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深夜の野外フェス MNF in JOIN ALIVEに行ってみた vol.02


深夜の野外フェス MNF in JOIN ALIVEに行ってみた vol.02

深夜帯に開催の野外フェス MNF in JOIN ALIVEに行ってきましたので
簡単にレポートなど。こちら後半になります。
前半から読みたい方はこちら↓
深夜の野外フェス MNF in JOIN ALIVEに行ってみた vol.01

MNF in JOIN ALIVEのざっくりとした説明はこちら↓
JOINALIVE終了後にオールナイトで行われる、
野外クラブイベント「MNF in JOINALIVE」では
メインステージを現代美術家・宇川直宏率いる日本初のライブストリーミング局
「DOMMUNE」とコラボレーション!!!
月明かりに照らされる北海道岩見沢の森の中で
「MIDNIGHT FISHING」として進化(深化)を果たす!!!!!!!
https://sakanaction.jp/feature/summer2019_mnf

サカナクション主催ということで、メンバーもいろんな時間にDJやってたり
参加アーティストのライブに飛び入りで参加する場面も。
出演者のまとめがありました↓

DJにはDaito Manabe(Rhizomatiks Research)、EYE(BOREDOMS)、Ichiro Yamaguchi(sakanaction)、Shotaro Aoyama、ライブアクトとしてKuniyuki Takahashi、巻上公一(ヒカシュー)、飴屋法水。VJおよびビジュアルはAkiko Nakayama、Rhizomatiks Research、Keijiro Takahashi、CEKAIが担当

冬はスキー場になるという山の頂上に2つのステージがあります。
メインステージとサブステージをつなぐ森の中の小道にはウッドチップが敷き詰められ、生憎の雨でもぬかるむことなく快適に歩けます。
この辺はポイント高いです、外イベントは大体雨降るので。
いちおうパッカブルタイプの長靴で足元も安心です。


こちらの小道、
さらにオリジナルの照明で明るくライトアップされてました。
念の為ヘッドランプも持ってきたけど使う場面なし。地味にありがたい。

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イベントは23時にサカナクション 山口一郎がマイク片手に登場、
この日の出演者の紹介や「やっぱり雨ですね」と天気の話。
ゆるい始まりからのShotaro AoyamaのDJは、明るめのハウス中心の選曲で
普段はバンドやロック系の音楽を中心に聴いてるようなフェスのお客さんも
雨の中でリズムに合わせて体を揺らしてました。

会場内には屋根付きのスペースもあり、テーブルと椅子も用意されて
フードやドリンクを楽しみつつ、座りながら音を楽しむこともできます。
そこの壁には昔の小学校でスライドを映すのに使われていたOHP(オーバーヘッドプロジェクター)でオイルライティングなどと呼ばれるサイケデリックな映像が映し出されていました。
サカナクションのツアーでもオイルライティングを担当されている方でした。

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サブステージの様子を見に行ったりしているうちに、年間を通して海外でのライブのオファーが絶えない札幌のKuniyuki Takahashiのライブがスタート。
ステージ後ろのスクリーンには巨大な映像が映し出されるも先程までの
デジタルなVJ映像ではなく、先程目にしたオイルライティングのような映像が。

調べてみると映像はAkiko Nakayamaという方。
プロフィールによると「画家。液体から固体までさまざまな材料を
相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行う」とのことでした。
液体の色も通常のインク的な色のついた液体以外に金色のラメなども登場し
どんどん場面も展開。音とのシンクロ具合や会場全体を覆う自然の霧と合わせて
非日常感が増していきます。

別のイベントで実際にやってる映像がAkiko Nakayamaさんのtwitterにアップされてました。

TEDにも出てたらしい↓

サカナクションの山口一郎も登場して、彼の声をその場でlooperにサンプリングしライブのマテリアルに使うなど、この夜の自分内での最初のピークがこの時間でした。

その後も新宿にあったLIQUIDROOM [リキッドルーム]で聴いて以来、
10年以上ぶりに聴いたBOREDOMS EYEのDJは雨の中でも観客を完全にロック。

そんなクラブ、レイヴ的な流れをぶった切るように始まる飴屋法水の現代アート的パフォーマンス。
巻上公一(ヒカシュー)のライブも同様に、異質な雰囲気を会場にもたらしていていて、
このあたりがDOMMUNEらしさを感じる瞬間でした。

飴屋法水との対話から導き出されるように始まった山口一郎のDJへ、
この頃には空も明るくなり、イベントの着地にふさわしく出演者総出でのエンディングへ。

来年も開催されるのかはまだアナウンスされていませんが、開催されるようなら、また参加したいと思わせてくれるナイスイベントでした。


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