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32ヶ月ぶりの国際線 CX505 to BKK

 搭乗時刻が迫り充分寛いだラウンジを背にゲートへ向かう。次便機材はA350-900。飛行時間は2時間半程。日本ではJAL社が国内線用に15機以上所有運用しているが国際線機材は未だ未所有であると記憶する。この機材、-900も-1000も通常より足元が広い座席が非常口以外にも幾つか存在する。

ななんちゃってThrone Seatがそれだ。

 非常口席の一列後ろの窓側席、その前方座席は取り除かれているので、写真の様に隣席その他へ気遣いする事無く前方へ立席する事が可能である。もちろんこの座席と非常口席等も含め通常は指定できない或いは有料である。Oneworld上級会員であればその限りでは無い。

Inflight Entertainment. IFE

 国際線フライトでの楽しみの一つからエンタメを除く事は不可能だろう。特に映画。諸般の事情、特にC19関連で大打撃を受けた業界の一つである。幾つかの大作等がC19により公開日変更を余儀無くされたのは記憶に新しいところ。
 私も映画鑑賞は大好きである。画質・音質への拘り等では無く、ワザワザ映画館へ出向いて映画を観ると言う、現代ではとても贅沢な時間の使い方が皮肉っぽくて好きなのだ。

TopGun Maverick

 今の時期、これ以外あるまい。機内食も忘れる程没頭。最高である。見終わった頃にCathay金服さんのご挨拶も受けるが、映画の余韻が強くちゃんと挨拶出来なかった。色々聞きたかった、C19期間の事とか。。大変過酷な状況であったのは言わずもがなだろうけど。

Landed safely @BKK

 ちょっとした衝撃の後エンジンカウルが後方へスライド、と同時にブレーキが掛かりマイナスGを体が受ける、そしてアッと言う間にタクシースピードへ。数分後、到着ゲートでゆっくりと停車したCX505からシートベルトサインがあの特有の音とともに消え、乗客が一斉にOver Head Binの荷物を出し始める。この感じも久しぶりだ。降機の際CA各氏へ感謝の挨拶をしながら前方出口へと急ぐ、いよいよ32ヶ月ぶりに他国への入国を果たす時が来た。

感慨一入。

 BKKのイミグレの過去の混雑ぶり等は知っている方は多いでしょう。私もボーディングブリッジを歩いている時に過去の記憶が蘇り、今時期でも最低30分は掛かるだろうな?等と逡巡していた。だが、あのイミグレ手前のコンコースに人が殆ど居ないのである。。

え?まじ。。

 入国所要時間0分。私の後ろに待ち人2人程。。特に何かを確認されたわけでもなく、通常のやり取りで終了。聞かれたことは滞在日数だけ。ネットで散々調べ、ブログ動画も散々見たが、ナンテ事はない、こんなものである。
 私は長期の旅行であっても荷物を預けることは無い。ですので荷物回転台と税関ををスルーしArrival Floorへ。

え?まじ。。

Airport Rail LinkからHotelへと続く。

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