【note52枚目】イメコンで自分を知る。

 みなさまいかがお過ごしですか?感染はピークアウトの兆しがグラフで明確に見えてきて、ようやく安心できつつありますね。

 とはいえ…来月から以前の生活リズムにいっせーのーで!で戻れるかというと…ラクを覚えるとそれ以前に戻るのは少し難儀するのは人の常ではありますが、私は輪をかけてダメ人間なのでリズムを取り戻しきれず、社会人としての人権がなくなりそうで少々怖いです。

 さて、イメージコンサルティング。略してイメコン。

 宣言が出る少し前の3月中旬に「Dojima美的空間」へ行ってきました。場所は大阪市内で燦然と輝くおしゃれタウン・堀江。オタクのアラサー独身OLが気安く足を踏み入れていい場所ではありません。堀江のオシャレ人から石を投げられる不安に怯えながら予約の日を迎えます。

 前々からパーソナルカラー診断や骨格診断というものには興味はあって、「使いやすい○○!」という文句を信じて購入してみるもなんかしっくりこない。アイシャドウなんかつけたら「どっかで殴られた?」と疑われそうな仕上がりになるし、基準色のファンデーションも白浮きならぬ黄浮きのよう。さらにオレンジ系のチークを着けたらなんかドーランを塗ったみたいになる。どれも上手くいかない。だから自分の基本設計にあった改善をするための手立てが欲しかった。

 まず、「パーソナルカラーとは」を芸能人の写真と分類されているカラーを示しながら解説。春夏秋冬の4タイプを、知っている顔と照らし合わせながの解説はとてもイメージしやすかった。

 続いて、「骨格診断とは」。ストレート・ウェーブ・ナチュラルの3タイプがあり、これは体型に左右されない基本設計にあたるそう。驚いたのは、骨格を知ることで似合う服の形、柄、アクセサリー、カバンの種類まで把握出来るんだとか。カバンの種類て。

 説明・解説と併せて、「現状、自分ではどう感じるか」のリスニングもあった。買う化粧品がなかなか合わない、殴られたみたいになる、髪の毛は染めたことが無い、スカートはあんまり履かない…などなど、ここまででだいたい60分。

 いざ診断。いろんなサロンで見たような色とりどりのドレープを着せ替え人形のごとく合わせられていきます。

 まずはゴールドとシルバー。ゴールドが顔の後ろにあてられた途端に黄味がかる私の顔。ほぼノーメイク状態であるにも関わらず。シルバーに変わると黄味が取れてしっくりくる感じに。

 次に個別の色を淡→濃に次々と着せ替え。彩度・明度によって色の具合が変わることや、どうもパキっとしたはっきりした色味が合うらしいのが、自分の目にも明らかになってきた。

 結果発表~!!ドン!!

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 ブルベ冬でした。

 先の説明・解説中に「ウインタータイプの芸能人は強そうな人が多いっすねーここだけ圧がすごい(阿部寛、山田孝之、武井咲、広瀬姉妹に菅田将暉などがいた)」と笑っていた数分前の私よ。お前もそこやで。

 先生曰く、「『髪の毛を染めたこともない、化粧音痴で合う化粧品がわからない』はウインターさんが必ず仰る事なので、はるなつさんは絶対ここだと思いました。」とのことで。スケスケだぜ!

 ちなみにウインターにはオレンジ色がなく、失敗しない色味と信じていたコーラル系の化粧品は、私にとっては軒並み地雷だったという事が明らかに。さらに標準色やベージュ寄りのファンデーションは黄味を拾ってしまうから、ピンク寄りのものを使うのが良いという。マジか。

 「使いこなせそうにないな…」と感じていた色が実は自分にぴったりの色で、失敗しなさそうな色で失敗しまくっていた。これ、ウインターさんあるあるらしいです。

 化粧品には見直しが必要だけど、洋服の色味や形(紺、白、黒、原色多め)はそのまま突き進んでくださいとアドバイスいただきました。(推しのメンカラに左右されてないとは言い切れないが…笑)

 そして骨格診断はストレート。これも「スカートはあんまり履かない、ヒラヒラふわふわがハマらない、パンツ・シャツ信者」と伝えていたことから予測されてたと。ひらひら・ふわふわは私の天敵らしい。

 という事で、「ブルベ冬・骨格ストレート」これが私の基本設計。

 ハッキリした色味、服はメリハリがあって、ピシッとしているもの、体のラインをぼかさないもの進んで選ぶことが吉。でも、化粧品以外では結構正解を選べていたから、「そのまま信じて進んでもらえれば問題ないです。」というまさかのアドバイスで完結。自分を知るために来たはずが、そのままでいいよと言われてちょっと戸惑う。

 これまではただ何となくの好みで選んできたものに「ブルベ冬・骨格ストレート」という名前が付いたことで、何を指標に無駄なく買い物をすればいいか、どうすれば設計にあった改善が出来るのかがハッキリと分かったのは大きな収穫になった。以来、化粧品売り場を歩くのが楽しくて仕方ないし、デパートのコスメ売り場が前より怖くなくなった。BAサン、コワクナイ。BAサン、トモダチ。

 そして堀江のオシャレ人たちはクソオタクにも優しく、石を投げられることなく帰宅した。

 今は外出を控えて、外に出ても出来るだけ早く帰って、お店もあまり開いてないけれど、事態が落ち着いたらこの基本設計を元にしてお買い物を楽しみたいなあと思う。