竹中 勇輔

4月から陶芸家見習い。JICA海外協力隊としてパプアニューギニアに行っていた理学療法士…

竹中 勇輔

4月から陶芸家見習い。JICA海外協力隊としてパプアニューギニアに行っていた理学療法士。食事・農業・自給自足的な生活に興味があります。

最近の記事

ポッドキャスト配信はじめてみます

今月から少し動き出していたポッドキャスト配信。編集が終わり、もうすぐ世に送り出すことができそう。 ラジオは自分にとって生活の一部になっていて、いつか自分でも番組が作れたらなぁと夢見ていましたが、夢見るくらいだったらやっちゃえばいいじゃないかということで、友人と2人で始めてみることに。 内容は暮らしのことをテーマに話していこうとまとまったものの、人生のこととか、陶芸のこととか、雑貨のこととか、ざっくばらんに話していくことになりそう。 第1回目は自己紹介とラジオを始めたきっ

    • 変化への寛容さは誰もが持ってるわけじゃない

      昨日から新しい仕事を始めた。農場で芋や豆の選別をする仕事。3月あたりまで働いて、その後の生活費を貯めようと思う。 あとは芋や豆の保存の仕方を学ぶこともできそうなのと、興味深いスタッフの方々が働いているので楽しくやっていけそう。 ここでの仕事で必要なことは、選別の基準が品種によって変わり、作物の状態で基準が変化することを理解しておくこと。その日に正しいことは次の日は正しくない。変化を感じられるように仕事していきます。 10分。

      • 前提がない中で話せば自分が意図していたようには伝わらない

        初めて会った人と話すときはお互いの情報がないから、その時に話している言葉をそのまま受け取りやすい。 それはその人がどんな人なのかという前提が構築されていないから、そうせざるを得なくて、意図した意味では言葉が伝わりにくい。 そんな経験を昨日したことを思い出し、文脈作りや読み取りは急いじゃいけないし、それがない上でパーソナルなことを伝え急ぐのはよろしくないなと、反省しています。 10分。

        • 気球に目覚めそうになった冬の早朝

          今日は熱気球を飛ばすお手伝いをした。僕の地元は熱気球で有名な町ということもあり、週末の早朝には飛行練習をするチームがフライトポイントによく集まっている。 そんな環境で育ったのにも関わらず、僕は熱気球とほぼ無縁な生活をしてきた。26年生きてきて熱気球に乗ったのは、保育園で行われた体験搭乗の1回だけ。というのもその時に高いところが苦手なことに気づいたのだ。 成長しても高所恐怖症は治らなかったけど、熱気球への興味は最近膨らみはじめ、そんなタイミングでお手伝いさせてもらえる機会を

        ポッドキャスト配信はじめてみます

          オンラインとオフラインのバランス感覚はいつ獲得できるのか

          今日は久しぶりにある仕事のメンバーたちと会って、会話をしながら仕事をした。今日まではオンラインでミーティングに参加し、Slackでやりとりをしながら作業を進めていた。はじめは移動もないし、自分のペースで進められることに心地よさを感じていたけど、何度もオンライでのミーティングを重ねていくと、徐々に寂しさが生まれてきた。 人とのコミュニケーションの取り方は身体性を伴うものと伴わないもの、オンラインとオフラインがあって、両方に自分にとって良い点と悪い点を持ち合わせている。今回気づ

          オンラインとオフラインのバランス感覚はいつ獲得できるのか

          偽ることは苦手でした。

          今日ある仕事を退職し、責任と偽りを作り続けることから解放された。本当のことを言えない生活は結構しんどいんだな、正直に生きられないって辛いんだなと実感した5ヶ月だった。 職場の環境もあるけど、今回は自分の振る舞い方で自分を苦しめていた気もする。それでも、これからのことを言いたくないなと思った気持ちには素直でいたかったのも事実だ。その葛藤に悩まされ、コロナにも悩まされ、少し不甲斐ない自分になっていた。久しぶりに嫌な自分の側面も出てきた。 日付が変わったので5分で終了。

          偽ることは苦手でした。

          いろんな角度から見えている点は、もう点ではない

          いろんな職種、年代の人と関わるようになると、今まで経験してきたことが不思議なくらいに繋がってくる。 経験してきたことが点だとすると、人と関わっていくことでその点の違う側面が見え、一次元、二次元、三次元と、経験の点が立体的に見えてくる。そうすると、もはや点は点でなくなり、経験たちの接触面が増えていく。 だから、一つのことを続けていく根気強さは大切なことだけど、それと同じくらい異なる経験をすることも大事だと自分は思う。だからこそ、どんな自分でありたいかを自問自答し、ありたい自

          いろんな角度から見えている点は、もう点ではない

          覚悟ってなんだろう

          誰しも多かれ少なかれ、人生で選択を迫られる場面がやってくる。それは大きな時もあるし、そうでもない時もある。自分も26年生きてきて、漏れなくさまざまな選択をしてきた。 自分の場合はこっちがいいのか、あっちがいいのかを、人の話を聞いたり、ネットで調べたり、選択した後の将来を考えたりして決めることが多い。 でも稀に、この選択しかないだろうという選択肢に出会える時もある。大体の場合、それは大きな選択なので、これしかないなと思っている反面、選ぶ怖さも付随している。 その時に背中を

          覚悟ってなんだろう

          ポッドキャスト配信をやってみようと思います

          連続投稿が途絶えてしまったけど、投稿し続けることを意識しすぎて辛くなるのは本末転倒なので、心地いいペースで続けます。 大学生4年生からラジオを聞くようになってから、生活の隣にはいつもっラジオがあります。家事や作業をしながら聞けるところ、テレビよりも自分に語らいかけてくれている気がして身近に感じるところが好きです。 いつからか聞くだけでなくて、ラジオに出てみたいなと思うようになって最近その夢が叶いました。少し欲を出して、今度は自分でポッドキャストで配信してみようかなと思って

          ポッドキャスト配信をやってみようと思います

          音楽と刺繍のパフォーマンスが新鮮だった2年前

          ふと思い出したことがこれからに生かせそうだったので記録しておこうと思う。 たしか2年前の「布博」に行った時のこと。「布博」ではいろんなテキスタイルに触れることができるだけでなく、アーティストのライブも楽しむことができる。僕はラジオの声でファンになったシンガーソングライターのsugar meさんのパフォーマンスを見たくて、会場へ向かった。 その時のパフォーマンスはすごく斬新で、ソーイングアーティストのnutelさんとコラボレーションし、sugar meさんの音楽に合わせnu

          音楽と刺繍のパフォーマンスが新鮮だった2年前

          あの時に書いた夢を見て、眠っていた思いに気付かされる

          ある時から自分は病院や施設で定年まで働き続けないだろうと悟った。前職は収入も年金もある程度安心できるところだったけれど、1年働いたところで定年までの人生の経路がなんとなく見えてしまった。そこがそう悟ったタイミングだった。 そんな悟りを得てから青年海外協力隊の参加を決めたことは、乗ったレールから思い切って降りるのに絶好の機会だった。そして自分の人生を考え直すきっかけにもなった。 考え直してみると自分がやりたい仕事、もっと言うと自分がこんなふうに生きていきたいという思いが生ま

          あの時に書いた夢を見て、眠っていた思いに気付かされる

          粘土はじめ

          今日は粘土はじめ、新年一発目の陶芸をしてきた。陶芸をしてきたって今の自分にはなんだか変な言葉に聞こえる。作陶してきたの方がしっくりくるのは、人生に占める陶芸の時間が増えてきたからだろうか。そして、新年だからと言ってあまり気合入れず、少し楽な気持ちで作業に向かった。 というのも、粘土納めは急いで多くを作ろうとした結果、締まりの悪い作業をしてしまったので、その反省とひとつひとつ着実に作っていこうという戒めを込めていた。なのでやろうと思っていた作業の半分くらいしかできず帰宅。

          粘土はじめ

          知ることは楽しいことだし何より人生を豊かにするはず

          ここ最近、何かを知りたいという欲求が少しずつ大きくなっている。映画ので描かれていた主人公について、主人公が学んでいた学問について、主人公が師事していた人について、主人公が切磋琢磨していた人について、主人公と関連した学問を突き詰め今を生きている人についてなど、一つの映画から知りたいという欲求と関連した点が繋がり、ひとつの関心となって自分の中でもぞもぞしているのは、すごく久しぶりな感覚。 知りたいという気持ちは自分にとって生きている感覚を与えてくれる。毎日が楽しいなという気持ち

          知ることは楽しいことだし何より人生を豊かにするはず

          考えることこそ、人間が人間である意味なんですね

          最近見た映画と動画が思想的にかなり関連していることは、偶然というよりGoogleのアルゴリズムに転がされているのだと思う。 それでもこれらの映像作品は今の社会を生きていく上でとても重要な思想であることは確かそうだし、社会というシステムに飲み込まれず人間としてあるためにとても重要なものたちだと思っている。 思考停止(ハンナ・アーレント)=没個性(マックス・ウェーバー)=クズ(宮台真司)=もはや人間ではない

          考えることこそ、人間が人間である意味なんですね

          世の中で一番恐ろしいことは思考停止になることかもしれない

          「ハンナ・アーレント」という映画を見た。前から見たかったというわけではないけど、一昨日くらいに見た動画(もう何か忘れてしまっている...)で彼女の名前が出てきて、聞いたことがあった名前で興味を持ったのが大まかなきっかけ。 映画は、主人公であるハンナ・アーレントがアメリカに亡命した後の話。彼女はユダヤ人であり、ナチスのユダヤ人迫害をドイツ、フランスで経験している。アメリカに亡命後は全体主義についての考察した「全体主義の起源」を著し、映画は大論争を巻き起こした「イエルサレムのア

          世の中で一番恐ろしいことは思考停止になることかもしれない

          今もSNSのマジックの中にいることを自覚しなければいけない

          netflixで「監視資本主義」というドキュメンタリーを見た。自分自身もよく利用しているSNSを題材にしていて、自分ごととして考えることができた。その中でも、自分が利用していると思っていたSNSに逆に利用され、テック企業がお金を稼ぐための歯車になっているという現実には少し驚かされた。また、元々は人の生活の質を上げるために生まれたSNSは個々人が喜ぶような情報を与え続けた結果、民族的・政治的何曲かを後押しし、分断を大きくする一助となってしまったことは大きな問題だとインタビュイー

          今もSNSのマジックの中にいることを自覚しなければいけない