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LINE CLOVA 終了のお知らせ

めんどくさがりの凝り性


僕は極度のめんどくさがりです。
反面、趣味はDTMやゲーム等の興味のない人から見たら何ともめんどくさい事をやっています。

DTMでも効率よく入力するためにショートカットキーを何時間もかけて設定したり、マクロ的なマッピングに妙に拘ってみたりします。

ゲームに至っても自分のプレイスタイルに合ったビルドを熟考したり、欲しいアイテムを手に入れるためにマラソンをすることも割と好きだったりします。
まぁ、流石に超絶レアドロップのために生活を犠牲にするような事はしませんが。

そんなめんどくさがりなのに凝り性な自分にはガジェット好きも相まって、スマートスピーカーはドンピシャなワクワクするアイテムです。
めんどくさい事を解消するためにめんどくさい設定をする事に楽しみさえ感じています。

スマートスピーカーの現状

数年前に少しブームになりかけた時に、色々なメーカーから様々なスマートスピーカーが発売されましたが、現在まともに生き残っているのはAmazon、google、apple の3強くらいですかね。
相変わらず日本では普及率が低いようですが。

しかも、最大手のAmazonですら、スマートスピーカー事業の現状は結構な赤字らしく、苦戦を強いられているようです。

スマートスピーカー界のダークホースだったCLOVA

さて、ブームになりかけた頃に発売されたスマートスピーカーの中にLINE CLOVA がありますが、これ、意外と知らない人の方が多いんじゃないでしょうか?
日本ではなぜかメッセージツールで圧倒的なシェア率を誇るLINEですが、スマートスピーカーを販売していること自体知らない人が殆どではないでしょうか?

こいつがちょっと面白くて、「クローバ、アレクサのことどう思う?」
という質問に対して
「まさかとは思いますが、他のアシスタントに乗り換えるつもりじゃありませんよね?」

という、ちょっとしゃれの効いた返答をする等、開発者の遊び心が詰まった所があったり、他にも IFTTT と連携して色々な事が出来たり(さすがにアレクサほど多くは無いが独自の面白いスキルがある)
外部温湿度計と連携して湿度が40%以下になったらクローバがお知らせしてくれるとか、電源を繋ぎっぱなしにしておかなくてもバッテリー稼働だったり、専用充電台が家電リモコンになっていたりとある部分ではアレクサよりも面白い攻めた端末でした。

しかし、その知名度からもお察しの通り、人気端末にはなれませんでした。
よく楽天市場などで投げ売りされていました。

終了のお知らせ

そして、先日LINEからメッセージが来たので読んでみると、
2022年10月31日をもって端末販売を終了
CLOVA Assistant サービス(音声操作による各種機能)は2023年3月30日をもって終了

との事でした。
しかも、サービス終了までにBluetoothの設定をしておかないとBluetoothスピーカーとしても使用できないのだとか。

えー?これってつまり、いわゆる文鎮化って奴じゃないですか?
収益の見込みがない事業からは撤退するのは企業としては真っ当ですが、少し残念で、さみしいものです。

スマートスピーカーのこれから

アレクサはとても優秀で、
「アレクサ、暖房28度」
と温度指定出来たり、
FireTVでyoutubeを見たり、プライムビデオを見たりする時に、
「アレクサ、20秒スキップ(巻き戻し)して」
等と秒数まで指定できる機能が特にお気に入りです。
もう、リモコンに手を伸ばす事すらめんどくさいです。

とはいえ、アレクサの事業も赤字と言う事から考えると、いくら天下のAmazonといえども、サービスが終了しない保証なんてありません。

僕は今やスマートスピーカーが手放せない体になってしまったので何とかAmazonさんには頑張ってもらいたいですね。

そのためにも、もっとスマートスピーカーが一般的に普及すればいいなぁ。



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