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真面目な人ほど、生きるのが辛いよねって話

こんばんは、
今日はママさんたち(2人)とランチに行ったのだが、
初めて会う人で、2人ともサバサバ人で良かった!
(サバサバ人=大勢とつるむのを好まないタイプ達)


で、子育てもひと段落して、働きたいよねって話になって、2人とも働く気マンマンで準備していて刺激的だった。
と言っても2人とも、元働いてた会社に戻るだけなんだけどね。

1人は銀行、もう1人は大手メーカー。
2人ともバリバリの総合職。

世代なのかなぁ、
40歳くらいの世代の価値観だなぁ。
って思った。

彼女たちの人生の想像は簡単。

小さい頃から真面目で勉強も出来るいい子。
通知表も良くて、いい高校、いい大学に進学し、就活も成功して、無事大手に就職。

持ち前の自分のスペックもあり、
売れる前の高スペ男との出会いも簡単。
25歳くらいで付き合い始めて、
28歳くらいで結婚。
30歳前に出産、休職、育児。
35歳〜40歳くらいで子育ても落ち着き仕事に復帰。
以降、2馬力で経済的にも恵まれ、
年1以上の家族旅行、シッターやヘルパーさんを付けて家事と仕事の両立。
子どもの受験、就活、そして結婚。
おめでとう育児卒業🎊
おそらくこのようなストーリーを描くために、
今、彼女たちは、
再就職に向けて人事にメールをしたり、
SPIや英語の勉強をしたりしていた。

安定な社畜へまっしぐら?

Aさんは、アメリカ担当で英語を使って仕事をしていたのがおそらく自慢で、今は毎日英語の英会話オンラインをして英語を忘れないようにしているらしい。

Bさんは、銀行でバリバリ営業職。
自分の年収の何倍の利益を挙げるのを目標にしてるって言ってた。

すまぬ、なんか悪口みたいになってしまったが、
最近、自分の「感情」から仕事選びをしたいなと思っている私からしたら、彼女たちの人生は絵に描いたような幸せな図であり、安定的で誰もが羨む仕事(誰もがなれる仕事ではない)をしているわけなのだが、誰もが憧れる仕事だからこそ手放せないでいるのではないかなとも思った。

彼女たちの仕事の先に、彼女たちが求める感情はあるのだろうか。

更には、そんなところまで考えたことあるのだろうか。おそらく、底辺まで落ちたことがないから考えたことなんてないと思うけど。。

彼女たちは真面目で賢く努力家だからこそ、みんなが憧れるレールの上を歩いてこれた。
そして、彼女たちの経歴は誰もが作れる経歴ではない。彼女たちはそのことを自覚している。

だからこそ、それを守るために、今後も頑張り続け、今のキャリアを維持し続けるのだなと思った。


少し、違う視点から言うと、
私は脱落し没落し、迷走し、底辺まで行ったからこそ、今こうして本当の自分の感情を見つめられる機会に巡り会えた。
本当は25歳くらいで巡り会いたかったけど、
まぁ、アラフォーで巡り会えた。

まだ人生をやり直せる可能性があることに感謝しよう。
レールを気にせず歩けることに感謝しよう。


脱世間の価値観。

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