脳は進化する。いくつになっても。
「もう、年だから~」って、口癖になっていませんか?
50歳にもなって、新しいことに挑戦するなんて無謀かな…。
そんな弱気を蹴とばす、「脳の神経可塑性」のお話を見つけたのでシェアです。
脳の神経可塑性とは?
After watching this, your brain will not be the same | Lara Boyd | TEDxVancouver
まだ、脳科学の研究が進んでいなかった頃、脳の発達は小児期の一定の期間で、その期間を過ぎると、脳の発達は止まると考えられていたそうです。
それが、最近の脳科学の研究の進歩で分かってきたことは、「脳は学習し続ける」ということです。
脳が学習を続け、脳の回路を発達させることを「脳の神経可塑性」と言います。
神経可塑性に年齢は関係なく、若い人でも老人でも、同じように、何度も同じことを練習することで、その回路を太くすることが出来ます。
この映像の解説も参考になります。
脳神経の構築
病気や怪我などでダメージを受けてしまった脳も、反復した練習をすることにより、新たな神経回路が作られ、リカバリーすることが出来ます。
希望ですね。脳は進化し続けるのです。
新しいことにチャレンジすれば、新しい回路に電気が通ります。科学的反応が起こるのですね。
何度も練習すれば、やがてその回路は太くなり、脳の構造に変化が起こります。
脳の構造に変化が起こることにより、脳の他の部分との連携を強め機能的な回路が作られていきます。
こうして、出来なかったことが出来るようになる。
進化の方向を選ぶのは自分
もちろん、良い神経回路だけが発達するわけではありません。
自分の行動一つ一つが脳の神経回路を作り出していくのですから、選択によっては良くないことが習慣化されたり、太いネットワークが作られることにも繋がります。
また、神経回路を作る方法は誰一人として同じではなく、一人一人個別化されています。
同じやり方で、同じように上手く行くとは限らないのです。
自分が成長していく方法は自分で見つけなければいけない。
そして、自ら行動を起こし、何度も何度も練習することにより脳は新しい回路を太く造り上げ、出来なかったことを「できる!」と実感することが出来るのです。
さて、希望が見えてきましたか。
今、この瞬間、この次に起こすアクションが脳に新たな電気信号を送り、私たちは成長し続けるのです!
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