コミュニティの皮をかぶった「サービス」

前回の記事を書いてから、何となく手が動かなかった。

奨学金2.0を考えた

なんでそうなったのか考えてみたところ、「中途半端にお金を意識してしまったから」ではないかと思った。このサロンで月30万円くらいは回るといいな、そのためには1人3000円くらいはもらえるといいな、3000円に納得感があるには何が提供されたらいいのか…。

で、行きついたのが、「指定した本の要約が月に1冊は必ずもらえる」という、コミュニティの皮をかぶった「読書代行・要約サービス」だった。学生側は自分が興味ある本だけ受ければいいとか、知的関心を積み上げる評価経済圏とか、綺麗な言葉を並べてみたものの、元々やりたかったことが「読書代行・要約サービス」の付属品に成り下がってしまっているなと、今日ひさびさに見てみて思った。

元々、自分がやりたかったことは何かというと

・本好きが集まっていて、
・それぞれの人がどんな本に興味があるかを明らかにしていて、
・その興味を参考に、他の人と繋がってもいいし、繋がらなくてもいい

そんな場が作りたい、ただそれだけだったなと。

そこに立ち戻って、もう一度考えてみようかと思います。

サポートありがとうございます! いただいたお金は研究者にお賽銭したり研究者掘り出し活動に使ったりします https://note.mu/2ndlab/n/n45257907f328