見出し画像

方針をつくるためにはタスク整理から

「忙しすぎて、思うように進まない」と思ったことはありませんか?

忙しすぎてうまく行かない。という中堅メンバーに私がお勧めのが
『決めるマネジメント』という本です。
私がリクルートエージェントの企画開発部時代に学んだことが、詰まっている!と当時衝撃を受けた内容です。

「方針を決めて実行する」という仕事の仕方は、年配のメンバーマネジメントや短期間のプロジェクトの成功や異動における業績向上にも役立ちました。
なにより私が好きなのは、それにより人材育成や組織開発の時間を作れるようになったことでした。


まずは現状の全体像の把握からタスクまでを洗い出し

リクルートエージェントの企画開発部での経験は、多くの学びがありましたが、特に「方針を策定するために、自分の立ち位置やタスクを整理すること」という第一歩に気づいたことが大きかったです。

現場の方針を作成するには、まずなにを目指しているのか部署全体の把握からスタートします。
それから全体像から考えたチームの案件とやるべきことの優先順位を書き出します。
そこで出てきたことをタスクとして紙に書き出し、その緊急度と重要度を評価。

それから、チームの中の自分の立ち位置を把握。
自分がやるべきことを認識したうえで、更にタスクを整理しました。

私は自分がなにをなすべきかを明確化したことで、
最初バタバタだった仕事から「なんとか回せている」と思えるようにまで改善しました。
しかし、この方法だけでは、忙しさに追われる日々は変わりませんでした。

忙しさを超える一歩

当然ながら、担当としての責任を果たすためには、処理だけではなくプラスアルファの価値貢献が必要です。

自分が、「現在の処理」だけに追われていたのだなと気づいたことから、「未来/中期テーマ」という新しいフレームをノートに書きたしました。

これが、いい仕事をしてくれました。

今手がけるべきタスクをこなすだけでなく、将来的に問題が解消されるよう、先を見据えた計画を立てることを自動的に考えるようになったのです。

これにより、手放す仕事はなにか?これは短期的な効果なのかそうではないのかを明確に意識できるようになり、プロジェクトの卒業もスムーズにできるようになりました。


まずは全体像を把握しながら、自分の仕事の立ち位置の把握。
タスクを洗い出し、優先順位を設定
さらに、未来/中期的なテーマについても一緒に記載することで、
更にダイナミックな計画を立案。

これで集中すべきことがかなりわかってくると思います。

もし「現在の処理」だけに集中しているなど気づいたら、「未来/中期」という観点もいれてノートに書き足していってみてください。
20代から30代の仕事に移行する際に、全員に知ってほしい内容です


もっとわかりやすく、詳細な内容が記載されいます。また別記事で記載します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?