興味ないものを興味ないって言えない孤独

先日、オンラインサロン・箕輪編集室の定例会に初めて参加した。参加者同士の自己紹介コーナーが最初にあり、ゲストの佐渡島さんの新著に絡めて「孤独を感じるときは何ですか」を他の参加者に話す機会があった。

そのお題を聞いたとき、パッと浮かんだのが「周りで流行ってるものに自分が興味ないけど、それに興味ないと言いづらい(認めてもらえない気がするから言えない)ときに孤独を感じる」だった。

こういう状態になるときって関わる仕事かコミュニティかが自分に合ってないのだと思うのだけれど(自分は3月まで働いてた会社がその状態だった。ネットの流行りに乗らなければいけない仕事だったが、どうしても興味が持てなかったし、なぜ皆がそれに興味があるかもわからなかった)、いまは居心地がよい場所でも将来自分が乗り切れない大きな流れをつくり、そこに合わなくなることはありうる。前職もそうだったので。

「読書歴をさらし合うサロン」では、他の人の読んだ本(その人の知的関心事)に興味が持てないならそれはそれでいいじゃないかを認められる場にしたいと思っている。他の人に無理に共感しなくてもいい、共感されなくても変に落ち込む必要もない。そんなスタンスを認めたうえで、各メンバーの知的関心事を継続的に共有してどんな集団が生まれるかを見てみたい。

共感しないことも許される、そういう“安全・安心”もあるんじゃないかなぁと思ってます。

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