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【フェスレポ】ラブシャ2023_世界一気持ちの良いフェスSLS2days参戦。魅力と楽しみ方を綴ってみる。

ロッキン最終日のフェスレポートを書こうと思って気づいたら時間が経ってしまい、気付けば、今年自分にとって最後の夏フェス「ラブシャ」に3日開催のうち、うしろ2日間参戦してきたこの感想は、ちゃんと残しておきたいと思う。
(ロッキン最終日もよかったです、土砂降りだったけど。ただ、初日がやっぱり凄かったなぁ。)

ラブシャってどんなフェス?

2023年は8月25,26,27日の3日間、山梨県の山中湖の畔、交流プラザ きららにて毎年行われるフェスである。
交流プラザと聞くと屋内っぽいが、実態としては、スポーツ公園のようなものをイメージしてもらいたい。

正式名称は「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2023」。
SPACE SHOWER TV主催のフェスである。

一番大きいLAKEステージ、元からステージのためめちゃくちゃどこからでも観やすいMt.Fujiステージ、ご飯並びながらも聴けるForestステージ、ソロや新進気鋭アーティスト用のGOODVIBES、及び、WATERFRONTステージの計5ステージ。ロッキンは3万歩レベルだったが、ラブシャは2万歩レベルで楽しめるので、大自然の中にありながら、フェス初心者にも優しいフェス。

そして、好きなアーティストの時は最前も狙いやすいフェスだ。
(もちろんLAKE,Mt.Fujiレベルだと相応に早く前で待機する必要があるが。)

山中湖の畔という開放感えげつない環境と避暑地の夏フェスという気候的心地よさがある。
SaucyDogのDr.せとゆいかのMCを借りると「世界一気持ちのいいフェス」ともいえるフェスだ。

山中湖の畔感

ラブシャの個人的な楽しみ方

山中湖でのフェスとなると、移動手段や複数日跨いで楽しむなら宿泊が重要となる。
ラブシャ主幹で様々なツアーが、バスや駐車場と近隣宿泊施設のセットで組まれている。
初心者の方はそちらを活用するのをお勧めする。

ただ、3回行ってる自分個人的には、ある程度お金の余裕があるなら、マイカー/カーシェア/レンタカーを活用し、半年前くらいまでに山中湖南側エリアの駐車場付き宿泊施設を自分で抑えて、現地での移動手段として自転車やキックボードを積んでいくと、フェス以外の時間(行き帰りや夜)も楽しめるのでおすすめ。
(あとシンプルにツアーバス、朝早過ぎてきつい笑)

めちゃくちゃ山中湖沿いの道は混むが、実は南側は会場まで徒歩10分くらいのところまで、裏道でスイスイ行ける。山道感強めだけど。
妻をそこまで車で送り、自分は一度ホテルに戻り、自前のチャリで現地に行って合流が一番楽しいと思っている。
(キャンパーの方は近くにテント張れる施設もあるのでそれも良いと思う。)

帰りには、サウナーとして、聖地「オアシス御殿場」に寄って帰るのがおすすめ。

ラブシャ2023の感想

個人的な楽しみ方Tipsも述べたうえで、本題。今年のラブシャの個人的感想フェスレポートをしていきたい。
自分は後半2Daysを楽しんだので、まずはタイテと見たアーティストまとめから。

8.26タイテと観覧アーティスト
8.27タイテと観覧アーティスト

赤❤️が観覧したアーティスト。
ここからは、ピックアップ&全体の感想を書いていく。
※アーティストさん敬称略で書かせていただきます
(2日目のトリのセカオワについては初めてライブ観るので楽しみにしていたのだが、残念ながら豪雨で中止に…またの機会に…)

RIJF2023で観れなかったSPBVのやっぱりアツいライブ

やっぱり最高だったのは、大好きなSUPER BEAVERのアクト。
個人的にはRIJFで聴けなかった(詳細は冒頭のロッキンレポを参照)SPBVはめちゃくちゃ楽しみにしていた。
セトリは下記参照。

本当は前のサウシーのステージ終わり次第前列凸したい温度感だったのだが、直前のBialystocksを聴きたくてギリギリまでGOODVIBESステにいたので、真ん中くらいで観覧。
そのため周りはSPBVファンというより、初めて観る人の方が多そうな感じだった。
なぜ分かるかというと、SPBVはC&R(コールアンドレスポンス)のために曲を知ってた方がより楽しめるライブなのだが、周りはあんまりついていけてなかったから感じた。ただ、そんな周りの人が終わる頃には「生のSPBVえぐい、ライブまた観たい」と言わせたらしめるパフォーマンスをするSPBVを本当に尊敬する。

青い春でぶち上がり、「ひたむき」(これも個人的に大好きな作品「僕のヒーローアカデミア」主題歌)でぶち上がり、適宜しっとりめソング「儚くない」やアッツいMCを挟んでのアクト。

最高のバランスと感動的感情的なMC。
そう、これが聴きたかった。
ぜひSPBVのライブを観たことない人はぜひ一度観てほしい。

ずっと好きだった、でも観れてなかった、ずっと真夜中でいいのに。

次にアツかったのが、「ずっと真夜中でいいのに。」通称ずとまよのアクト。
なるべく前方で見るため、大好きVaundy早め抜けをして、初体験に臨む。
セトリは下記参照。

Vo.ACAねの口から音源歌唱力と、アナログ×テクノロジーの独自性高い楽器による演奏は、見た目もクオリティも最高だった。
デビュー曲「秒針を噛む」(ライブ観れてなかったけど、Youtube数万回再生の時から大好き)筆頭に、なんといっても、想像以上の「あいつら全員同窓会」ぶち上がりは、夕方から夜にかかる雰囲気含めフェス感MAXの最高のアクトだった。
(「あいつら全員同窓会」のサビはみんなでJUMPしまくり。)
グッズ(Tシャツ・タオル)も一瞬で完売して買えなかった後悔もあり、今回を経て、ワンマンもぜひ参戦したいと感じた。

さすがの貫禄と歌唱力でゴリ押し、ポルノグラフィティ

RIJF2023の出演時も界隈で話題になっていたので、とても楽しみだったアクト。
セトリは下記参照。

全曲強強のセトリ。
唯一知らなさそうな人が多かった「THE DAY」はこれまたヒロアカの主題歌。個人的には爆上がりだった。
あと「サウダージ」の歌い出しがアカペラから入ったが、これもめちゃくちゃよかった凄かった。
生ポルノ、感動しました。

豪雨の中、ステージ前まで出張って一緒にびしょ濡れになってくれた、水曜日のカンパネラ

正直遠くから観れればいいかなーくらいに思っていたのだが、いい意味で期待を裏切ってくれたのが、水曜日のカンパネラ。

嬉しいのが撮影可なアクトでしっかり記録に残せること。
ただ、ここでまさにバケツひっくり返したような豪雨に見舞われる。2曲目「バッキンガム」の途中で雷雲接近により一時中断に。
写真の通り大粒の雨が叩きつける中、曲中断されるまで、また再開後もステージの前に出てくれてVo.詩羽も一緒に濡れながら「ディアブロ」や「エジソン」、「招き猫」で盛り上がるアクトは、水カンの普段の曲のイメージだけでは想像できない、アツいアクトだった。

ラスト2曲が神曲過ぎ、沁みる、SaucyDog

サウシーの「怪物たちよ」と「優しさに溢れた世界で」が好き過ぎて聴くたびに泣きそうになる。
世の中のSNSやってる人はみんな「怪物たちよ」を教科書的に聞いた方がいいと思う。
あと、いつのまにか、「シンデレラボーイ」、「いつか」をやらなくてもアクトが成り立つようになったサウシーの成長に感動。ワンマン行きたいな。

あとは一気に振り返り!ごめんなさい!

  • DISH//
    「猫」一発の印象が強めだが、フェスで観るDISH//はかなり盛り上がれる。他の曲もちゃんと聞いた方がいい。「沈丁花」が好き。

  • UNISON SQUARE GARDEN
    初めて生で観れた。生の「シュガーソングとビターステップ」は圧巻。

  • go!go!vanillas
    ライブ映え代表のアーティスト。本当は個別でまとめたいくらいぶち上がった。王道だけど「青いの」が好き。「平成ペイン」ラストで最高潮のライブでした。撮影可でいっぱい思い出に残しました。

  • CreepyNuts
    「のびしろ」の大合唱が最高でした。DJ松永かっこいい。R指定は安定のラップ力、派手なアクセサリーも刺青もいらない。

  • STUTS
    おしゃれDJ。昨年のゲストが土屋太鳳だったのでハードル上がり過ぎてた笑

  • アジカン
    今年の夏はリライトの囁きからぶち上げ観れず残念。さすがの貫禄でした。

  • 佐藤千亜妃
    けっこー楽しみにしてました。口から音源。最前で観れたのに豪雨で中断。残念…。

  • Chilli Beans.
    ノリノリおしゃれソング。色んなフェスに参戦して磨かれてきた感。3人で叩くドラムパフォーマンス、かっこいい。

  • カネコアヤノ
    すっごい歌上手い。絶妙なハスキーボイスとゆるめメロディのバランス感。

  • Bialystocks
    新進気鋭なおしゃれ系バンド。最近激推し。ジャズっぽいトーンだけどちゃんとロックだと感じるおしゃれ曲たくさん。そして、生で聴いて、こういう曲ライブ映えしないという偏見あったけど、歌唱力含めめちゃくちゃ凄かった。

  • 東京スカパラダイスオーケストラ
    ゲストに石原慎也を迎え、最高の盛り上がりのアクト。スカパラのフェスステージは安定して楽しめるクオリティなの、毎回すごい。

  • クリープハイプ
    入りアカペラのしっとり「ナイトオンザプラネット」から「ラブホテル」「栞」でのぶち上がり。曲中に挟むMCも含め最高でした。

  • Vaundy
    今回も最高でした。ただ初見ずとまよ優先したので最後まで観れず…。改めてアクト時間が長かったロッキンセトリが凄かったな。後ろの方で観てたので「CHAINSAW BLOOD」叫びは周りとの温度差やばかった笑

  • back number
    ロッキンと違い、今回はしっかり観ました。全曲イントロだけで「おおーこれかー」っていう空気作れるの、改めてすごい。すごくリアルな感情のMCで「今年フェスにいっぱい出させてもらってて、俺たちにしかできないことはもう無くなるくらいすごい人達が出てきてて、ただ、俺たちだからできることを精一杯やっていきたい」という言葉は沁みました。

  • ラジオDJ 樋口大喜
    ゲストに、カメレオン・ライム・ウーピーパイ、FIVE NEW OLD Vo. HIROKIを迎え、クロージングアクトのDJを。クロージングアクトのDJ、DJ和に教えてもらったけど、最高のクロージングになります。おすすめです。まさかずとまよで2回JUMPできるとは。

  • 他の方々
    Kroi、アルカラ、マルシィ、羊文学はちゃんと聴きたかったけど、タイテ都合で遠くから数曲聴いただけになった方々。また機会あればちゃんと聴きたいです。今回知ったZIONも、元NICO touches the wallsのVo.が新たに始めたバンドらしく注目していきたい。

まとめ

ちょうどいい(長い)感じになってきたので、まとめ。
やっぱりラブシャは気持ちいいフェス。
避暑地ならではの夏フェスで、8月末開催なので気温も少し落ち着いてくる気候含め、最高。天気が崩れやすいのがたまに傷だけど、まあそれも一興。レインコートと泥はね対策で乗り切れればよき。(今回はセカオワ中止にまで追い込まれたのでそれは頂けないのだが…)
都市型フェスもいいけど、自然の中のフェスって、いいよね、と思いました。

大自然の中のLAKEステージ

あと、さやべびさん(@_.sayababy._)3回見かけたけど声掛けられなかった…日和った…。
音箱生活開催してくれてありがとうって言いたいな、いつか。

ということで、ラブシャレポートでした。
いつだって今日が人生のピーク。
音楽とともに頑張って生き抜いていきましょう。

読了感謝。

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