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ゆる山レポ 槍ヶ岳1日目

二泊三日で槍ヶ岳に行ってきた
ゆる登山大好き女ですが、
かなり、かなーり厳しかった…

軽い気持ちでは行かない方が良いけども
自分の記録と反省とともにどなたかの参考になればと思って書いてみます



この大きな大きな荷物により苦しめられることになるとはまだ知らない前日のわたし(荷物14キロ)

 

沢渡の駐車場から朝一のタクシーで上高地入り
ゲートが5時に開門するみたいで多分5時15分くらいに到着
ちなみに車中泊で、前泊(ストイックすぎる)


上高地のターミナル
まだまだ元気だった頃


平日だったけど、そこそこ人がいたかな
観光目的の方も多いかんじ

5時30分くらいに出発しました



河童橋  朝早すぎて人が少ない~


朝は肌寒いけど気持ち良い
去年の9月末くらいにお散歩しに来たときは寒すぎて(たしか10度下回ってた)ダウンを着ないと無理だったけど、
今回は半袖+アームカバーでも大丈夫だったな

そう言えば河童橋にはライブビューイングカメラがついてるから
リアルタイムで家族に見てもらったら面白いかもね
多分30秒くらいタイムラグはある



目的地は果てしなく先なので、
河童橋は写真撮影だけしてそのまま進みます



一日目の目的地はヒュッテ大槍



登山初心者かつどうしても宿でお酒を飲みたい私はザックにビ×2、ワイン×2を詰め込み、
さらにどこで水が汲めるかもわからないので3Lの水を背負ってきてしまう

これが大きな間違いだったよね


お酒は宿で買えば良いし、
槍ヶ岳まではわりと沢沿いなので水を汲めるところは結構たくさんあるのにね


出発時のザック重量が14キロあったので、
早々に不安を覚えます…


この感じで宿までたどり着けるのか…?




初めは晴れていて綺麗な山々が見られた
遥かはるか先に槍ヶ岳がある



途中トイレ休憩をはさみつつ、徳沢着
徳沢の時点でたぶん7時くらい(出発から1時間30分くらい)
ここで朝ごはんを食べました
手軽に食べられるおにぎり、ウィダーインゼリー、パンなどを軽く済ませて出発

徳沢では水が汲めたかも

朝の段階で売店やレストランはやってるので、
時間があればここで買うのも荷物軽量化になるね

徳沢までは観光ハイキングで来ることも全然できると思う

去年来たときはバーナー類を持ってきて、
ここでランチを食べて帰りました



引き続き

横尾山荘着
大体8時30分くらい (出発から3時間)

二日目は横尾山荘に宿泊予定なので、
二日目の宿泊時に必要なものは横尾山荘に預けることができました(ありがたや~)

ポンコツハイカーなので、この時点で結構ヘロヘロたぶん3キロくらいの重たい荷物を預けることができて本当に助かった…
少しだけ生き返る

軽く軽食、トイレを済ませて先に進む
(水も汲めた気がする)


このあたりで左股関節、左太ももを痛める…
原因はたぶん重たい荷物のせい
なんとかかばいながらひたすら上がる

横尾あたりまではほぼほぼ平坦な道のり

涸沢方面にいく人はここで分岐






所々で沢の上を渡るので水は汲める




槍沢ロッヂ着
おそらく11時前くらい?
ここでお昼ご飯を食べました(おにぎりとパン)
少しだけゆっくりします
トイレ済ませる、水汲める、自炊場みたいなのもあったかも

牛丼とかカレーを食べてる人がいた
美味しそう
時間があれば荷物軽量化のためにここで食べても良いと思う


天候が怪しくなってきて、
雲で先の方が見えなくなる
(見えない方が良いこともある…)




先に進む


ババ平着
多分11時半くらい(出発から6時間くらい?)

いよいよ雨が降ってきたのでカッパを着るものの、
15分くらいで止んだ
 



今までは1日6時間くらいの登山しかしたことなかったからこのあたりでいよいよ余裕を失う…
たぶんババ平からヒュッテ大槍まで
距離は4kmくらいなんだけど1000m近く登るの……




水場で水をくむ知らないおじさん


去年夏沢鉱泉で買った手拭い(かわいい)と
水を汲んで冷え冷えのキントーのウォーターボトル


霧の向こうにうっすらみえる槍ヶ岳…
あんなに先なの…?と絶望する


お花がいっぱい咲いててかわいかったんだけど
疲れ果てているので適当な写真しかない、心の目でみて




ほぼ一歩10センチメートルの世界でぎりぎり登っていく…

つづら折りの道が果てしない



ついに!!死ぬほど嬉しかった



あと200m!!ひゅーーー!!!



となるものの、世界で一番長い200mでした……
まじで一生つかなかった
うそでしょ?と思うかもしれませんが、ここから宿の入口まで30分かかるんですよね……なんで???



ヒュッテ大槍は天候のせいもあるかもだけど、
登っていく最中ほぼみえません…
どれだけ近づいているのか全くわからないなか登るのは本当につらかったな……




やっと着いた…泣けるね


霧の中 槍ヶ岳は見えず


なんとかヒュッテ大槍に到着
15時前着(出発から9時間半……)
着かないかと思ったけど、一歩10cmでも歩き続ければ着きました~嬉しい~~~




宿に着き、
早速のビとワ~
(どうしても持っていきたかったけど、持っていかなかったらもっと身軽に登れた気もする)

三保のビ
飲み終わった赤ワイン


世界一おいしかった…
山で飲むお酒は格別です
おつまみも持ち寄って軽い宴会
個人的にはIPAとかヴァイツェンとかのビールなら温くても全然オッケーなので、
山にはいつもクラフトビか外国のビを持っていくことが多い
自分で運んだビはおいしすぎた
(ただ重量があるので荷物軽量化のために今後持っていくお酒は考えなければならないと反省)


赤ワインはファミマで購入したけど思ってたよりおいしい
でも自分の好きなワイン(ヒトミワイナリーとか)を持っていけるのも良いな、と思いプラティパスのワイン用がほしくなる女こと、わたし(荷物軽量化のはなしはどこへ?)


他にも良い案あったら教えてほしい…

ウイスキーをスキットルに入れていくのも憧れるけどウイスキー苦手なんだよな…
焼酎かチャミスルでも入れてく?


ちなみにビールとハイボールとワイン(ボトル)は売ってました
炭酸もあったかも
お金で快適さを買うのも大人ハイカーだよね…(反省)




欲張りなので常に大は小を兼ねるの精神で生きてきたけど山では大は小を兼ねないんだな
コップも無駄にスノーピークの480mlを持っていったけど
小さいサイズのチタンのやつに買い換えようと思いました…(反省)


あと無駄にタオルとか持っていったけど
山で快適に生きようとするなよ、私
今後は手拭い一択





以下、宿の様子


玄関から食堂を眺める
夜ごはん
思ったよりおしゃれ~スパイシー
朝ごはん
私のスペース すぐお店広げちゃう

布団を敷いてもぎりぎり荷物をおける感じでよかった
カーテンで仕切れるので、個人的には気にならない
インナーシーツは持っていった方が快適





一日目の記録





つづく

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