『疲れた夜に現れる「満月珈琲店」 空色ソーダ、三日月クロワッサン… 』

このマガジン『日刊teraが気になるカフェニュース』は、teraが気になったここ数日のカフェ関連のニュースについて、あーでもないこーでもないと言うだけのマガジンです。

〈ニュース概要〉
架空のコーヒースタンド「満月珈琲店」のメニューのイラストがTwitterで話題になっている。
「星屑ブレンド」や「満月バターのホットケーキ」、昨年から投稿され始めたイラストは瞬く間に話題となった。
作者は桜田千尋さんは会社員として働きながらイラストを投稿し、東京ドームシティのミュージアムとのコラボや、劇団とのコラボも実現している。

あぶねぇ…
もし、少し気分が落ち込んだ時にこの記事を見つけていたら、喫茶結社を畳んでいたかもしれない。
それほどまでに、感動した。そして、私にとって理想的なカフェ/喫茶店の魅せ方のひとつだ。こういうの好き。

いやあ。このニュースこれ以上言うことないだろ。
イラスト見てくれよ。それ以外無いよ。


すこし捻り出すならば、

昨今の消費の傾向として
「モノ」消費から「コト」消費に変化した
という考え方がある。

つまり、ただ物品を購入することよりも、特別な体験や経験のための出費を重視するということだ。

私は更にもう一歩踏み込んで、ひとは「物語性」のあるものにお金を使いたい時代なのではないかと考えている。

例えて言うなら、チェーンとコーヒー店で飲むコーヒーよりも、小さなコーヒースタンドでバリスタのコーヒー豆へのこだわりを聞きながらコーヒーを飲んだ方が満足度が高い、と思う人が割と多い時代ということだ。

そういう意味で、「満月珈琲店」のメニューにはタイトルからまず物語がある。
「満月バターのホットケーキ」なんて、満月バターという単語にまず物語がありそうだし、想像力を掻き立てられる。

身近なコーヒーのメニューと、非日常的な物語性。

この二つが並存していることが、とても楽しいと感じる理由なのかもしれない。

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