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私の中のバオバブ



3年前の今日、私は『私の中のバオバブ』という文章を書きました。
今振り返ると、バオバブが抜けた後の穴を埋める方法は
少しずつ周りの砂を入れていく以外は無いのだと痛感します。
穴を埋めようと踠きどんどん細っていく星、そのような星を抱えて生きていくしかないと思うと
なにか絶望のような苦さを含んだ
深い諦観に沈んでいく心持ちです。

星の王子さま
どうか私の星に遊びに来てください
見上げれば何処かに居るだなんて
そんな寂しいこと言わないでください
会って、あなたと話がしたいのです
宇宙では3年なんて、ほんの小さな砂粒ほどの長さでしょう?
それでも、人間として生まれた私には
この3年間変わらない心情に耐えるのが辛いのです
どうかこの星を潤してくれませんか
さらさらと笑ってくれませんか

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