知らない

夏のい草の上で冬のにおいを思い出ししている
ピンと張った空気は指先で弾けば一等星になれない星屑たちが飛び散りそう
わたしたち、上手くやれていたかしら?
頭の中の冬のにおい
鼻の奥にツンときて
あれは星の死臭だろうか。

#詩 #ポエム #言葉