとは文字を分解するのかまた人間感情を読むのか

最近のニューストップとして、小泉進次郎&滝川クリステル、見えてきた「電撃結婚と官邸発表」の真相 、とネット配信記事見出しにあるように、一見政治と無関係なような突発的なスクープに報じられていたが、やはり、というべきか本筋は次期首相ポストへの布陣だった。

いまどき回顧すれは、それらは当然のように思えるし、すべてタラレバの結果論だった。

また昨日、私のネタ記事は「ピコ太郎の新曲に音楽通が絶賛」という関連ニュースで、そのことについて論評し記事にした。いずれも、政治と音楽でまったく無縁のモノ同士だが、社会に流布しているニュースとして、われわれ社会人は、それらを一つのカテゴリーとして括って1週間スパンで記憶する。したがって、各、独立したニュースソースであっても、受け取る側としては「それとこれが一緒の日だったね」という記憶は、案外覚え易い。そこに二者の意味付けとか関連性とか必然性を求めることもなく、自分の記憶のための素子として機能していればそれで充分だ。

そこに、時間的同時性があると、より覚え易い。そのときも、それとあれ、のカテゴーは問わない。

そんな記事が下記に載せた二つのnote記事だった。

御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記 第4回 15日間、日本の旅 2017/01/25 07:00 香港の社会運動家・周庭(アグネス・チョウ)さんは12月から1月にかけて日本を訪れました。香港の現状を日本の学生に伝えようと来日した周庭さん。

やまもといちろう香港問題で、日本の議員訪中団が中国当局に平和的解決を促す2019年08月21日 07:43

その二つはまったくリンクしない。ようにみえる。しかし扱っている記事内容は、「香港で民主化運動」であり、「香港問題で日本の議員訪中団が中国当局に平和的解決」、とする内容記事で、それらがまったく別物とは、誰も思わないだろう。

二つの記事の時系列としては時間差はあるが、アグネス・チョウの日本の旅 2017/01/25 07:00は、すでに2年経過していて、政治的な背景も随分変化しているはずだ。履歴を参考にすればそれは明確だった。

■アグネス・チョウ香港衆志副事務局長 在任期間 2016年4月10日 - 2017年4月4日

来日が2017/01/25 だったとすれば、功労的慰労の日本旅行ということになる。

もう一方の山本一郎氏の記事は、職業柄、その内容は精緻を極め、また仕事上においても迂闊で安易な言説は出来ず、そこそこの発言内容となっている。

記事抜粋

チベットや新疆ウイグル自治区の問題は、あまりにも酷すぎて憤りを感じるけれども、香港や台湾の問題は「いよいよこれは大変なことになったぞ」と思うわけです。 
【北京=西見由章】香港の航空当局は13日、12日午後から停止していた香港国際空港を出発する便の搭乗手続きを再開した。
 天安門事件のような武力侵攻が起きるようなリスクはいまのところ香港にはない、と信じたいけれども、さほど親しくは無かった香港人から悲鳴のような近況連絡を聞き、また、デモに参加した帰りに地下鉄(?)で見知らぬ人から殴られて怪我をしたけど、怪我で黙ったり我慢したりすることなく別の日も包帯巻いてデモに参加をしているのを見ると、本当の意味での「抑圧」とは何なのか、また、経済力が武器であった香港がその経済的安定をなかば捨ててまで守らなければならないものがあると立ち上がっているのを見るに、想像以上に大変なことになったぞと思うわけであります。
 在韓米軍撤退の見込みで揺れまくる東アジア安全保障と米韓同盟の漂流 | プレタポルテ by 夜間飛行pret.yakan-hiko.com
 在韓米軍の撤退について、特に巷で言われているトランプ政権の同盟軽視の姿勢が東アジアの安全保障を流動化させている、というのはある程度正鵠を射ているとして、しかし、だからといって異なるオプションを考えないまま香港を、台湾を、韓国を、そしてチベットやウイグルを放置していいのか、という問題は日本人に突き付けられているものでもあります。同様にして、フィリピンやオーストラリアでも、「アメリカに封殺されそうな中国(共産党)」を支援する中国人の組織が、大学やシティホールなどで集会を開き、民主主義政体の各国の中から団結を崩そうとしているようにすら見えます。私がしばしば訪れるオーストラリアのダーウィンでは、一昨年ぐらいまで中国資本の進出により結構面倒なことがありつつも、退屈な10万人ぐらいの街に高速インターネットが敷かれ中国人旅行者がお金を落とし中国資本が不動産に投資をするということで潤ったりして、歓迎と警戒とが交錯していたわけですよ。しかしながら、オーストラリア政治や当局が異変に気付き、いまや「中国人に占領されそうな豪州」という警戒感とともに、中国の資本的、人的な浸透圧に抗おうとし始めました。その結果として、いざアメリカと中国の対立が先鋭化し始めると、浸透した中国人が民主化を求める中国人や華人グループを抑え込もうとし、愛国心をアピールしようという下心も相俟って面倒が続発することになります。
香港デモが豪大学に飛び火、民主派支持の学生に本土出身者が嫌がらせ
【8月12日 AFP】香港で続く民主派の抗議デモの余波が、オーストラリアの大学に広がっている。
 同様のことは、フィリピンでもカナダでもニュージーランドでもリスクをもたらしていて、繁栄と友好を約束してくれているはずの中国人が親共産党派と民主派に分かれて騒動を起こし、単なる地政学上の問題ではなく社会的に分断を呼び起こしていることは詳しく知っておくべきだと思います。  いずれ、中国のバブルがどういう形でか終焉を迎えたとして、寄せてきた波が引いていくとき、いまの程度の混乱で収まるのだろうか、世界経済だけでなく各国国家が中国人を受け入れれば入れるほど、頼れば頼るほど、喰えなくなった中国人をどう国内で維持するのかという課題を突き付けられ、場合によっては中国人排斥の動きを起こし、場合によっては踏み絵を行いその中国人が我が国に相応しい人物であるかどうかを判定しようという話になるかもしれません。外国人を差別するなという人権思想は試練に立たされ、綺麗事と現実との間で多くの国民が頭を悩ませていくなかで、古き亡霊のような日本主義にも似た愛国心を掻き立てる人たちによる「中国人など外人が日本にいるお陰で、多くの日本人にとって貧しく苦しい状況になった」という喧伝が説得力を持つ日が来るのかもしれません。一方で、いままでは経済が伸びていて、中国資本も中国企業も中国人起業家もやることなすことすべてうまくいく黄金期の間はスピード重視でイケイケドンドンやり、コストとリスクはいずれ経済成長によって帳尻が合うものと信じて留学から帰国した若者に大きな資金を与えてチャレンジやトライをさせてきました。
 バブル経済を経験した日本でも、ほぼ同様の動きがあったことは記憶に新しいわけですが、そういう時期はいずれ過ぎます。そして、過ぎるときは、必ず外縁から崩壊していくのです。日本が地方経済やそれを支える不動産、小売りから崩壊していったように、中国においてもアメリカにおいても外縁部、緩衝地帯から崩壊していきます。日本は、アメリカの影響下にありますが、まるでローマ帝国時代のガリア地方やイングランドのように、国力の衰退とともに引き潮の圧力をまともに食らいます。いまヤバイことになっているのは韓国ですけれども、それもこれも、まだ伸びている中国と、引いていくアメリカとの間で起きている力学にほんろうされている状態です。   トランプ政権でなくとも、朝鮮半島専用の軍隊であった在韓米軍28,500人は、いつまでも維持しておくべき軍隊ではないと判断されることはそう遠くはないでしょう。北朝鮮が長距離ミサイルを打たない確約をするうちは、朝鮮半島などアメリカにとってさして重要な地域ではなくなり、その主戦場は台湾であり南シナ海であるというアジアの安全保障再定義とともにアメリカの役割はワントップ体制からNATOのような集団安全保障体制をどう築くのかという話へと移行していきます。そこへ、老大国である日本が衰えゆく国力を何とか抱えながら存在感を維持しようとするとき、私たちはいったい何を考え、どう行動するべきなのかはちゃんと考えておく必要があります。 戦前も戦後も一貫して我が国には資源がないことで戦争し、資源がないことで貿易立国として頑張ってきました。資源の輸入なしには日本は成り立たず、資源が輸入できる安定して平和な世界という環境からの最大の受益者が日本であることは言うまでもありません。その日本が一番享受している平和な世界が、アメリカの衰退と中国の台頭による対立によって脅かされているとするならば、日本はこれから何をするべきなのか、虚心坦懐、冷静に社会、国家、教育、産業の何たるかをいちから考え直す必要があります。

山本一郎氏は、ジャーナリストという顔ももっており、その記事については重大な責任を負わされているのでありまた投資顧問としてのスタンスも兼ねているので、下手をすると「インサイダー取引」に加担しかねない重責がある。

必然的に現政権与党への忖度発言などあったとしても投資顧客の心情を考慮すれば、まーあ許容範囲だよな、と責める者は少ないだろうと推察される。

そんな日の次の日、スーパーで買い物していて、いつもの「ブロッコリー」が131円とかなり安かったので2個買った。その帰り、暑かったので車のクーラーをガンガン回して、そこだけは南極局地だった。

さて家について車から出ると、今度はサハラ砂漠に放り出された。急いで自宅に入って3分休憩して先ほど買い物した袋を出してみると「ブロッコリー」が二つある。どうして二つもあるんだろうと、記憶を戻しても思い出せない。

それで脳回路が違うカテゴリーにつながった。それは前触れもなく「ピコ太郎」記事だった。

第2弾「ピコ太郎」バージョン宣伝記事である。 

ピコ太郎の新曲に音楽通が絶賛「ポストパンク」「音が絶妙」
WEB女性自身 / 2019年8月20日 18時48分                ピコ太郎の新曲に音楽通が絶賛。「PIKO10PROJECT!」として、6月16日からYouTubeで毎週一曲ずつリリースしてきたシンガーソングライターのピコ太郎。第1弾は人生の始まりとして、出産をテーマにした曲「完パパ宣言」でスタート。そしてついに8月14日、ラストの曲「Everyone must die」が発表された。

そんな内容だった。そこには私の批評として辛口論評の記事内容を書いた。結論的にそれは失敗作、であると痛烈批判した。

というのは、「ヤナギの下のドジョウ」的であり世界音楽シーンを見渡しても「die」は不文律で使われていない。60年前の「おらは死んじまっただー」を起草したようだが、いま、それを時代が要請していない。だから完全読み違いをした。と揚げ足論を書いた。

NEWS 2017年11月07日 08時42分 JST | 更新 2017年11月07日 08時42分 JST
ピコ太郎、トランプ大統領の前でPPAPを披露しようとして「ストップ」
「大統領はボケかツッコミかというと、ツッコミの方でした」歌手のピコ太郎が11月6日、アメリカのトランプ大統領来日に伴って安倍晋三首相主催で開かれた東京・迎賓館の夕食会に出席した。自身のFacebookにトランプ大統領と安倍首相との3ショットの写真を披露した。安藤健二

という政治の一大イベントは、日本限定で、国民は全員知っている。それは2017年11月07日の話で、それ以来「ピコ太郎」は、メジャーの路を歩むこととなった。勿論安倍首相と良好な忖度関係に入ったことは云うまでもない。

ではそれと、山本一郎氏の場合と、どこでどう違うのかというテーゼがあった。山本氏の場合は、あからさまな与党現政権の批判はできないことは、社会的にも一定の理解で許されるだろう。

では「ピコ太郎」の場合では、アメリカ大統領のお膝元まで遣わしてもらったものが、政治的に忖度し、その一切を是認して広報すべき立場に徹するか、という問いは不問であり、「錦の御旗」の竿持ち役に徹するということを確約したも同然だ。

するとそこで音楽家としての疑問が生じる。極論、云ってしまえば「売れさえすればなんで有り」だ。もちろん極貧生活を長い間経験した「ピコ太郎」にしてみれば、「それで何が悪いのか」という反論は充分ある。

そこで、何が正しいのか、という倫理的、音楽としての生命線、そして社会的評価という分析が必要となる。

それが冒頭テーマにした「ニュースを分析」するという課題だった。いまネットSNS社会になって一番、それが疎かにされている論説である。それがたまたま「ピコ太郎」の場合であって、彼本人のスタンスを批判しているのではない。

それに絡んで、「アグネス・チョウ」香港衆志副事務局長、記事掲載も同じ線上で考えられる。すでに任を終えて自由の身となった活動家の他愛ない日本滞在記に政治色はまったくない。しかし過去の役職というのは歴然と残っていて、私の個人的なnoteスキ友「○○ちゃん」とお友達になったよー、というのとまるで性格が異なる。

かりに「アグネス・チョウ」氏が、不穏な行動をして諜報したとする証拠が発見されたら、当局が直ちに作動することは、国際的にもそれは当然のことだ。そうした思いを抱かせる記事がどうして2年経過したのに掲載されているか、という疑念?。

音楽に限って云えば、かつてセールスキャッチコピーと云えば政治批判、政治家批判が定番で、また社会から「スピンアウト」した「ならず者バンド」として自らを自虐して社会にアピールした。そのもっとも典型が「ローリングストーンズ」だった。

当時悪役を一手に引き受け、影に隠れてドラックをやったりレーベル社とすったもんだゴシップとか女とスキャンダルな話題も後を絶たないとか。すべてそれはセールスとして、画策され曲と一緒に売り出された。社会は、それにすっかり騙され、無名のヒーローが俺と同じ立場でかんばってるというイメージはすっかり定着した。そして、その功労で後に「ローリングストーンズ」は英国王室から勲章を授けられた。すべては当時のシナリオに書かれていた。「ローリングストーンズ」は見事な役者を演じたわけだ。

いまの「ピコ太郎」がその筋書きに載っているか、という瑣末なことではなく、様々なニュースソースが混在する中、発信している側の意図はなんであるのか、それは結果的に、誰が利益を得て、誰が罪に問われて収監されるのか、というはなしだ。(その最も典型スタイルが「田中角栄」逮捕劇)

その報道は誰が読んでいるか、ではなく誰が信用しているか、である。

先の8月15日終戦記念日で、NHKは「2.26事件」を題材としたドキュメンタリーを放映した。その事件については個人的に思い入れがあったので、自著ブログ記事も参考にしながら、長大な論説として3日間の連載スタイルにした。また本原稿とした「ライブドアブログ」では最高844PVという記録を達成した。ドキュメンタリーでこれだけの数を出すのは稀だ。

その内容については、ここに書かれているので割愛するが、この「2.26事件」についてはNHKは過去に、同様の番組を放送していた。すでにこのとき私は、関連本を精読していたのて、時の首相岡田啓介誤認殺害(松尾伝蔵義弟、鈴木貫太郎侍従長、斎藤實内大臣、高橋是清大蔵大臣、渡辺錠太郎陸軍教育総監、牧野伸顕前内大臣を襲撃殺害)、など詳細を記事にしていた。それで疑問に感じていたのが、首相岡田啓介誤認殺害というのが本当だろうか、という疑問だった。

いくら混乱しているとは云え、本人確認写真など参考にして殺害したのだろうかという初歩的ミスの検証がされていない。またその岡田本人が女中二人と押し入れに隠れ難を逃れたという話しも創作の域を出ない。また肝心の首相岡田啓介を殺害する正当理由がどこかに詳しく書いた本とか映画が皆無だ。そこで凶弾に倒れた面々、とくに斎藤實内大臣、高橋是清大蔵大臣らは満州国建国に大いに関わっていた人物である。だから暗殺リストにあるのは当然だった。

そうしたことを重箱の隅を突くように懇切丁寧にほじって見ると、その底面は最初は四角の直角な面であったことが認識されるのである。

時あたかも、盆が終わり古事によって海の海底門が開いて地獄に落ちる、「ここから先入るべかざる」という不文律札を立てて、子供達の命を救うという親の躾に沿って夏休みが終わろうとしている。

われわれはそうして、親に守られて育ってきた。はるか遠き日の桃源郷「夏の思い出」はあと数日で終わるが、一年たって2020年8月15日も同様に終戦記念日(※オリンピック開催2020年7月24日~8月9日)の行事は遂行されるだろう。そしてその遺族は毎年減り続け、もはや語り継ぐべき意味を失ったとき、政府でなくわれわれ自身が構成する社会が、果たしてどんな解答を示すのだろうか。

これもテレビを見た限りの情報だが、戦艦大和、戦艦空母信濃など、日本海軍の航空母艦がある。艦名は旧国名の信濃国から採られた。第二次世界大戦の最大航空母艦として国内で名を馳せたが、その戦歴は見るも無残な足跡を残して海の藻屑(もくず)となって多くの乗り組み員を道連れ犠牲として沈没した。

今ここで話題にしているのはピコ太郎がする政治批判意見ではない。また子供向けみんなの歌「パプリカ」だとかKorea発「テックトック」とか、スマホモバイル向けにサイズ規格した、歌と踊りが2016年8月25日のピコ太郎と同じように子供達を歓喜させ、毎日毎晩歌って踊って世のひんしゅくを買うという構図は、いまも昔も変わらない。

しかし現実として確実なのは終戦記念日の遺族は毎年減り続け、それを語るべきものが誰一人いなくなったら、また、それをはじめるのだろうかという問い。

「2.26事件」、NHKは同様の番組を放送していた。私は、関連本を精読していたのて、時の首相岡田啓介誤認殺害(松尾伝蔵義弟、鈴木貫太郎侍従長、斎藤實内大臣、高橋是清大蔵大臣、渡辺錠太郎陸軍教育総監、牧野伸顕前内大臣を襲撃殺害)、など詳細を記事にしていた。それで疑問に感じていたのが首相岡田啓介誤認殺害というのが本当だろうか、という疑い。

その真実真相を知らないまま社会の夏休みが終わっていく。語り継ぐ、とは誰に対して、またその話しを訊くのはいったい誰なんだろうか。

子供が夢中でしているモバイルは自分たちでは買えない高価な機械だ。当然与えているのは親であり祖父祖母である。

昔は(このむかしという曖昧な設定)お伽話しとか海の蓋とか、祖父祖母が読み訊かせてくれた。家の前には牧歌的風景が広がり、ちょうど今頃に鈴虫が鳴き始める。

いまどき「戦争はダメよ」と子供らに諭したとき、「何がダメなの」と問われたとき、われわれ社会は明確に、それに答えることができるだろうか。

自分がたしかな情報を持つかまた勉強しない限り、その難解な問いに答えることは絶対出来ない。それはまた日本より海外に出たとき、あなたの「アイデンティティー」を訊かせて下さいと、問われたとき返事に窮するとこととなったく同じだ。


御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記 第4回 15日間、日本の旅 2017/01/25 07:00香港の社会運動家・周庭(アグネス・チョウ)さんは12月から1月にかけて日本を訪れました。香港の現状を日本の学生に伝えようと来日した周庭さんは、たくさんの友だちと出会うことになります。初めて訪れた関西での驚きや、友だちとの観光や忘年会、ゲストレクチャーの様子など、15日間の日本旅行の思い出を振り返ります。

▼プロフィール 周庭(アグネス・チョウ)
1996年香港生まれ。社会活動家。17歳のときに学生運動組織「学民思潮」の中心メンバーの一員として雨傘運動に参加し、スポークスウーマンを担当。現在は香港浸会大学で国際政治学を学びながら、政党「香港衆志」の副秘書長を務める。
◎翻訳:伯川星矢

『御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記』これまでの連載はこちらのリンクから。
前回:御宅女生的政治日常――香港で民主化運動をしている女子大生の日記 第3回 わたしの学校生活

この文章を書いている今、時刻は午前4時頃。日本からの飛行機が、ちょうど香港に到着したところです。わたしはこの15日間、日本を旅していました。今回はこの日本旅行についてお話ししたいと思います。

12月20日、大学で最終科目の試験を受けた後、わたしは大きなスーツケースを持って、バスで香港国際空港に向かいました。最初の目的地は関西です。わたしは立命館大学の上久保誠人先生の招待を受けて、日本の学生や留学生に向けて授業の中でお話する機会をいただき、わたしの社会運動の参加経験や、今香港人が直面している状況について話しました。

日本に行ったのはこれがはじめてではないのですが、実はこれまでは東京にしか行ったことがありませんでした。そのため、関西を訪問するのは今回がはじめてです。大阪でも京都でも、関東とは全く違う雰囲気を感じました。たとえば関西弁はこれまでバラエティ番組でしか聞いたことがなかったのですが、関西では実際に街中で関西弁が聞こえてきて、とても不思議な感じがしました。

▲日本のスーパーマーケットが気に入りました

忘れられない思い出になったのは、留学生を対象にしたゲストレクチャーです。そのレクチャーには、タイ、インド、中国などの様々な国からの留学生が参加していました。わたしが英語で香港の政治状況を簡単に紹介すると、タイやインドの学生たちは熱心に自分の国の社会状況や、香港との相違点を話してくれたのです。母国のデモ活動に参加したことがあると言っていた人たちもいました。

ゲストレクチャーが終わると、立命館大学の学生たちが私をいろんなところに連れて行ってくれました。みんなで着物を着て京都の清水寺に行ったり、わたしの大好物の抹茶アイスクリームを食べたり。上久保先生のゼミの忘年会にも参加して、たくさんの学生に出会い、みんなから日本や関西のことをたくさん教えてもらいました。たとえば、とっても簡単でかわいい関西弁とか。

***

香港問題で、日本の議員訪中団が中国当局に平和的解決を促す   

やまもといちろう2019年08月21日 07:43

激化する香港情勢については、非常に憂慮しておりまして、私もnoteやヤフーニュース個人の場を借りて、日本として、日本人として、香港市民のデモに対して平和的な解決を求めるべき、という記事を書きました。

香港が大変すぎて、見ていて悲しい|山本一郎(やまもといちろう)|note(ノート) https://note.mu/kirik/n/n54e0bae5bd49
https://note.mu/kirik/n/n54e0bae5bd49
香港を見捨ててはならない「3つの理由」(山本一郎) - Y!ニュース https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20190819-00138895/

 この中で、『香港における政府当局による強権的な動きをけん制するため、日本版『香港人権・民主主義法案』の議論を開始することを日本の国会議員に求めます!』という署名活動にも呼びかけ人として私個人も賛同しているのですが、公明党の遠山清彦さんや、自由民主党橋本岳さんら訪中議員団(第7次日中次世代交流委員会訪中団メンバー)11名がさっそく中国側当局者に香港問題について見解や方針について問い質しています。



「アグネス・チョウ」の 学生運動足跡履歴 詳細


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