養老孟司先生
先日、職場にテレビ撮影で養老孟司先生が来ました。ありがたいことにお部屋の担当になり、丁寧に丁寧にお願いして、私が持参した養老先生の著書にサインをしていただきました。
養老先生の本との出会いは遡ること10年ほど前、夫が出してきた一冊「わかることはかわること」。養老先生と佐治晴夫さんの対談の本です。
この本を読んだ詳しい経緯は忘れてて、夫が本を出してきた時に話してくれても、そうだったっけ?みたいな感じですっかり忘れてました。ただ、この本のタイトルと読んで面白い考え方や捉え方だなと思ったことだけ覚えていました。
本にまつわるエピソードについて養老先生に伝えたり言葉を交わしたことが、今でもなんだか夢の中の出来事のようで不思議な感じがします。
後日、取材で関わった制作会社さんから養老先生の本が送られてきて、なんと私に送っていただいた本でした。サインまで入れていただいていて、なんて気遣いの方なんだろうと感動してしまいました。その本は「まる ありがとう」という、養老先生の愛猫まるの写真とエピソードがたっぷりつまっている本です。まるは2020年にこの世を去りました。その時のエピソードも含まれています。まると養老先生の関わりを通して見えてくる養老先生の考え方や生活も読みどころのひとつでした。
いただいた本も含めて、またあらためて養老先生の本を読み始めています。今のなんだか混沌とした世だからこそ読み返すタイミングだったのかな、なんて思います。
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