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ドキュメントン・ジョーダン・ベルフォート(後編)

イスタンブール.一部挿話

電車内のイスタンブール、井戸端会議白熱 話し.1
つい先日、ある電車内でイスタンブールのブルーモスクと地中海コースのツアーを申し込んだ、という60代後半の二人連れがケラケラ笑いながら話していたのを訊いて、思わずこちらもついつい引き込まれて、その碧いモスクを想像した。

という話しは、超現実的で近々、二人連れで、その「イスタンブールのブルーモスクと地中海コース」御一行様、として渡航することは必至とおもわれた。

その手許を見れば高級バックロゴ入り「ビトン」の派手な色のバッグが目に付いたが、なぜか全体(上・中・下)のバランスと配色が悪く、こちらも居心地がわるい。
まさか、それをどうこうと相手に告げる勇気もなく、幸いにも、こちら(私)の存在をまったく無視、というより「世界は私のために~」タイプ、のよう見えたのでなんとか溜飲をさげた。

「もしもしそれ香港免税店の買い物ですか」、と口が裂けてもいえない台詞だったが、前の席の若い女が寝たフリをしながら口元がピクピクじゃべっているのをみて、こみあげる笑いをこらえるのが大変だった。

(ま・・・創作ですけれども)

その観光ルートに「アンティキティラ島の機械」見学コースはないにしても、クレタ島イラクリオンには、ミノア文明の出土品を展示する有名なイラクリオン古代博物館や、青銅器時代の集落の遺跡であるクノッソス宮殿があり、そこは世界の観光客でこったがえしている。地中海沿岸はヨーロッパ古代歴史に欠かせない聖地で、ギリシア神話の宝庫にもなっている。

おそらくその二人連れは、神話の一つ二つはにわか知識としてガイブックを読むだろうが、そのクノッソス宮殿にはだれが住んでいたか、どんな政治形態だったのか、ほとんど感心はないだろう。

しかしその場所に行ったという事実は歴然としていて、神社に訳もなく詣でるアクションと同等のように思われた。それが観光目的であったとしても現地クレタ島には外貨を落したという経済効果があったわけで、昨今の世界観光ブームを後押ししていることになる。

私の場合、その現地に行ったことも聴いたこともなくひたすらネット検索の情報を駆使して、その世界を作り上げている。むしろその二人連れの女性カップルよりもクレタ島を詳細に語れるかもしれない。

それと同じように、トルコ、アナトリア遺跡、さらにさかのぼって「ギョベクリ・テペ」遺跡について饒舌に語ることは楽しいことである。

ついでにといったら叱られる(チチ子)が、うたの文句でも書こうかと、夢の中でスラスラ書いた。「ツィッター」筆記の制限字数をかんがえれば、それと同じで芭蕉のように名句が残せるかもしれない。

題名 ♪「碧のエジプシャンブルー」

ラピスラズリの碧い 輝きエジプシャンブルー

さつさと行ってしまったあなたは船の上

みどりの髪が風に揺れ ブルージーンはあなたの影

マイダーリン マイダーリン 何度呟いてもあなたはいない

my darling、クレタの風はどんな色 ♪

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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(The Wolf of Wall Street)は、2013年のアメリカ合衆国の伝記・コメディ映画である。ジョーダン・ベルフォート回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』(The Wolf of Wall Street)を原作としたマーティン・スコセッシ監督作として作られた。

22歳で結婚したジョーダン・ベルフォート(ホスト)は、金持ちになる野望を抱きウォール街の投資銀行・LFロスチャイルドに入社。
そこで風変わりな上司・ハンナとランチを共にし、この世界ではコカインとリラックスが成功する秘訣と教えを受ける。

半年かけて株式仲介人の資格を取り、意気揚々と出社した日に「ブラックマンデー」に襲われ、会社は倒産。
失業したジョーダンは新聞の求人欄で家電量販店の倉庫係に目をつけるが、妻が「株式仲買人」の求人を見つける。コンピュータもない粗末な事務所を訪ねると、扱うのは1株6セントなどの店頭株だけだが、手数料は50%だと説明され意欲を出す。
巧みなセールストークであっさり2000ドルを稼ぎ皆から英雄扱いされる。こうしてジョーダンはクズ株を売り続けボロ儲けした。
稼ぎで購入したジャガーを駐車場に停めていると、家具屋のドニーが声をかけてきた。月収を聞かれ7万ドルだと教えると、ドニーは下で働くという。
その後お礼としてクラックを勧められ一緒にハイになった。借りたガレージを事務所にして会社を始め、マリファナの売人を営業マンとしてリクルートする。
ジョーダンは社員にペンを例にセールスを教えようとする。売人のブラッドはペンを持っていない相手に「ナプキンに名前を書け」と言い、ビジネスの基本は需要と供給であると手本を示す。
妻から貧困層を相手にしていることを咎められたことをきっかけに、全米上位1%の金持ちを相手に変え、社名もストラットン・オークモント社に変えた。
一流銘柄で取り入りクズ株を買わせ利益を出す戦略は功を奏し、会社は急成長した。フォーブス誌の取材に応じ「ウルフ」と悪名がつくも、その名は若者にも知られることとなり、入社希望者が大挙して押し寄せるようになった。
そのまま勢いがつき、スティーブ・マデンというドニーの同級生の靴会社を新規公開株として非合法に儲けることに成功する。自宅のパーティに出席したナオミに一目惚れし不倫関係になり、妻と離婚。再婚後は購入した大型クルーザーをナオミと名付けるなど私生活も順調に進んでいた。

しかし、ある連邦捜査官が株価の不審な動きに疑問を持ち、内偵を進めているとの情報が知り合いで元刑事の私立探偵から入る。

自ら連絡を取るのは危険だと警告を受けるも、ジョーダンは自分のクルーザーへ招待する。巧みな話術で取り込もうとするが、買収するのかと脅かされクルーザーから追い出す。
当局の動きに焦りスイスの銀行に現金を隠そうとするが、口座への入金はヨーロッパ人でないとできないと判り、ロンドンのナオミのおばに頼み込む。
ドニーも自分の現金を仲間のブラッドに頼んで運ぼうとするも、警官の前で派手な喧嘩をしてしまい、ブラッドは逮捕。計画は頓挫する。

ヤケになったドニーは古い鎮静剤(通称レモン714)をジョーダンにプレゼントし二人で飲むが全く効果がなく大量に服用する。
そんな中、突然元刑事の私立探偵から電話があり、自宅と会社が盗聴されているという情報が入る。盗聴されないよう公衆電話のあるカントリークラブへ向かい、詳細をやりとりしているうちに、遅れて効いてきた鎮静剤のせいで卒倒する。なんとか這いずりランボルギーニで帰宅するも、翌朝見ると、車は凸凹になっていた。

当局に目をつけられたジョーダンに対し、顧問弁護士は司法取引と辞職を勧めるも、辞任の挨拶を社員の前でスピーチしているうちに気が変わり撤回。すぐにマデンの株の件で政府から召喚状が届くが、ジョーダンをはじめ社員はしらを切る。
出国を禁止されているのにもかかわらずクルーザーでイタリアに行くと、マデンが大量の自社株を売ったことやナオミのおばが急死した連絡が入り、急いでスイス銀行に向かうも、クルーザーは嵐で遭難したが、九死に一生を得てCOMSUBINに救助される。
多数の罪状で有罪になるも、4年に減刑する代わりに盗聴器をつけてウォール街の仲間の情報を集めるよう、FBIから司法取引を持ちかけられ協力する。

家に帰るとナオミが離婚を切り出し親権を巡って口論となり、子供を奪い車で逃走しようとするも、ハイになっており事故を起こす。
その後、盗聴をする際にドニーを庇ったメモが司法取引に違背する証拠となり逮捕。吹っ切れたジョーダンは仲間の情報を売り3年に減刑され収監。初めは怖気づくも、刑務所内で買収しテニスをして優雅に過ごした。
数年後、ジョーダンがニュージーランドで講演をしている姿があった。

彼は「このペンを売ってみろ」と語り口上セールスを始めた。
ウイキペディア

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Premier Atlantic Demo with Abigail Zachko | D'Angelico Guitars




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