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リズムが安定する秘訣 丹田呼吸を覚えよう! テキスト版 Moyashi先生のドラムレッスン

あなたのドラムライフを「最適化」するドラムオプティマイザー、Moyashi先生こと持冨です。

今回は丹田呼吸のお話です。丹田呼吸を覚えると重心が下がって腰周りが安定します。ドラムは上半身も下半身も常に動いているので、腰周りが安定すると演奏のブレが無くなりますよ。丹田呼吸を覚えて、演奏クオリティーを1ランク上げましょう!

それでは行ってみましょー!


丹田呼吸というのは、腹式呼吸のひとつです。通常の呼吸は胸式呼吸、胸で呼吸をする方法ですね。

腹式呼吸は息を吐くときにお腹を凹ませ、お腹を膨らませる勢いで空気を体内に取り込む呼吸法です。腹式呼吸は1回で空気を取り入れる量が多いため、呼吸回数が減り、胸が上下しないため、身体が非常に安定します。ボーカリストには必須の呼吸法ですね。

ただ「息を吐くときにお腹を凹ませる」のお腹が、どこの部分を意識して良いのかが分からない! という意見もありまして、これを解消するのが丹田呼吸です。
丹田とは、おへそから指3本分くらい下にあるツボです。

ヨガで言うところのチャクラ、東洋医学では非常に重要視されている場所ですね。指3本分は人によって違うので、おへそから下の下腹部全部を丹田ゾーンとして、大体この辺かな?というアバウトな認識で問題無いです。

では丹田呼吸をやってみましょう。
丹田に指を当て、下腹部を凹ませながらゆっくり息を吐きます。

息は鼻で吐いて鼻で吸いますが、最初はちゃんと吐き切るのが難しいので、口で吐いて鼻で吸うのがオススメです。

指を当てている部分に力が集まるイメージで、息を吐いていきます。分かりにくければ指で下腹部に軽く圧力をかけ、それを下腹部側から押し返すような感じで息を吐いてみてください。
息を吐ききったら、下腹部を元に戻しながら鼻から息を吸い、空気をお腹に溜めます。これが丹田呼吸です。

これを繰り返し行い、習慣化すると無意識に腹式呼吸ができるようになります。気がついたときにちょこちょこやってみるとか、決まった時間に瞑想として取り入れると習慣化しやすいと思うのでオススメですよ。

楽器演奏者は呼吸をあまり気にしていない人が多いかもしれませんが、前にもお話したとおり、楽器演奏はほぼスポーツです。身体をどう使うかが大事で、それは演奏のクオリティーに直結します。

呼吸を整えることは、あなたの演奏クオリティーを1ランク上げてくれますので、ぜひ取り入れましょう。


丹田呼吸を覚えよう! いかがでしたか?
疑問等あれば、コメント欄にコメントをいただければと思います。
それではまた次回お会いしましょう、お疲れ様でしたー!

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