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「『パパとママ』の声を完コピ! タカラトミーの読み聞かせスピーカーが話題に」ITmediaビジネスオンライン 2022/12/22

【記事の要約】
タカラトミーが開発した「coemo」(1万2980円)は、ナレーターに情感たっぷりに読んでもらった音声データに、合成音声技術の特徴を当てはめ、家族の声とそっくりな合成音声で60以上の童話などを読み聞かせる玩具だ。既に玩具関連の賞を複数受賞している。開発時には、ナレーターと家族の合成音声の読みきかせを比較する調査が行われ、家族の合成音声のほうが「好き」と回答した子どが断然多かった。また、衛生面への配慮から、ぬいぐるみではなく、見た目を家電に寄せ、照明機能も付けた。

【私の考え】
子どもの語彙力は、3歳までに聞いた語彙の量と関係があるという研究も存在し、読み聞かせ自体も語彙力の向上、問題行動の減少に効果があるという研究があるため、教育的な効果の大きい玩具であると考える。一方で、手間にはなるが、読み聞かせによって母親側が子育てで感じるストレスが減少するという研究も存在するため、必ずしも読み聞かせというコミュニケーションの軽減が望ましいとは言えないと考える。AIによる子育て、教育のコスト軽減と、手間のかかるコミュニケーションのバランスの調整の重要度が高まると考えた。


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